犯罪のない明るい地域社会を築く「社会を明るくする運動」

公開日 2021年09月10日

 「社会を明るくする運動」は、全ての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
 登別市地区では、小・中学生を対象に作文の募集や啓発物品の配布のほか、登別地区保護司会や保護観察官などの関係機関や関係者が参加する研究会の開催などの取り組みを行っています。

 令和3年度は、7月8日に登別地区保護司会から小笠原市長へ、運動の意義を強調する内閣総理大臣のメッセージと、市内の小・中学生による誓いの言葉が伝えられ、地域と行政が一丸となって明るい社会づくりに取り組む姿勢が示されました。犯罪や非行のない安全で安心な暮らしを実現するため、市民一人ひとりが何ができるのかを考えることが大切です。市内の小・中学生による誓いの言葉を受け止め、皆さんも一緒に考えてみませんか

 


小笠原市長へ内閣総理大臣のメッセージと、市内の小・中学生による誓いのの言葉を伝達する登別地区保護司会の皆さん

 

 

令和3年度 小・中学生による誓いの言葉

五十嵐 友彩さん

(鷲別中学校3年生)
 自分と平等であるはずの人を傷つけたり、人の物を奪ったりする犯罪や非行は今も昔も完全に途絶えることはありません。
 また、私たち全員がそれらに巻き込まれる可能性があるというのも事実です。
 しかし、これからもこの世界と深く関わっていく私たちが、自らその道に足を踏み入れないために次のことを宣言します。
○私たちを支えてくれる人々の話に耳を傾けて周りとの和を保つ行動を心掛け、明るい社会の実現を目指します。
○私たちが発する何気ない言葉や行動にもしっかりと責任を持って対応することで、互いを尊重し合える平等な社会の実現を目指します。
○犯罪・非行をしてしまった人々の更生への意志を尊重して、全員で支え合える温かい社会の実現を目指します。

 

浅野 悠斗さん
(鷲別小学校6年生)
 私たちの学校では、「いじめのない思いやりのある学校」にしようという思いのもと、ひなわし会(児童会)三役を中心に様々な取り組みをしています。
 たとえば、鷲別小学校には、「ひなわしの木」があります。これは、葉っぱに友達への感謝の気持ちを書いたり、各行事への意気込みを書いたりしています。全校のみんなが書いた葉っぱをひなわし会三役が中心となって掲示することで、ひなわしの木は、ありがとうの気持ちでいっぱいになります。
 他にも、新型コロナウイルス感染防止のために制限はありますが、「あいさつ運動」や「なわとび大会」など、各委員会で工夫し、全校児童が心を一つにして楽しいと思える学校をつくっています。
 これからも私たち鷲別小児童一同は、このような活動に仲間と共に力をあわせて明るい学校をつくっていくことを誓います。

 

中里 俐心さん
(若草小学校6年生)
 私たちの学校では、仲間意識を高めようという思いのもと、児童会活動を中心に、様々な取り組みをしています。
 たとえば、それぞれの学年での交流会を行っています。この交流会を機に、誰とでもより良い関係をつくることができる学校にするための努力をしています。
 ほかにも、それぞれの児童の特技を披露する特技大会や朝のあいさつ運動、短なわ記録会など、一人ひとりが元気で明るく活躍することができるような取り組みを行っています。これからももっと委員会活動を中心に工夫をして、全校児童がもっと楽しいと思える学校づくりを進めていきます。
 これからも、私たち若草小児童一同は、このような活動に仲間とともに力を合わせ、明るい社会をつくっていくことを誓います。

 

 

問い合わせ

保健福祉部 社会福祉グループ
TEL:0143-85-1911
FAX:0143-85-1108
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