第2章 自然とともに暮らすまち

公開日 2013年03月18日

第1節 自然を保全し、活用し、創造しながらうるおいのある都市空間をつくる

・ 市民、事業者、民間団体及び行政が、パートナーシップの下に協働して積極的に環境保全活動に取り組み、その活動をより拡がりをもつものとしていくため、市民(公募)、事業者、市内で活動している民間団体で構成する「登別市環境保全市民会議」を設置した。
・ 緑化計画に基づく緑化推進事業を積極的に展開するとともに、ネイチャーセンターを拠点に、鉱山地区の持つ豊かな自然資源を活用した自然環境教育の場等を提供し、緑の豊かな街づくりと人と自然がふれあう環境づくりの推進に努めた。

1. 総合的な環境保全の推進経費 (2総務費1総務管理費)

市民・事業者・行政それぞれの役割分担とパートナーシップ体制を確立し、各主体の責任のもとに、自主的、積極的な取り組みを総合的に行うとともに行政自ら環境に配慮した取り組みを推進し、環境負荷の少ない持続的発展が可能な循環型社会を形成する。

・環境保全審議会の運営
・環境保全市民会議の運営
・平成14年度環境管理システムの調査結果報告書の作成
・平成14年度の年次報告書「登別市の環境」の作成

2. 森林整備地域活動支援交付金 (6農林水産業費2林業費)

森林所有者の経営意欲の低下、林業従事者の減少や高齢化等により森林の適切な管理活動が十分に行なわれなくなっており、このままでは森林の有する多面的機能に支障が生ずる恐れがある。これを防ぐため計画的な森林施業が適切に行われるようその活動に支援を行った。

3. 市町村推進(未利用資源活用)事業費 (6農林水産業費 2林業費)

森林所有者と地域住民に対し、森林の公益的機能の発揮と健全な森林を育成するために、森林資源や自然環境の保全に資する啓蒙普及活動を行う。

自然環境セミナーの実施 みんなでつくる森づくりセミナー
森林・植物啓蒙パンフレット(鉱山森暦)

4. 野生生物データベース作成経費 (2総務費1総務管理費)

希少野生生物の生育・生息環境の保全を図る具体的施策を検討するための野生生物のデータベース化を図る。

・講演会の開催「野生生物データベースの作成と利活用について」

5. 地域新エネルギービジョン策定経費 (7商工費1商工費)

太陽光・風力・バイオマスなど環境にやさしい新エネルギーの賦存量や利用の可能性などを調査し、新エネルギーの導入と普及啓発に向けた具体的な検討を行った。

6. 市民農園経費 (6農林水産業費 1農業費)

市民に菜園を提供することにより、市民の生きがいや農業・農村への理解、農地の有効利用を図った。

開設場所 札内町
区画数 40区画(1区画約50平方メートル)
施設設備 水道、簡易トイレ、駐車場スペース
1区画あたりの使用料 年額 7,000円

7. キウシト湿原緑地保全事業費 (8土木費 4都市計画費)

貴重な動植物が確認されている本湿原は、環境省の重要湿地に選ばれており、緑のネットワークとしても重要な位置付けをしている。また、当湿原は、都市の中の貴重な緑の空間であり、子供たちの環境教育の場としても将来にわたって残さなければならない必要があるため、保全しながら利活用を図る。

事業内容

湿原内水位・水質調査、用地測量、用地買収

8. ネイチャーセンター運営管理経費 (10教育費 5社会教育費)

鉱山地区の持つ豊かな自然資源を活用し、市民の潤いの場や心の豊かさ、自然を求める市民の期待に応えながら、次代を担う子供たちの自然環境教育の場等を総合的に提供した。

・自然そのものを教材に、直接的な体験を重視した事業の実施
・小中学校の宿泊体験学習や野外活動の指導
・各種団体の自然体験プログラムの作成、指導
・自然情報の発信

主催事業

・指導者ステップアップ講習

教育に携わる方、自然・環境・教育に興味のある方のための研修講座
自然体験活動指導者要請講座、ボランティア養成講座、川の遊びと安全を考える

・子供自然教室

子供のための遊びながらの自然教室
 魚を探そう、鉱石を探そう

・鉱山流自然体験のすすめ

大人向けの自然講座
 鉱山流秋の楽しみ方、紅葉の鉱山、冬の動物たち、ネイチャースキー入門

・ジュニアチャレンジキャンプ

季節のイベント
 サマーチャレンジキャンプ、雪中キャンプ

・市民と取組む鉱山の森活用セミナー

市民のみなさんと鉱山の森の活用を考える
 鉱山の森で遊んでみよ、教育に使える森づくり
 受託事業(利用者のニーズに応じたプログラムの提供、指導)

・小中学校 60校
・各種団体 44団体

情報の発信

・ニュースレターの発行(鉱山録)
・通信誌の発行(アカチュウ通信)

9. 鉱山地区森林公園整備事業費 (6農林水産業費2林業費)

ネイチャーセンター周辺の森林を市民の憩の場となるよう整備を行った。

事業内容

用地及び立木の買収、用地確定測量

10. 緑化推進経費 (8土木費 4都市計画費)

みどり豊かな街づくりを目指し、緑化の推進やみどりに対する意識の高揚を図るため、市民参加のもと、市域の緑化を総合的に進めた。

市民緑化推進事業
各町内会へ樹木、花苗の配布(58町内会)
沿道美化事業
メルヘンストリート等の沿道への花苗の植栽(春、夏実施)
市民記念植樹事業
富岸公園への植樹6本(誕生記念5件、結婚記念1件)
沿道緑化事業
国道や道道などの幹線沿いに市民が行う植栽用の資材提供
試験育苗事業
6団体参加(若葉町内会、中央町3丁目町内会、鷲別を考える会、幌別鉄南第7町内会、青葉小学校親父の会、富岸小学校)

みどりの講演会等
剪定実技講習会2回
グリーンデータバンク
家庭で不要となった樹木等の有効活用のため広報での提供、樹木の紹介、仲介(登録本数14本)

みどりづくりマニュアル
家庭でのみどりづくりに関するマニュアルの作成、発行
NO9号~「種から花を育てよう(2)」

第2節 美しく、清らかな環境の中で、自然にやさしい生き方が見えるまちをつくる

・ 環境に配慮した循環型社会を目指し、ごみのリサイクル・減量化への取り組みを積極的に推進するとともに、平成11年度で用途廃止した旧清掃工場と埋立てを終了した千歳最終処分場は、周辺の生活環境に影響のないように適正な廃止に向け、事業を実施した。
・ 健康的で快適な生活環境の改善を図るとともに、公共用水域の水質保全を目的に公共下水道事業の推進に努めた。
・ 環境にも配慮した新しい火葬場を建設するとともに、既設墓地数の不足に対処するため、新しい墓地の造成を行った。

1. ごみ減量化推進等経費 (4衛生費 2清掃費)

・資源ごみの回収を円滑に進め、ごみの減量化や地域の環境保全と美化促進を図るとともに、資源の再生利用を促し、資源循環型社会の形成に努めた。
各種講習会の実施 ~マイバッグづくり講習会(1回)、ガーデニング講習会(4回)
参加者 79人
 資源ごみ再商品化委託 ~びん724. 82t、ペットボトル196. 91t
 不用品ダイヤル市 ~登録件数134件、成立件数56件

・ごみ袋管理経費
家庭から排出されるごみ量に応じた負担の公平化、ごみ減量・分別・リサイクルの推進、ごみ処理経費の軽減化や処理に対する市民意識の高揚を促進するため、家庭系ごみの有料化を実施した。

・ごみステーションネット化推進事業補助金
ステーションのネット化を推進し、美観や衛生、交通安全に配慮し、ごみ収集効率の向上を図った。

補助枚数 26枚(9町内会)

・ごみ再資源化推進事業補助金
ごみの減量・再資源化を図るとともに、公衆衛生の向上と良好な生活環境を保全し、清潔で美しいまちづくりを進めた。

普及啓発事業~リサイクル祭りの開催
 (8月10日 市民会館 約1,000人参加)

消費生活展への参加
 (10月8・9日 市民会館中ホール 約600人参加)

資源リサイクル推進事業~クリーンリーダー地区別研修会の開催(延194人参加)

クリーンリーダー視察研修事業~研修テーマ「家電リサイクルについて」
 視察地 苫小牧市柏原北海道エコリサイクルシステムズ 112人参加

・生ごみ堆肥化容器購入費補助金
生ごみの自己処理により、ごみの減量化と生ごみの有効利用を図るため生ごみ堆肥化容器の購入者に対して、購入費の一部を補助した。

補助個数 66個(通算補助個数3,161個)

2. 衛生団体連合会運営事業助成金 (4衛生費 2清掃費)

公衆衛生の向上と良好な生活環境保全のために、地区衛生組織の実践活動を促し、清潔で美しい街づくりに努めた。

事業内容

クリーン作戦の実施 ~ 春:83町内会、不燃ごみ4,040kg・自転車100台回収
 秋:75町内会 不燃ごみ2,640kg・自転車110台回収
衛団連だよりの発行 ~衛団連の事業実施内容等を掲載し、全世帯に配布
環境美化推進員の委嘱~81町内会から390人をクリーンリーダーとして委嘱
表彰事業の実施~衛団連事業の遂行に貢献し、特にその功績が優れている個人22人を表彰
各種関連事業への参加~登別消費生活展、リサイクルまつりへの参加

3. ごみ収集運搬業務委託費 (4衛生費 2清掃費)

家庭系ごみの収集運搬を全面委託

委託名 可燃ごみ・不燃ごみ等収集運搬業務委託
 資源ごみ・粗大ごみ収集運搬業務委託

ごみステーション数 1,457か所 
収集日 月曜日から土曜日まで
収集回数 可燃ごみ 週2回 ・ 不燃ごみ 月2回
粗大ごみ 年2回 ・ 資源ごみ 週1回

4. リサイクルまつり開催経費 (4衛生費 2清掃費)

ごみの減量及びリサイクル活動の普及啓発を目的として、リサイクルまつり03'イン登別・白老を開催した。

開催期日 8月10日
会場 市民会館
参加人員 約1,000人

イベント内容

フリーマーケット、堆肥化製品の無料配布、リサイクル生活展(エコ商品の展示・販売)、古布創作展、環境クイズ、環境パネル展、市民ギャラリー花展、登別・白老物産展、緑の市、子ども縁日広場

5. クリンクルセンター、廃棄物管理型最終処分場運営管理経費 (4衛生費 2清掃費)

クリンクルセンター及び廃棄物管理型最終処分場において廃棄物の適正処理に努めた。

◎年間処理実績等(登別市+白老町)

焼却処理施設 ~30,296t(燃やせるごみ、破砕可燃物等、汚泥)
破砕処理施設 ~ 2,238t(燃やせないごみ、粗大ごみ)
資源化施設 ~ 2,130t(資源ごみ)
高速堆肥化処理施設 ~ 316t(事業系生ごみ)、堆肥生産量53t
再生展示施設 ~再生品(家具など)114点
施設見学及び施設利用者数~4,939人

◎年間埋立実績(登別市)

焼却残さ 1,639t
破砕残さ 407t
カレット残さ 49t 合計2,095t

6. 資源回収団体奨励金 (4衛生費 2清掃費)

資源ごみ回収を円滑に進め、ごみの減量化と資源の有効利用を図り、資源循環型社会の形成に努めるため、資源回収事業を行う団体に奨励金を支給。

実施団体数84団体、回収量1,542,163kg

7. 一般廃棄物処理施設整備基金積立金 (4衛生費 2清掃費)

一般廃棄物処理施設整備に必要な財源に充てるため、ごみ処理手数料の一部を積み立てる。

平成15年度原資積立額 25,000 千円
 発生利子額 117,199 円

8. 旧清掃工場ストックヤード化等事業費 (4衛生費 2清掃費)

平成11年度をもって用途廃止した旧清掃工場(焼却設備)と過去に休止している旧塵芥焼却炉(カルルス町・常盤町)を国が定めたダイオキシン類ばく露防止対策に沿って解体撤去し、跡利用(旧清掃工場)するための事業を実施した。(平成14年度~15年度継続事業) 

事業内容

旧清掃工場ストックヤード化等(解体)工事施工監理業務委託
旧清掃工場ストックヤード化設計委託
旧清掃工場ストックヤード化(搬入路)測量調査委託
旧清掃工場ストックヤード化等(解体)工事
旧清掃工場ストックヤード化(建築主体)改修工事
旧清掃工場ストックヤード化(機械設備)改修工事
旧清掃工場ストックヤード化(電気設備)改修工事
旧清掃工場ストックヤード化(搬入路)工事

9. 千歳最終処分場整備事業費 (4衛生費 2清掃費)

平成11年度をもって埋立てを終了した千歳最終処分場を周辺の生活環境に影響のないよう適正に閉鎖するため、浸出水処理設備やガス抜き設備など必要な設備を整備するとともに、最終覆土を施し緑化した。(平成14年度~15年度継続事業)

事業内容

閉鎖工事施工監理業務委託
環境調査委託
簡易水道給水管布設に伴う埋設物調査委託
清掃業務委託
最終処分場閉鎖工事
最終処分場閉鎖工事(簡易水道給水管)
最終処分場流末排水路改修工事
最終処分場閉鎖工事(緑化)
最終処分場閉鎖工事(侵入防止柵)

10. し尿処理施設整備事業費 (4衛生費 2清掃費)

し尿及び浄化槽汚泥の適正処理を図るため、老朽化が著しいし尿処理施設の維持補修整備を実施した。

事業内容

井水送水管設備整備補修
曝気槽サイクロ減速機整備補修
第1消化槽ガスドーム等整備補修
脱離液受槽上屋整備補修

11. 公害対策経費 (4衛生費 1保健衛生費)

市民が健康で豊かに快適な生活を営むための生活環境を保全するために、抜本的な公害の未然防止を目的として実施した。

国道36号沿道自動車交通騒音調査(10月16~23日実施)
登別川河川水質測定調査(年2回5ヶ所実施)
10河川水質測定調査(年2回実施)

12. 野犬掃討、畜犬登録経費 (4衛生費 1保健衛生費)

畜犬の登録、狂犬病の予防及び犬による人又は、家畜等への危害を防止するため、野犬の掃討を実施した。

苦情処理件数 107件
野犬捕獲頭数 79頭
小動物死骸処理件数 65件
畜犬登録頭数 3,123頭

13. 有害鳥獣駆除経費 (6農林水産業費 1農業費)

農業者の作物等が有害鳥獣により被害を受けているため、有害鳥獣(キタキツネ、カラス)の駆除や、個体数調整によるエゾシカの捕獲により、農業被害を最小限に食い止めるため実施した。

駆除、捕獲実績 キタキツネ 20匹 エゾシカ 19頭 カラス 213羽

14. 公共下水道事業 (公共下水道事業特別会計)

健康的で快適な居住環境の改善を図るとともに、公共用水域の水質保全を目的に、公共下水道事業を実施した。

普及状況

行政区域内人口 A 54,337人
供用開始人口 B 43,447人
水洗化人口 C 31,904人
普及率 B/A 80. 0%
水洗化率 C/B 73. 4%

管渠布設工事 2,282,367千円(管渠延長 L=13,296. 19m)
処理場建設 475,097千円
供用開始面積 58. 9ha

15. 公共施設水洗化事業費 (2総務費 1総務管理費)

市民生活の快適な生活環境づくりの一環として積極的に公共施設の水洗化事業を実施し、環境衛生の向上と下水道の普及促進に努めています。

平成15年度実施箇所 鷲別保育所
平成15年度末累計実施箇所数 43か所

16. 火葬場建替事業 (4衛生費 1保健衛生費)

老朽化した火葬場に替え、ダイオキシン類対策など環境にも配慮した新しい火葬場を建設した。(平成14~15年度継続事業)

建設地 富浦町186番地1外1筆 31,159平方メートル
施設の概要 火葬棟 1,083. 1平方メートル
待合棟 614. 3平方メートル
合計 1,697. 4平方メートル
鉄筋コンクリート造 一部2階建
 全体事業費 1,098,187千円(H15~905,901千円)

17. (仮称)新富浦墓地造成事業費 (4衛生費 1保健衛生費)

既設墓地数不足による新たな墓地の造成(平成14年度~15年度継続事業)

造成地面積 11,000平方メートル
造成区画数 5. 0平方メートル 431区画
7. 5平方メートル 69区画
10. 5平方メートル 16区画
全体事業費 141,940千円(平成15年度~85,139千円)

18. 墓地管理基金積立金 (4衛生費 1保健衛生費)

区画墓地の貸付時における墓地管理清掃手数料を積立し、墓地の整備や清掃等の財源に充てた。

積立1,403千円 既設墓地分10区画 
新設墓地分38区画
処分1,482千円 環境整備事業(緑化、草刈)
墓地施設整備事業費 (4衛生費 1保健衛生費)
既設墓地を年次的に整備し、景観の回復、利便性の向上を図る。

墓地支障木伐採(来馬、上鷲別墓地)1,376千円

第3節 安全で安心して暮らせるまちをつくる

・ 道路災害防除事業、河川改修事業、消防ポンプ自動車更新事業、防災機器・防災用品整備事業等による災害に強いまちづくりを進めた。
・ 高規格救急自動車を更新するとともに、引き続き救急救命士の養成を図るなど、消防・救急体制の充実に努めた。
・ 水利不足地域の解消を図るため、消火栓を設置し消防水利の整備に努めた。 ・ 歩道新設、カーブミラー設置など交通安全施設の整備を図るとともに、児童・生徒への交通安全指導と高齢者に対する交通安全意識の啓発に努めた。

1. 道路台帳図作成委託費 (8土木費2道路橋梁費)

新規認定及び変更認定した路線の現況測量及び台帳作成、また、道路工事により整備された道路の台帳修正等の業務を委託し、市道管理の基礎的な事項の把握に努めた。

新規認定9路線、廃止14路線、区域変更15路線、修正35路線

2. 避難所表示板設置事業費 (2総務費 5防災費)

災害が発生し、又は発生の恐れがある場合等において、住民の生命を保護するため、設定されている避難所に迅速に移動できるよう表示板(小型支柱標識)の整備をした。

小型支柱標識設置場所 4か所
(登別温泉ケーブル駐車場、室蘭開発建設部室蘭道路事務所駐車場、室蘭総合自動車学校練習場、ネイチャーセンター)

3. 総合防災訓練経費 (2総務費 5防災費)

市民の防災意識の普及と災害応急対策を円滑に実施するため、各関係機関と一体となって地震発生、津波警報と大雨・洪水警報の被害想定により総合的に訓練を実施した。(隔年実施)

7月11日実施 参加機関27機関、参集人員370人、27種類の訓練を行った。

4. 林業振興経費 (6農林水産業費2林業費)

森林の保護や治山施設の効果を高めることにより急傾斜地等の保護等を行い、地域住民の安全や生活環境の向上を図った。

事業内容
啓蒙チラシ配布、治山事業施設の維持管理補修経費

5. 河川環境整備特別対策事業費補助金 (8土木費 3河川費)

河川の環境整備及び清掃をすることにより地域住民に潤いや安らぎを与え、また、自然の恵みを受け快適な生活ができる。

事業内容

来馬川の環境整備と清掃(年2回実施)
河川敷地内清掃、ゴミ拾い、草刈等を行う来馬川を愛する会に補助金を支出

6. 登別温泉中央通り道路災害防除事業費 (8土木費 2道路橋梁費)

当該路線の現況法面については、落石危険箇所と既設構造物(積ブロック)が老朽化していることから整備した。

災害防除工事 A= 320平方メートル 
災害防除工事その2 L=8m(立入防止柵工)
災害防除工事(植生工)A= 268平方メートル 
工事調査委託 1式

7. 森林愛護啓蒙事業補助金 (6農林水産業費 2林業費)

林野火災予消防計画で予防対策実施機関として位置付けられているとともに、林野火災予消防対策協議会の一員として、林野火災予防と森林保護並びに入山者の遭難防止のため、入山者に対しての啓蒙チラシの配布及び巡視活動等を行う連合会に助成した。

事業内容

ポスターの掲示(4か所)、林野火災予防・森林保護及び遭難予防チラシ配布、連合会での啓発巡視、7単位組合での啓発巡視(春・秋期)

8. 河川維持補修事業経費 (8土木費 3河川費)

河川築堤草刈委託(6河川) L=3,580m A=15,260平方メートル
(上鷲別富岸川、ヤンケシ川、ポンヤンケシ川、徳消川、新徳消川、伏古別川)
第2の沢川河床補修工事 L=20. 0m

9. 河川防護柵設置事業費 (8土木費 3河川費)

防護柵が設置されていない箇所について年次的に整備を進めた。

河川防護柵設置箇所 上鷲別富岸川 L=64m

10. 消防施設等維持補修経費 (9消防費 1消防費)

消防施設の補修を行い職場環境を整備することにより、職員の健康管理及び事務の効率的な推進並びに施設の延命を図った。

事業内容

登別支署外壁補修、登別支署車庫外壁塗装、登別温泉支署給水管改修

11. 消防ポンプ自動車購入費 (9消防費 1消防費)

消防活動の充実強化を図るため、車両機能が低下している登別温泉支署配置のポンプ車を更新した。

購入車両 消防ポンプ自動車1台

12. 高規格救急自動車購入費 (9消防費 1消防費)

救急現場から病院搬送への迅速な走行と患者等の安全性の確保を図るため、登別温泉支署配置の救急車を更新した。

購入車両 救急自動車1台

13. 消防団員防火衣購入費 (9消防費 1消防費)

消防団員は、後方支援が原則であるが、状況によっては消火活動にも参加することもあり、災害現場で身を守るため安全性・機能性の高い防火衣に更新した。

購入数 47式

14. 消防職員防火衣購入費 (9消防費1消防費)

安全性・機能性の高い防火衣に更新した。

購入数 10式

15. 原因調査車更新事業費 (9消防費1消防費)

老朽化し、車両機能も低下している原因調査車を更新した。更新にあたっては、平成7年度に購入した救急車を改造し使用。

購入車両 火災原因調査車1台

16. 消火栓新設事業費 (9消防費 1消防費)

消防水利の不足している地域に消火栓を新設し、老朽化しているものは更新した。

事業内容

7か所新設(新川町1丁目、登別東町4丁目、登別本町2丁目、登別温泉町)

17. 救急救命士養成経費 (9消防費 1消防費)

高度な応急処置が行える救急救命士を養成し、救命率の向上を図った。救急隊3隊に6人を配置できる18人を目標とする。

救急救命士養成 救急救命東京研修所 1人
平成16年3月31日現在 救急救命士有資格者 14人

18. 生活安全に関する経費 (3民生費 1社会福祉費)

市民の安全意識の高揚を図るため、啓発活動を行った。

全世帯へ啓蒙用チラシの配布

19. 室蘭登別防犯協会連合会助成金 (3民生費 1社会福祉費)

各種犯罪の未然防止と暴力の追放、安心して暮らせるまちづくりの推進を目的として活動している連合会に対して助成した。

重点事業

組織の充実と活動基盤の整備による活動の活性化
自主的な地域安全活動の推進
身近な犯罪の被害防止活動の推進
家庭内暴力、児童虐待などの犯罪被害弱者対策活動の推進
少年の非行防止と有害環境の浄化活動の推進
職域防犯団体への支援と協力
暴力犯罪の排除活動の推進
防災活動への参加、支援など

20. 暴力追放運動推進団体連絡協議会助成金 (3民生費 1社会福祉費)

各種犯罪の未然防止と暴力の追放、安心して暮らせるまちづくりの推進を目的として活動している協議会に対して助成した。

事業内容

幌別地区の手づくり祭り
暴力追放巡回街頭啓発
暴力追放啓発回覧版と啓発旗の作成及び配布
啓発旗配布実績 15町内会 49枚
啓発回覧板配布実績 39町内会 113枚
チラシ「交通事故や犯罪の未然防止について」の広報折込(全戸配布)

21. 社会を明るくする運動登別地区実施委員会負担金 (3民生費 1社会福祉費)

青少年の非行防止と罪を犯した人たちの更生と理解を深めるための啓発を行った。

事業内容

社明及び交通安全運動啓発の街頭パレード(7月4日)
公開ケース研究会(11月11日)
地域住民との懇談会及び映画鑑賞等

22. 登別地区保護司会補助金 (3民生費 1社会福祉費)

登別地区保護司会に補助することにより、保護司活動の充実と連携並びに研修等の充実を図った。

事業内容

覚せい剤乱用防止啓発、「社会を明るくする運動」の街頭パレード、映画会及び懇談会、公開ケース研究会、更生に関する相談など

23. 街路灯設置事業補助金 (3民生費 1社会福祉費)

犯罪の未然防止、安心して暮らせるまちづくりのため、各町内会が新しく設置又は補修する街路灯に対して助成した。(限度額30,000円、工事費の2/3以内を補助)

補助金交付町内会数 66町内会、1連合町内会
補助対象街路灯数 348基(新設84基、補修264基)

24. カーブミラー設置費 (3民生費 5交通安全費)

交通事故を未然に防止するため、見通しの悪い交差点にカーブミラーを設置した。

設置箇所数 4か所(常盤町4丁目、常盤町2丁目、緑町2丁目、富浦町)

25. 照明灯設置事業費 (3民生費 5交通安全費)

市民の安全を守るため、交通安全及び防犯上危険と思われる幹線道路、通学路に照明灯を設置した。

高圧ナトリウム灯220W(2基)

26. 美園57号線歩道新設事業費 (3民生費 5交通安全費)

本路線は、若草地区の補助幹線的な路線であるが、近年新興地域として発展したため交通量が増加しており、また、近くには若草小学校もあることから歩道を整備した。

歩道新設工事 L=96. 93m、W=6. 5+2. 0m
歩道新設工事(舗装)L=115m、W=6. 5+2. 0m
歩道新設工事その2 転落防止柵工 L=35m

27. 除雪委託費 (8土木費 2道路橋梁費)

冬期間の除雪及び融雪剤散布等により、歩行者及び車両の交通安全を確保した。

車道除雪 1,148路線 除雪延長 L=264. 8km
歩道除雪 97路線 除雪延長 L= 59. 1km
融雪剤散布 150路線 散布実延長L= 59. 4km

28. 冬道対策経費 (8土木費 2道路橋梁費)

冬道対策事業の内容

融雪剤購入及び砂箱等の補修、ロードヒーティング補修、融雪剤自動散布機(まきえもん)借上げ、雪堆積場使用料

29. ロードマーク設置経費 (8土木費2道路橋梁費)

車両の通行を円滑にするための路面表示を行い、交通安全を図るため、車道センターライン及びドット線等の区画線を塗布した。

破線L=8,685m 実線L=10,723m ドット線L=441m

30. 交通安全推進事業 (3民生費 5交通安全費)

交通事故を防止するため、関係機関と連携し、各種交通安全運動を推進するとともに、交通安全教室の実施により交通安全意識の高揚に努めた。また、事故の多発する薄暮時には赤色灯により安全運転を促すレッド駐留や蛍光横断幕等による夜間街頭啓発を行った。

事業内容

交通安全指導員の委嘱、交通安全教室の開催、街頭啓発活動の実施、啓発看板設置、カーブミラーの設置、シートベルトの着用指導及び着用調査、交通安全パネル展

31. 交通安全協会交付金 (3民生費 5交通安全費)

交通事故の防止及び交通安全思想の普及を図るため、交通安全運動の実施や主要通学路における交通指導、各種イベントでの交通指導等を推進する協会に対して交付した。

事業内容

各期別の交通安全運動期間中における各種啓発事業の実施
交通安全教室の開催(幼稚園、小学校、町内会、老人クラブ等)
主要通学路での交通指導の実施
優良運転手の表彰
各種イベントにおける交通安全指導の実施など

32. 交通傷害保険料 (3民生費5交通安全費)

交通事故により傷害を受けた市民を救済するための保障制度

加入者数3,204人 見舞金支給件数13件

33. 消費者行政推進経費 (3民生費 1社会福祉費)

消費生活の安定と向上を図るため、各種の情報収集に努めるとともに、消費活動に関する苦情や問い合わせ等に対し、助言・情報提供・斡旋解決等の処理を行った。

事業内容

消費生活相談受付業務(受付件数201件)
消費生活モニターによる価格動向調査(35品目、毎月10日調査)
商品試買量目調査業務(年2回、調査店舗9店舗、23品目)

34. 登別消費者協会運営助成金 (3民生費 1社会福祉費)

消費生活に関する情報提供、消費生活相談など消費生活の向上、消費者保護を目的とした活動を行っている協会に対して助成した。

事業内容

登別消費者大会の開催、地元商店会との懇談会、特別栽培米生産者との懇談会、消費生活リーダー研修会への参加、くらしの総合講座、家庭用灯油、LPガス、ガソリン価格調査、消費者の日に係る啓発運動(市内高校)、消費生活相談講座(高校生・高齢者・町内会)、北海道・胆振消費者大会への参画

35. 消費生活展開催補助金 (3民生費1社会福祉費)

商品の安全性やリサイクルなどを実演や展示で紹介し、正しい知識の普及や啓発を図る消費生活展の開催を支援した。

10月8・9日市民会館で開催 参加人員1,200人

36. 無料法律相談業務経費 (3民生費 1社会福祉費)

交通事故や金銭貸借など日常生活における法律問題を解決するため、弁護士による無料相談を行った。

相談件数 78件
相談会場 鉄南ふれあいセンター及び弁護士事務所

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