性の多様性を知っていますか?

公開日 2026年02月26日

 性のあり方について、単に「男性」や「女性」のみで捉えるのではなく、性を構成する要素がどのようなものかを知り、その多様さへの理解を深め、性のあり方に関わらず等しく人権を尊重することの意味を今一度考えてみませんか。

性を構成する要素

 個人の性については「男性」と「女性」の2つに区分して表現されることが一般的ですが、実際には性のあり方(セクシュアリティ)は次の4要素の組み合わせで構成されています。
 また、セクシュアリティは一人ひとりで少しずつ違い、明確に区分することができないグラデーションのようなものであり、性自認や性的指向が流動的な人もいます。

①からだの性(生物学的な性)

出生時に割り当てられた性別をもとに戸籍に記載された性別

②こころの性(性自認)

自分がどの性別であるか(または、ないか)の認識

③好きになる性(性的指向)

恋愛感情や性的な関心の対象が、いずれの性別に向かうか(または、向かわないか)

④表現する性(性表現)

服装や言葉遣い、立ち居振る舞い等で自分の性を外向きにどう表現するか(したいか)

 性自認や性的指向は、本人の意思や周囲の働きかけで変えられるものではなく、その人が自然と持っているものです。個人の尊厳に関わる大切なものであるという認識を持ち、違いを認め合い尊重する姿勢を持つことが極めて重要です。

LGBTQとは?

 性のあり方が全体からみて少数派である人々を表す言葉として、性的マイノリティ(セクシュアルマイノリティ、性的少数者)が用いられることがあります。
 また、「LGBT」(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとったもの)と称される場合も多くあり、その他のセクシュアリティの頭文字も含め、「LGBTQ」「LGBTQ+」など性のあり方の多様性に合わせ、様々な表記が存在します。

Lesbian(レズビアン)

女性同性愛者

Gay(ゲイ)

男性同性愛者

Bisexual(バイセクシュアル)

両性愛者

Transgender(トランスジェンダー)

出生時に割り当てられた性別と、自認する性別が一致しない人

Questioning(クエスチョニング)

自分の性的指向・性自認が定まって(を定めて)いない人

Queer(クィア)

規範的とされる性のあり方に当てはまらないジェンダーやセクシュアリティを包括的に表す言葉

+(プラス)

LGBTQに含まれない様々な性自認・性的指向を含めた表現

SOGI(ソジ)という概念

 「LGBTQ」が全体から見た特定の少数派の人たちを総称するのに対し、「SOGI(ソジ)」は、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとったもので、多数派か少数派かに関わらず、すべての人が持っている属性(要素)を表現する言葉です。人権保障の面で国際的に広く使用されています。

多様性を認め合えるまちに

 性的マイノリティの人たちの多くは、周囲からの差別や偏見を恐れ、当事者であることを隠して生活している場合があります。差別や偏見などが解消されておらず、社会の中で理解が進んでいると言えない状況では、自身のセクシュアリティを知られることによって更なる困難が生じる可能性があり、自身や家族の生活、ひいては生命を脅かすことにも繋がります。
 多様な性のあり方について正しく理解し、差別や偏見をなくすよう理解促進と支援に取り組む必要があります。

カミングアウト

 「カミングアウト」とは自身のセクシュアリティを自らの意思で他者に打ち明けることです。ただし、必ずしも「公に広く」公表するという意味ではないということに注意が必要です。

アウティング

 「アウティング」とは他者のセクシュアリティを、本人の同意なく第三者に暴露することです。悪意の有無や不注意・知識不足などの理由を問わず、アウティングがもたらす事態は大変に深刻で、最悪の場合自死につながる場合もある重大なプライバシー侵害です。

Ally(アライ)

 LGBTQについて理解や支援の意思を持つ人をAllyといいます。当事者でなくても、性の在り方の多様性に関する書籍や映像作品に触れて理解を深めたり、虹色のグッズを身に着けることでLGBTQについての理解や支援の意思を示し、性の在り方の多様性を尊重する社会の実現の一歩となります。

相談窓口

「登別市の相談窓口」 市民生活部市民協働グループ

 LGBTQ(性的マイノリティー)やパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度などについて、お話をお伺いします。

 〇電話 0143-85-2139(年末年始を除く平日9時~17時30分)

「よりそいホットライン」 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

 どんな人の、どんな悩みにも寄り添って、一緒に解決する方法を探してくれます。セクシュアルマイノリティ専門ラインでは、LGBT当事者であることや、性別違和感について誰にも話さないでいる、そのために将来に不安があるがどうしたらよいのかわからないなど、セクシュアリティに関わる悩み、困りごとについて相談を受け付けています。

 〇電話 0120-279-338(相談料、通話料無料)
   ※受付時間:24 時間
   ※ガイダンスが流れたら「4」を押すとセクシュアルマイノリティ専門ラインにつながります。
 〇SNSチャット https://form.comarigoto.jp/sexual_minority
   ※返答日時 月・金・日曜日の16:00~22:00
   ※上記日時で相談があった場合はリアルタイムで返答されます。

「にじいろ法律相談」 札幌弁護士会

 さまざまな性的指向や性自認を有する方のための専門電話相談です。恋人や家族とのこと、職場や学校のこと、結婚や離婚のこと、戸籍や遺言のことなど周囲に打ち明けられない悩みを弁護士が一緒に考えます。

 〇電話 080-6090-2216(相談料無料、通話料がかかります)
   ※相談日時 毎月第2火曜日 17:30~19:30(祝日を除く)
         毎月第4金曜日 11:30~13:30(祝日を除く)
   ※同会のホームページからオンラインによる予約受付があります。

「にじいろtalk-talk」 NPO法人 北海道レインボー・リソースセンター L-Port

 同性愛や両性愛、Aセクシュアル、自分の性別に関する悩み(性別の違和感)についてLINEで相談できます。セクシュアルマイノリティに関する知識を持った相談員が相談者の悩みを一緒に考えます。

 〇相談日時 月2回 19:00~22:00 
 〇LINEアカウント名 にじいろtalk-talk
  ※利用にあたってはLINEの友達登録が必要です。
  ※相談日は同法人のホームページをご確認ください。

問い合わせ

市民生活部 市民協働グループ 市民協働グループ(市民生活担当)
TEL:0143-85-2139
FAX:0143-85-7674
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