公開日 2025年07月17日
北海道大学および札幌市内において、バイカルハナウド(ジャイアント・ホグウィード)と見られるセリ科の植物が生育しているとの報道を受け、登別市内でもこれに似た植物を見たとの情報やお問い合わせが寄せられております。
しかしながら、北海道内には「オオハナウド」や「エゾニュウ」など、これに類似した在来の植物が数多く存在しているため、識別が非常に困難です。
バイカルハナウドは、葉や茎を傷つけた際に分泌される樹液に強い毒性があるものの、触れない限り人体への危害は生じないとされていますので、疑わしい植物を見かけた際には「近寄らない」「触れない」を徹底してください。
環境省北海道地方環境事務所では、「在来種大型セリ科植物、ジャイアント・ホグウィード(バイカルハナウド)類似植物の識別に関する参考資料について」を公開しておりますので、参考にしてください。
※花が咲いた状態で草丈が1m未満のものについては、「バイカルハナウド」ではないと判断されております。