公開日 2023年11月30日
室蘭保健所管内を対象に咽頭結膜熱警報が発令されました。
今後、室蘭保健所管内において流行がさらに拡大する可能性があります。手洗いやうがいなど感染予防に努めるようお願いします。
咽頭結膜熱の感染予防
患者との密接な接触は避け、タオルなどは別に使いましょう。また、流水とせっけんによる手洗い、うがいを行いましょう。
プールでは、水泳前後にシャワーを浴びて、よく体を洗うとともに、うがいをしましょう。
咽頭結膜熱とは
アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎、(結膜充血、眼痛、目やになど)のほか、食欲不振、全身倦怠感、頭痛などの症状がみられる小児に多い病気です。
通常、6月頃から徐々に流行し始め、7~8月にピークとなります。プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。
治療は対症療法のみで、発熱、のどや目の痛みなどつらい症状をやわらげる治療が中心です。
吐き気、頭痛の強いとき、せきが激しいときは早めに医療機関に相談してください。
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