「緊急事態宣言」に伴う市民の皆様へのお願い

　５月14日、国は、新型コロナウイルス対策でより強い措置が必要だとして、北海道を対象に緊急事態宣言を発出する方針を決定しました。
　道内における新型コロナウイルスの一日当たりの新規感染者は、今月13日、初めて700人を超え、札幌市内においては約500人の感染者が発生し、感染の急激な拡大に歯止めがかからない状況にあります。
　また、国においても、道内一日当たりの感染者はまだまだ増えることが予測されており、極めて深刻な状況にあります。
　この危機的状況を乗り越え、笑顔で明るく生活できる日々を取り戻すため、今こそ私たち一人ひとりが強い危機感を共有し、感染拡大への対策に取り組む必要があります。
　本市においては、緊急事態宣言期間である５月16日から５月31日までの期間において、公共施設の利用を制限し、感染症対策に取り組むこととしました。皆様には、ご不便をおかけしますが、ご自身と身近で大切な人を守るために欠かすことのできない行動であるとご理解とご協力をよろしくお願いします。
　また、この土・日曜日についても、できうる限り外出を避け、感染症対策に努めてくださいますよう重ねてお願いします。

　市民の皆様におかれましては、引き続き、次の対策等の徹底をお願いします。
◎緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域との往来をできうる限り行わない。
◎体調が悪いときはもちろん、緊急事態宣言期間中はできうる限り外出を控える。
◎自らの立場に置き換えて、感染された方やご家族への誹謗中傷、根拠のない噂の拡散などは厳に慎み、思いやりのある行動をとる。

令和３年５月１４日
登別市長　小笠原 春一