公開日 2024年08月23日
8月後半は、気温が高くなることが予想されますので、熱中症予防のための行動をとりましょう。
熱中症とは
気温と湿度が高い環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。
屋外だけでなく室内、そして夜間でも発症し、救急搬送されたり場合によっては死亡することもあるので、注意が必要です。
こんな症状があったら熱中症を疑いましょう
・めまい
・失神
・筋肉痛、頭痛
・高体温、大量の発汗
・吐き気、嘔吐
・倦怠感
・けいれんなどの運動障害
・呼びかけに応えないなどの意識障害
熱中症が疑われるとき
涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰などの涼しい場所へ避難しましょう。
からだを冷やす
衣服をゆるめ、からだ(首の周り、脇の下、足の付け根など)を冷やしましょう。
水分・塩分補給
水分・塩分を補給しましょう。
熱中症が疑われる人が呼びかけに応えないときは、ためらわずに救急車を呼びましょう。
熱中症を予防するために
暑さを避ける
・屋外では、日傘を利用したり帽子を着用し、日陰などでこまめに休憩しましょう。
・室内では、エアコンなどで温度を調節し、室温をこまめに確認しましょう。
・体内に熱がこもることを避けるため、通気性のよい衣服を着用し、保冷剤や冷たいタオルなどでからだを冷やしましょう。
こまめに水分・塩分を補給する
屋外・室内に限らず、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分・塩分を補給しましょう。
熱中症に特に注意したい方々
・小さな子どもは、体温の調節機能が十分に発達していないので、気を配る必要があります。
・熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能、からだの調節機能が低下しているので、注意が必要です。
・障がいのある方は、自ら症状を訴えられない場合があるため、特に配慮しましょう。