脱炭素へ向けてひとりひとりができること「ゼロカーボンアクション30」

公開日 2022年07月07日

 地球温暖化は、気候変動を引き起こし、氷河の融解や海面水位の上昇、洪水や干ばつ、陸上や海の生態系への影響、食料生産や健康など人間への影響を及ぼす全世界共通の課題です。

 この課題を解決するため、日本では脱炭素社会の実現、すなわち2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」を目指すこととしており、登別市も同様に「ゼロカーボンシティ」へ挑戦することを令和4年2月に表明しました。

 環境省のCOOL CHOICEウェブサイトによると、衣・食・住・移動など、私たちが普段の生活の中で消費する製品・サービスのライフサイクル(製造、流通、使用、廃棄等の各段階)において生ずる温室効果ガスが、我が国のCO2排出量の約6割を占めています。

※出展:環境省 COOL CHICE ウェブサイト(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/about/action_required.html

 また、全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトによると、家庭からの二酸化炭素排出量の用途別内訳は、「照明・家電製品などから」が32.4%と最も多く、次いで「自動車から」が22.7%、「暖房から」が15.9%、「給湯から」が15.0%となっています。

※出展:温室効果ガスインベントリオフィス/全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト

 私たちが、生活の中でちょっとした工夫をしながら、無駄をなくし、環境負荷の低い製品・サービスを選択することで、こうしたライフスタイルに起因するCO2削減に大きく貢献することができます。

 環境省では、日常生活における脱炭素行動と暮らしにおけるメリットを「ゼロカーボンアクション30」として整理しています。地球環境の未来を守るため、できるところから取り組んでみましょう!!

 アクションリスト

1.電気等のエネルギーの節約や転換

アクション 暮らしのメリット
1 再エネ電気への切り替え ・自宅への自家消費型太陽光発電を設置することが難しい状況で も、再エネ普及に貢献できる。
2 クールビズ・ウォームビズ

・気候に合わせた過ごしやすい服装・ファッションで効率の向上、健康、快適に。

・夏のスーツのクリーニング代節約、光熱費の節約ができる。

3 節電

・光熱費の節約、火災等の事故予防。

・外出先から遠隔操作で家電を OFF に。

4 節水 ・水道代の節約ができる。
5 省エネ家電の導入

・電気代の節約ができる。

・健康、快適な住環境づくり(エアコンの新機能や扇風機・サーキ ュレーターとの組み合わせによる快適性・利便性の向上、冷蔵庫の新機能(鮮度保持や収納力向上)による食材の有効活用促進)。

6 宅配サービスをできるだけ1回で受け取る

・受取時間の指定で待ち時間を有効活用(いつ届くかわからないまま受取に備えて、いたずらに待たずに済む)。

・配達スタッフの労働時間抑制、非接触での受取りが可能。

7 消費エネルギーの見える化

・実績との比較により、省エネを実感。光熱費の節約ができる。

・省エネを家族でゲーム感覚で楽しみながらできる。

2.住居関係

アクション 暮らしのメリット
8 太陽光パネルの設置

・自宅に電源を持ち、余剰分は売電することが可能。

・FIT 制度等を利用することで投資回収が可能(電力会社等が初期費用を負担し、電気代により返済する方法も普及しつつある)。

9 ZEH(ゼッチ)

・健康、快適な住環境を享受できる(断熱効果で夏は涼しく、冬は 熱が逃げにくい。また、結露予防によるカビの発生抑制、冬のヒ ートショック対策、血圧安定化等の効果がある。)。

・換気の効率向上(換気熱交換システムなら冷暖房効率を極力落とさずに室内の空気環境を清浄に保持)。

・光熱費の節約ができる。

10 省エネリフォーム

・遮音、防音効果の向上。

・室内環境の質を維持しつつ、大幅な省エネを実現できる。

・防災レジリエンスの向上。

11 蓄電池・蓄エネ給湯器の導入・設置 ・貯めた電気やエネルギーを有効活用することを通じて、光熱費の節約や防災レジリエンスの向上につなげることができる。
12 暮らしに木を取り入れる

・生活の中で木を取り入れることは、温かみや安らぎなど心理面での効果がある。

・木は調湿作用、一定の断熱性、転倒時の衝撃緩和等の特徴があり、快適な室内環境につながる。

・木を使うことで、植林や間伐等の森林の手入れにも貢献できる。

13 分譲も賃貸も省エネ物件を選択

・光熱費の節約ができる。

・健康、快適な住環境を享受できる。

14 働き方の工夫

(職住近接、テレワーク、オンライン会議など)

・通勤、出張等による移動時間・費用の節約ができる。

・生活時間の確保(家族との時間や育児・介護との両立、自宅で昼食を摂るなど、生活スタイルに合わせた時間の確保)。

・身体的な負担の軽減(混雑した電車や道路渋滞などからの解放)

・徒歩や自転車圏内なら、人との接触(密)を避けられる。

・寒い冬は南で、暑い夏は北で暮らす等の工夫により、できるだけ省エネかつ健康維持。

3.移動関係

アクション 暮らしのメリット

15 スマートムーブ

(徒歩や公共交通機関で移動、エコドライブ、カーシェアなど)

・健康的な生活の促進(運動量の確保等)

・徒歩・自転車利用で密を回避、交通渋滞の緩和

・燃費の把握、向上

・同乗者が安心できる安全な運転、心のゆとりで交通事故の低減

・自動車購入・維持費用の節約、TPO に合わせて好きな車を選択可能。

・必要なときに必要な分だけ利用ができる。

16 ゼロカーボン・ドライブ

(再エネ燃料、EV/FCV/PHEV)

・静音性の向上、排気ガスが出ない。

・蓄電池として、キャンプ時や災害時等に活用することも可能。

・ガソリン代のコストパフォーマンスの向上。

4.食関係

アクション 暮らしのメリット
17 食事を食べ残さない

・適量の注文により食事代を節約できる。

・食べ残しの持ち帰り(mottECO)が可能であれば、他の食事に充てられる(食べ残しが減少することは料理の提供者側のモチベーションアップにもつながる。)

18 食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫

・食費の節約(計画性のある買い物による節約)

・家庭ごみの減量(生ごみの管理が不要もしくは低減)

・子どもへの環境(家庭)教育推進活動につながる。

・作り手のモチベーションアップ

・過食・飽食の抑制、暴飲暴食の回避による健康維持

・フードバンク等への寄附は、生活困窮者支援にもつながる。

19 旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活

・食を通じた QOL の向上(旬の食材は美味しく栄養価が高く、新鮮な状態で食べることができる。食を通じて季節感や地域の気候風土が感じられる。地域活性化や食の安全保障にも貢献でき、地元の生産者等とつながることは安心にもつながる、皮の部分等もおいしく食べる方法を考えることで栄養価も上がる。本来の食べ物の姿に触れることで自然とのつながりが感じられる。)

・栄養状態の改善(野菜不足を解消し栄養バランスが改善する)

20 自宅でコンポスト

・生ごみの減量と子どもへの環境(家庭)教育推進活動につながる。

・作った堆肥を家庭菜園やガーデニングに活用できる(家庭菜園やガーデニングによりリラックス効果も)。

5.衣類、ファッション関係

アクション 暮らしのメリット
21 今持っている服を長く大切に着る

・使い慣れた服を長く使える、愛着が湧く、こだわりを表せる。

・体型維持(健康管理)を心がけることができる。

・染め直しやリメイクなど手を加えることでより楽しめる。

・綺麗に管理することで、フリマ等に回すことができる。

22 長く着られる服をじっくり選ぶ

・無駄遣いの防止(消費サイクルが伸びる)。

・使い慣れた服を長く使える、愛着がわく、こだわりを表せる。

・体型維持(健康管理)を心がけることができる。

23 環境に配慮した服を選ぶ

・無駄遣いの防止(衝動買いを避ける)。

・衣を通じた QOL の向上

・服のできるストーリーを知る楽しみも出てくる。

6.ごみを減らす

アクション 暮らしのメリット
24 マイバッグ、マイボトル、マイ箸、マイストロー等を使う

・家庭ごみを減量できる。

・自分の好きなおしゃれなバッグや容器を楽しめる。

・使い慣れた物を長く使える、物への愛着がわく。

・環境を大事にする気持ちを行動で表せる。

25 修理や補修をする ・こだわりや物を大切にする気持ちを表せる(自分らしいアレンジや親から子へ世代を越えて使うなどして楽しむことができる)。
26 フリマ・シェアリング

・購入、維持費用の節約(必要な物を安く手に入れることができる)ができる。

・自分にとっては不要な物でも必要とする他の人に使ってもらい、収入にもなる。

27 ごみの分別処理

・家庭ごみを減量できる。

・資源回収への協力による協力金やポイント還元等(地域で実施すれ ば、コミュニティの活性化にもつながる)

7.買い物・投資

アクション 暮らしのメリット
28 脱炭素型の製品・サービス

・より簡易な包装の商品、環境配慮のマークが付いた商品、バイオマス由来プラスチックを使った商品、詰め替え製品を選ぶことで自分の購買によって環境負荷低減に貢献できる ことが分かる。

・ごみの分別が楽になる(ラベルレスのペットボトル等)。

・市場への供給量が増え、商品の多様化・価格低減化につながる。

29 個人のESG投資

・個人で ESG 投資(気候変動対策をしている企業の応援)

・地球温暖化への対策に取り組む企業の商品の購入や製品・サービスの利用、投資等により、環境に配慮する企業が増加し、脱炭素社会づくりとして還元される。

8.環境活動

アクション 暮らしのメリット
30 植林やごみ拾い等の活動

・環境を大事にする気持ちを行動で表せる。

・ゼロカーボンアクションの取組を発信、シェアすることで取組の輪を広めることができる。

出展:地域脱炭素ロードマップ(国・地方脱炭素実現会議)

「ゼロカーボンアクション30」の詳細はこちら 環境省ウェブサイト(外部リンク)

問い合わせ

市民生活部 環境対策グループ
TEL:0143-85-2958
FAX:0143-85-2585
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