野生動物へのエサやりはやめましょう

公開日 2022年06月24日

キツネ、ネコ、カラスなどの野生動物が「かわいいから」「動物に近づいてほしいから」といった理由だけでエサやりをしていませんか。

野生動物へエサやりをすることは、その動物や周りの環境にさまざまな影響を与えることになります。
むやみにエサやりをするのはやめましょう。

なぜエサやりをしてはいけないのですか

野生動物へむやみにエサやりをすると、次のようなことにつながる可能性があります。

  1. 野生動物が自分でエサをとることができなくなる
     人からエサやりをされた野生動物は、人に近づけばエサがもらえることを学習し、自分でエサをとることができなくなる可能性があります。
     また、野生動物が自然にはない食べものを食べることで、病気になってしまう場合があります。
  2. 生態系の変化
     エサを与えられた動物が本来食べていた動植物が減らないことや、エサを与えられた動物だけが増えてしまい、生態系のバランスが乱れるおそれがあります。
  3. 農地や家庭の菜園やゴミ捨て場などが荒らされる
     エサを与えられた動物や、エサに引き寄せられた別の動物が、農地や家庭菜園で作物を荒らすことや、ゴミ捨て場でゴミを荒らしたりすることがあります。
  4. 周りの方が住みづらくなる
     エサやりをする場所に野生動物が集まり、フンや尿、鳴き声などにより周りの方が困っている場合があります。
  5. 感染症を広げてしまう
     野生動物は、伝染病(鳥インフルエンザやエキノコックスなど)に感染していることがありますので、近づかないようにしましょう。

野生動物のため、人のために

人が近づかず、自然のまま優しく見守ることが、野生動物との正しいつきあい方です。
みなさまのご協力をお願いします。

問い合わせ

市民生活部 環境対策グループ
TEL:0143-85-2958
FAX:0143-85-2585
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