登別市消防団

公開日 2013年03月27日

登別市消防団

「自らの地域は自らの手で守る」

地域防災の要・消防団員は「あなたの身近な人」が活躍しています

 

火災日本における消防は江戸町火消しが祖型とされています。
登別市では大正2年に登別温泉地区、登別地区に青年会消防部が結成されたのが始まりで、続いて幌別地区、鷲別地区、鉱山地区に消防組が設立され、大正7年に各消防組を統合され幌別村消防組が発足しました。戦前戦後で幾度か組織の改変があり、現在の形の消防団は昭和23年の消防組織法により規定されたものです。 

 

消防団の組織・所管区域
登別市長

登別市消防団長

登別市消防団本部

幌別分団

幌別町、中央町、常盤町、千歳町、桜木町、緑町、

大和町、青葉町、若山町1丁目~3丁目、

富岸町1丁目、川上町、幸町、新栄町、

札内町の一部

登別分団

登別本町、登別東町、登別港町、中登別町の一部、

札内町の一部

登別温泉分団

登別温泉町、カルルス町、上登別町、

中登別町の一部

鷲別分団

鷲別町、美園町、若草町、栄町、新生町、

若山町4丁目、富岸町2丁目及び3丁目、

上鷲別町

富士分団

富士町、新川町、柏木町、片倉町、鉱山町、

来馬町

富浦分団 富浦町
女性分団 市内全域

 

消防団員とは

整列風景消防団員は普段、一般市民としてそれぞれの仕事についています。会社員や自営業など職種はさまざま、年齢構成も幅広くなっています。性別も問わず、登別市消防団には女性分団があり多くの女性が在籍し活動を行っています。
「体力に自信がある」、「特技がある」などの要件は一切なく、生活や仕事、身体能力に応じ無理のない範囲で自分の能力を発揮して消防団の活動を行っている方々の集まりです。
消防団はそれぞれに居住する地域に密着した活動であり地域コミュニテイの維持や振興にも役立っています。

活動の内容 

平時は火災予防の為の広報活動や訓練を行っています。
広報活動は毎月10日の「防火の日」、春・秋の火災予防運動期間、歳末特別警戒期間に実施されています。
訓練は規律ある部隊行動を行うための「訓練礼式」、火災現場での活動の基礎を身に着ける「ポンプ車(小型ポンプ)操法」、消防車機関員を養成する「機関員教養」等です。日夜研鑽を重ね、専門的な知識と技術を習得し災害活動力を高めています。
本業に影響しないように日程を組むため、休日や夜、仕事を終えてからの活動になることが多いです。
火災、地震、津波、台風や風水害などの災害が発生した時は災害出動し、消防職員と協力し現場活動に従事します。

消防団の重要性

訓練風景最近の日本では台風、集中豪雨、地震などの大規模な自然災害が続いています。
常備消防と呼ばれる消防署・消防職員は初動体制、専門性に優れていますが人的活動力に限界があり大規模災害に対する動員力は充分とは言えません。
消防団という仕組みは要員動員力、即時対応力に優れ通常災害時はもちろん大規模災害や捜索活動、国民保護法制下での任務もあり、平時はもちろん災害時にもその能力を発揮することができます。

身分・待遇は?

消防団員は「非常勤特別職の地方公務員」です。地域住民活動の一環でボランティア的要素が強く、副業には当たらないため、地方公務員法の規定に従がって手続きを行い「職務専念義務の免除」(条例等に規定がある場合)がなされる場合は他の地方公務員と兼業する事も可能です。
制服、制帽、作業着、防寒衣等、必要な被服は個人負担する事はありません。消防団より個人に貸与されます。
貴重な時間を費やし日々の労に報うために年1回の団員報酬を、また訓練・出動に対して費用弁償(出動手当)といわれる報酬が支払われます。また公務による出張に対しては旅費が支給されます。長年に渡り消防団活動に従事し退職された場合は、勤務年数と階級に応じ退職報奨金を支給しています。
公務中の事故には登別市が損害を補償(公務災害補償)します。

団員募集

登別市消防団では消防団員を募集しています。
市内在住の年齢18歳~45歳程度で心身ともに健康な方。性別は問いません。
わが街を災害から守り、地域の安心と安全を確保する地域密着型防災組織です。あなたも消防団に入団しませんか?

問合せ先
登別市消防本部 総務グループ消防団担当(0143-85-9611)
または最寄の消防署・消防支署までご連絡ください。

 

(総務省消防庁 「消防団オフィシャルウェブサイト」もご覧ください)

 http://www.fdma.go.jp/syobodan//

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問い合わせ

消防本部 総務グループ
TEL:0143-85-9611
FAX:0143-88-0259
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