第1節 共に支え合う福祉の基盤づくり

・　「福祉のしおり」を作成し、市民の便益と福祉の啓蒙を図った。ふれあい広場の開催などノーマライゼーションの普及に努めた。また、社会福祉の向上、在宅福祉の向上など地域福祉活動の推進を図るため、社会福祉協議会への支援等福祉の基盤づくりを進めた。

1. 社会福祉事業推進費補助金　（3民生費 1社会福祉費）

福祉ニーズに応え、誰もが安心して暮らせる「福祉のまちづくり」に取り組むため、職員を効果的に配置し、事業の拡大・充実を図る。また、民間福祉活動の育成及び充実・発展を図るため、福祉活動専門員を設置し、活動体制の強化を図った。

2. 地域福祉活動促進事業補助金　（3民生費 1社会福祉費）

在宅福祉の向上など地域福祉活動の推進を図るため、社会福祉協議会に対し補助した。
ふれあいのまちづくり事業、ボランティアセンター運営事業、ふれあい広場運営事業、地域福祉活動支援事業、福祉啓蒙事業

3. 民生児童委員協議会補助金　（3民生費 1社会福祉費）

市内各地区民協との相互連携、活動の充実及び民生児童委員の連携と親睦を図るため、民生児童委員協議会に対し補助した。

介護保険、在宅福祉、家庭関係等の相談指導　10, 556件
各種調査、友愛訪問、安否確認訪問等　16,093件

　第2節 ｢輝いて、生涯現役｣のびやかな人生が息づくまちをつくる

・　高齢者介護を社会全体で支える介護保険制度の適切な事業運営に努めた。シルバー人材センターへの支援、高齢者福祉施設の整備を行い、高齢者のいきがいや社会参加を促進するとともに、軽費老人ホームケアハウス事業への支援を行い、活力ある高齢社会における基盤整備を推進した。 ・　在宅介護支援センターの運営支援、一人暮らしの高齢者への配食サービス事業、独居老人等緊急通報システム機器設置など、高齢者福祉サービスの充実に努めた。

1. 生きがい対策事業補助金　（3民生費 2高齢者福祉費）

高齢者が社会参加の中に生きがいを見出すことを目的とし、老人クラブ連合会に対し補助した。

　主な事業
女性リーダーの研修会開催、センター祭りへの参加協力、ゲートボール大会の開催、グランドゴルフ大会の開催 等

2. 長寿祝金等支給経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

88歳～137人、99歳～8人に10,000円、100歳以上～4人に10,000円相当の記念品を贈呈
77歳は事業見直しにより平成15年度から廃止

3. 三市高齢者交流経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

三市（室蘭・登別・伊達）の高齢者の相互交流を通じて、健康、福祉、生きがい等の向上を図った。

事業内容

創作活動作品発表会
各市演芸大会への出演
スポーツ交流（パークゴルフ大会）

4. 老人クラブ連合会補助金　（3民生費 2高齢者福祉費）

老人クラブ連合会が行う高齢者相互支援事業・社会奉仕活動事業・交通安全運動・防災対策運動等へ補助した。

　主な活動内容
親睦会、スポーツ振興、女性部研修会、受託事業（移送サービス、電話サービス）等

5. 老人クラブ補助金 （3民生費 2高齢者福祉費）

単位老人クラブ活動経費の助成
　46団体 3,408人分

6. 敬老会補助金 （3民生費 2高齢者福祉費）

町内会等が主催する敬老行事等に係る経費の一部を補助し、敬老意識の醸成と老人福祉の増進を図った。
　補助対象人員 7,859人

7. 老人福祉センター祭経費　（3民生費 2高齢者福祉費）

老人福祉センター活動の紹介と多くの高齢者や一般市民との交流を図り、高齢者の社会参加と生きがいを促進した。
　芸能発表、創作作品展示、ふれあいコーナー（模擬店）

8. シルバー人材センター補助金　（5労働費 1労働諸費）

高齢者の就業機会の確保や生きがいの充実、社会参加を図る同センターの事業へ補助した。
　平成16年3月末会員数 600人 受託件数 2,518件

9. 高齢者バス割引定期券購入助成金　（3民生費2高齢者福祉費）

高齢者の社会参加を促進するため、公共交通機関（バスのみ）及び室蘭市との共同で定期券を購入した方に対し助成した。

対象　70歳以上の市民（登録者数405人）
助成額　定期券4,500円のうち600円（1か月）を助成
定期券の乗車区間　登別・室蘭・伊達市内
　延利用者数　2,348人

10. 老人医療費助成経費（道老）　（3民生費 2高齢者福祉費）

受診件数　26,060　件
月平均受給者数　1,091　人
医療給付費　75,121千円
1人当り医療給付費　68,855　円

11. 老人医療費助成経費（69歳）　（3民生費 2高齢者福祉費）

受診件数　4,053　件
月平均受給者数　199　人
医療給付費　12,098千円
１人当り医療給付費　60,794　円

12. 老人保健医療費給付及び支給経費　（老人保健特別会計）

受診件数　198,138　件
月平均受給者数　7,678　人
医療給付費　6,539,445千円
１人当り医療給付費　851,712　円

13. 介護保険　（介護保険特別会計）

介護保険特別会計は、保険料賦課徴収、給付事業を行う「保険事業勘定」と居宅介護支援（ケアプラン作成）を行う「介護サービス事業勘定」に分かれている。

・介護認定状況（平成15年度末）　1,794人
・給付状況　居宅サービス　842人
　（月平均受給者数）　施設サービス　362人　合計　1,204人
・ケアプラン作成状況　居宅介護サービス　3人
　居宅支援サービス　1人　合計　4人

14. 在宅高齢者保健福祉推進支援経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

・独居老人等緊急通報システム機器設置
　設置状況　Ｈ15末設置台数　260台

・電話・移送サービス経費
　電話サービス数　延682件
　移送サービス　延2,783件

・老人日常生活用具給付費　
　紙オムツ　30件

15. 老人ホームヘルプサービス経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

平成11年7月から24時間ホームヘルプサービス（民間委託）、平成12年4月から介護保険制度の開始により対象者減少。

受給者　10世帯　（鷲別5、中央4、登別1）
　10　人　（鷲別5、中央4、登別1）

16. 老人デイサービス経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

デイサービス事業を「しんた」更には、「緑風園」で実施してきたが、介護保険制度の実施により減少した。

利用実績（年間延利用人員）
しんた21　124人
緑風園　0人　合計　124人

17. 配食サービス経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

調理の困難な単身高齢者世帯等を対象に、宅配による食事を提供した。
利用者数　5,016人（月平均418人）

18. ホームヘルプサービス低所得者利用者負担軽減に要する経費　
　（3民生費 1社会福祉費）（3民生費 2高齢者福祉費）

介護保険制度の開始に伴い、それ以前からサービスを受けていた人が、要介護等と認定された場合、利用者負担増の緩和を図るため、生計中心者が所得税非課税のとき、本人負担10％のうち障害者は7％、高齢者は4％を公費負担する。
支給実績　障害者　446件
高齢者　507件

19. 社会福祉法人利用者負担減免助成金 （3民生費 2高齢者福祉費）

低所得者で特に生計が困難である人について、介護サービスの提供をする社会福祉法人等が利用者負担を減免することにより、介護保険サービスの利用促進を図るため助成した。
助成実績　1法人

20. 住宅改修支援事業費　（3民生費 2高齢者福祉費）

　住宅改修支援事業費　支給件数　39件

21. 在宅介護支援センター運営経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

平成12年度から介護保険制度の開始や増加する高齢者の相談等に対応するため、「しんた」を基幹型とし、「ゆのか」「ふれあい登別」を地域型として地域ケアの体制強化を図った。
支援状況　相談件数　2,296件　各種利用申請手続数　2,148件

22. 外国人高齢者・障害者福祉給付金　（3民生費2高齢者福祉費）

在日外国人高齢者・障害者で無年金者に福祉給付金を支給した。
支給者数　老人分　1名

23. 養護老人ホーム恵寿園運営経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

老人福祉法の理念に基づき、恵寿園における生活が家庭的で、健全で安らかな生活がおくれるよう園の運営に努めた。

平成15年度末入所者数

区分	男	女	合計
登別市	9人	31人	40人
他市町村	5人	14人	19人
合計	14人	45人	59人

24. 恵寿園施設整備事業費 （3民生費 2高齢者福祉費）

ボイラー用煙突の改修工事を行い、安全な施設運営を図った。
　煙突改修工事　鋼管　高さ13. 5ｍ　直径46ｃｍ

25. 地域総合整備資金貸付金（彩咲会分・軽費老人ホームケアハウス）（3民生費 2高齢者福祉費）

老人福祉施設建設事業に伴い、地域総合整備資金貸付金（ふるさと融資）を活用し、民間事業活動を支援することで、活力と魅力ある地域づくりの推進を図った。

26. 特別養護老人ホーム増築事業資金借入金元利補給金（債務負担） （3民生費 2高齢者福祉費）

特別養護老人ホーム増築（デイサービスセンター併設）に係る借入金元利補給金。
交付先 社会福祉法人 登別千寿会
期間 平成10年度～平成29年度

27. 老人ショートステイ経費 （3民生費 2高齢者福祉費）

介護保険制度の開始により、平成15年度も利用はなかった。

28. 家族介護慰労経費　（3民生費 2高齢者福祉費）

介護保険のサービスを1年間受けずに重度の在宅高齢者の介護を行っている家族に慰労金（10万円）を支給。
　平成15年度贈呈実績なし

29. 老人憩の家整備事業　（3民生費 2高齢者福祉費）

老朽化の著しい老人憩の家の維持・補修を町内会に委託し、施設の整備を図った。
整備件数　11件

第3節 ｢輝いて、生涯健康｣一人ひとりが健康を守り育てるまちをつくる

・　健康まつりや健康増進講座の開催、がん検診や人間ドック、脳ドック助成など、健康づくりに取り組むための環境を整備するとともに、心身の健康を確保できるよう母と子の健康づくり事業、老人保健事業など、各種検診事業を推進した。

1. 健康増進講座経費（総合福祉センター）　（3民生費1社会福祉費）

平成15年度受講者数
　エアロビクス教室　延1,216名
　ジャズダンス教室　延1,049名

2. ヘルスパイオニアタウン事業　（国民健康保険特別会計）

目的 人生80年時代を迎え、健康づくりには市民の大きな関心と要求があり、「市民全体の健康水準の向上を図る」ことを目的として実施。

　主な事業
　健康づくりパンフレットの配布、健康まつり、短期人間ドック助成、ガン検診料等助成、医療費通知、市民スポーツ大会、脳ドック助成、高齢者バス定期券助成、インフルエンザ予防接種助成等

3. 健康づくり推進協議会経費　（3衛生費1保健衛生費）

市民の健康づくり推進のため、老人保健法及び母子保健法に基づいた実施計画策定や実施運営について協議するため本協議会を設置した。

名称　登別市健康づくり推進協議会
開催状況　年1回
委員数　13名

4. ヘルシークッキング教室経費　（4保健衛生費　1保健衛生総務費）

健康な身体と生活を目指し、広く食生活改善の意識を持つため、講話・調理・実習を通して正しい栄養の知識を身につける。

対象者：乳幼児期の子を持つ親
実施回数　3回　親44人　子29人　計73人受講

5. 母と子の健康づくり事業費 （4衛生費 1保健衛生費）

幼児歯科保健対策
フッ素塗布　814人　フッ素洗口　335人
ブラッシング指導　1ヶ所　むし歯予防教室（親子）30組
乳児健康診査（4か月児）
診察、計測、相談（育児・栄養）　388人　年12回
1歳6か月児健康診査
内科検診、歯科検診、計測、相談（育児・栄養） 381人 年12回
母子栄養管理（8か月児）
離乳食指導、計測、育児相談　358人　年12回
妊婦健康診査 妊婦一般健康審査　385人
HBs抗原検査　385人
HBs抗原検査陽性者指導　3人
超音波検査（35歳以上）　41人
3歳児健康診査
診察、歯科検診、計測、尿検査、視聴覚検査、育児相談、栄養相談、歯科相談
350人　年12回
母子訪問指導 訪問による保健指導　383人
健やか親子教室　すこやかマタニティ教室　94人
　すこやか赤ちゃん教室　120人

6. 新入学児童健康診断等経費　（10教育費 2小学校費）

学校保健法第6条の規定に基づき、新入学児童の健康診断を実施し、児童の健康保持・増進を図った。

新入学児童健康診断内容
脊柱・胸部の疾病及び異常の有無、視力及び聴力
歯・口腔の疾病及び異常の有無、その他疾病及び異常の有無　（受診者446人）

7. 児童生徒健康診断等経費 （10教育費 2小学校費）（10教育費 3中学校費）

学校保健法第６条の規定に基づき児童生徒の健康診断を実施し、児童生徒の健康保持・増進を図った。

診断内容
結核検診（小1・中1） 心臓検診（小1・中1） ぎょう虫卵検査（幼稚園児・小1～3）
回虫卵検査（小1～3） 尿検査（全員）

8. 老人保健事業費 （4衛生費 1保健衛生費）

健康手帳 40歳以上 1,506冊、75歳以上 257冊
健康教育 対象 40歳以上 104回（3,162人）
健康相談 対象 40歳以上
総合健康相談　95回（1,136人）
重点健康相談 27回（ 178人）
介護家族健康相談　0回（　0人）
健康診査 対象 40歳以上（子宮がん・乳ガン検診は30歳以上）
基本健康診査 2,424人
胃がん検診 1,252人
子宮がん検診 1,827人
肺がん検診 2,401人
乳がん検診 1,005人
大腸がん検診 1,104人
前立腺がん検診　658人
歯周疾患検診 56人

機能訓練 Ａ型（基本型）
基本動作訓練、日常動作訓練、手工芸、レクリエーション等
実施数 96回

Ｂ型（地域参加型）
レクリエーション、スポーツ、交流会等を地域のボランティア等と行う
実施数　5回

訪問指導 対象 40歳以上で
・介護保険のサービス給付者以外の虚弱老人
・健康診査受診者のうち要注意者
・介護家族

　実施人数　483人

9. 結核検診経費　（4衛生費 1健衛生費）

　対象 19～39歳 間接撮影 109人

10. 転倒予防教室経費　（4衛生費1保健衛生費）

転倒による骨折、骨折による寝たきり予防、介護予防を目的に実施した。
　実施数5回　参加延人数89人

11. 予防接種経費 （4衛生費 1保健衛生費）

集団～ツベルクリン注射及びＢＣＧ、ポリオ
個別～3種混合、2種混合、麻しん、風しん、インフルエンザ（高齢者）

12. エキノコックス症対策経費 （4衛生費 1保健衛生費）

血清検査 対象　小学3年生以上 年1回実施　検査人員　26人（全て陰性）
検体（キツネ）捕獲業務委託　登別市有害鳥獣駆除協議会

13. 地域医療対策等経費 （4衛生費 1保健衛生費）

登別・室蘭市内の総合病院等による休日・夜間の診療体制など地域医療体制の整備を室蘭市及び室蘭市医師会と連携しながら確保した。

・救急医療啓発普及事業
・二次救急医療措置事業
・広域救急医療対策事業
・室蘭・登別保健センター償還金負担金
・社団法人北海道総合在宅ケア事業団年会費

14. 地域医療対策等経費（歯科医師会） （4衛生費 1保健衛生費）

室蘭歯科医師会及び室蘭歯科医師会登別地区運営協議会を通して、地域歯科医療体制の整備を図った。

事業内容
歯科保健医療委託業務の連絡調整・歯科救急医療の啓発

15. 献血推進事業補助金　（4衛生費 1保健衛生費）

室蘭赤十字血液センターの移動採血車が市内を巡回し、多くの市民に協力を求め血液の確保に努めた。

事業内容
・普及広報活動
・移動採血車による巡回献血　12日　35会場　876人
・成分献血　実施人員　46人（毎月1回）
・緊急時協力　1人

第4節 やさしさに満ちた福祉社会を築く

・　ひとにやさしいまちづくりとして、障害者の日常生活の支援や、障害者の社会的自立を支援するとともに、小規模通所授産施設の運営支援、精神障害者共同住居運営事業の支援など、おもいやりのあるまちづくりを進めた。

1. 地域療育推進経費　（3民生費 1社会福祉費）

心身の健全な発達に不安のある児童が必要とする療育サービスを効果的に受けることができるよう、関係する機関の職員で構成する地域療育推進協議会を設置し、連絡調整を行うことにより早期発見・早期治療の体制作りを行うとともに研修を通じて療育サービスの資質向上を図った。

2. 重度心身障害者医療費助成経費　（3民生費 1社会福祉費）

重度心身障害者の経済的負担を軽減するため、医療費の一部を助成した。

受診件数　30,550　件
月平均受給者数　1,223　人
医療助成費　252,564千円
1人当り医療助成費　206,512　円

3. 心身障害者地域共同作業所運営補助金 （3民生費 1社会福祉費）

障害者の作業所を補助することにより、障害者の能力を生かし、希望する仕事を通じて、生きがいの充実や社会参加の促進並びに自立を促し、就業機会の増大を図った。

共同作業所「革工房・瑞樹」運営費補助。
　就労人員 5名

4. 重度心身障害児介護手当支給経費 （3民生費 1社会福祉費）

精神又は身体に障害のある児童の保護者に対して、経済的負担を軽減するため、手当てを支給し福祉の増進を図った。
　支給延人員　754人

5. 精神障害者共同住居運営費補助金　（4衛生費 1保健衛生費）

医療法人社団友愛会が開設している共同住宅（定員8名）の運営費の一部を補助した。

6. 精神障害者通所授産施設運営費補助金　（4衛生費1保健衛生費）

医療法人社団「千寿会」開設の通所授産施設（定員30名）に対し運営費の一部を補助した。

7. 室蘭地方腎友会補助金　（4衛生費1保健衛生費）

腎臓患者の自己管理の知識向上、腎臓病予防のための知識普及啓発、会員相互の交流・親睦を図る活動をしている室蘭地方腎友会に対し支援する。

8. 北海道難病連運営事業補助金　（4衛生費1保健衛生費）

難病問題の社会的啓蒙と難病についての正しい知識の普及啓発を行うことにより、難病患者とその家族の社会的自立活動を促進し、福祉の増進を図ることを目的に活動している財団法人北海道難病連に対し補助。

9. 室蘭地方精神障害者家族会連絡協議会運営事業補助金　（4衛生費1保健衛生費）

精神障害者保健福祉思想の推進、精神障害者とその家族が社会的自立と研修及び親睦のために活動をしている協議会に対し補助。

10. 精神障害者居宅支援事業費　（4衛生費1保健衛生費）

ホームヘルプ事業
自宅にホームヘルパーが訪問し、家事の援助や生活の仕方の相談に応じるなど、精神障害のある方が自立した生活が送れるよう支援した。（利用者1人）
ショートステイ事業
介護している家族が一時的に不在となる期間、精神障害のある方が安心して生活できるよう場所の提供をした。（利用者なし）

11. 社会福祉施設入所者（児）面会旅費助成金 （3民生費 1社会福祉費）

社会福祉施設に入所している者（児）の家族に対して経済的負担を軽減するため、面会するための旅費を助成した。

助成対象世帯数　104世帯
利用世帯数　5世帯（年2回まで助成）

12. 身体障害者補装具給付費　（3民生費 1社会福祉費）

身体障害者の日常生活の便宜や社会参加を図るため、車椅子等の補装具の給付及び修理を行った｡
給付実績　811件（給付774件・修理37件）

13. 重度心身障害者在宅世帯等水道使用料金助成金 （3民生費 1社会福祉費）

重度心身障害者在宅世帯及び寝たきり老人在宅世帯に対し、経済的負担を軽減するため水道料金の一部を助成した。
助成世帯数　804世帯

14. 重度身体障害者（児）日常生活用具給付事業費　（3民生費　1社会福祉費）

在宅の重度身体障害者（児）に対して、浴槽や訓練用ベッド等の日常生活用具を給付又は貸与することにより、日常生活の便宜を図った。
歩行支援用具・入浴補助用具、頭部保護帽等を36件給付

15. 肢体不自由児（者）父母の会補助金 （3民生費 1社会福祉費）

肢体不自由児（者）の療育と福祉の増進を目的に活動する父母の会に対して助成した。

16. 身体障害児補装具給付費　（3民生費 1社会福祉費）

身体障害児の日常生活の便宜や社会参加を図るため、車椅子等の補装具の給付及び修理を行った｡
給付実績　68件（給付　64件・修理　4件）

17. 小規模通所授産施設（すずかけ作業所）運営経費　（3民生費1社会福祉費）

学齢を超えた就業困難な心身障害者の社会人としての自立を図るため、授産施設に通所させ作業及び生活の訓練を行った。
利用人員　7人
開設日数　232日

18. 社会復帰支援事業　（4衛生費 1保健衛生費）

精神障害者地域活動補助
精神障害者の自助及び互助活動を目的とする登別回復者クラブに対し助成した。

事業内容　スポーツ・レクリエーション・社会見学・研修会等
会員数　17人

精神障害者社会復帰施設通所交通費補助
精神障害者が通所授産施設及び地域共同作業所に通所する場合に要する交通費の一部を助成し、費用負担の軽減を図った。（対象人員　9人）

19. 重度障害者（児）福祉タクシー関係経費 （3民生費 1社会福祉費）

日常生活において公共交通機関を利用することが困難な重度の障害者（児）に対し、経済的負担の軽減を図るため、タクシーを利用する場合に一部を助成した。

助成内容　タクシー基本料金
助成件数　659件

20. 身体障害者自動車運転免許取得費助成金　（3民生費 1社会福祉費）

在宅の身体障害者に対し、自立更生に要する経済的負担を軽減し、社会活動への参加の促進を図った。
申請件数 1件

21. 身体障害者自動車改造費助成金　（3民生費 1社会福祉費）

身体障害者福祉法による車椅子支給者の社会参加及び自立支援を図るため自動車改造に係る経費の一部を助成した。
助成者数　1人

22. 身体障害者自動車燃料費助成金 （3民生費 1社会福祉費）

身体障害者の自立更生と社会参加、また、経済的負担を軽減した。
申請件数 24件

23. 登別身体障害者福祉協会補助金 （3民生費 1社会福祉費）

身体障害者が文化・スポーツ等を通して相互交流を行い、社会参加と自立を促す活動をする福祉協会に助成した。

24. オストメイト対応用トイレ設置費　（3民生費1社会福祉費）

社会参加活動への支援のため、市内の公共施設にオストメイト（人工肛門・人工膀胱を付けた方達）に対応できるトイレ機能を整備した。
設置箇所　本庁舎、総合福祉センター

25. 視力障害者協会補助金　（3民生費 1社会福祉費）

視力障害者の自立更生並びに福祉の増進に寄与した。
登別視力障害者協会運営経費の助成

26. 手をつなぐ育成会補助金 （3民生費 1社会福祉費）

心身に障害のある者（児）の療育と福祉の増進を図るため登別市手をつなぐ育成会に補助。

27. 社会福祉協議会貸付金（たすけあい金庫）　（3民生費 1社会福祉費）

低所得者世帯に対する応急援護資金等の貸付のため、社会福祉協議会に対し原資を貸付けする。

貸付状況
貸付件数　37件
資金使途　応急生活費　30件　教育の臨時経費3件　療養費4件

28. 児童入所施設措置費（助産施設分）　（3民生費3児童福祉費）

経済的理由により、入院助産を受けることができない妊産婦を助産施設に入院させ、もって母子福祉の向上を図った。
申請件数　２件

29. 災害見舞金　（3民生費6災害救助費）

災害で被害を受けた市民に対し、災害見舞金を支給。
被災件数　６件

30. 生活館活動推進事業費　（3民生費1社会福祉費）

アイヌ民族文化の伝承及び普及を図った。
活動内容　アイヌ刺しゅう教室　17回開催　受講者　延255人

31. 母子家庭等医療費助成経費　（3民生費 1社会福祉費）

母子家庭等の母と児童に対し、経済的負担を軽減するため、医療費の一部を助成した。
受診件数　11,157　件（母親分103件・児童分11,054件）

月平均受給者数　1,664　人
医療助成費　37,618千円
１人当り医療助成費　22,607　円

32. アイヌ文化普及啓発事業補助金　（3民生費 1社会福祉費）

アイヌ民族の社会的地位の向上と文化保存伝承を果たす活動を行う北海道ウタリ協会登別支部に対し補助を行った。

事業内容
アイヌ語教室の開催、イチャルパへの参加、アイヌ民族文化祭への参加講演会、刺繍教室の開催、ウタリ協会ホームページ作成等

33. アイヌ民族文化祭補助金　（3民生費 1社会福祉費）

アイヌ民族文化の保存伝承を目的に開催されるアイヌ民族文化祭を支援した。

期日　平成15年11月8日
開催場所　登別市
内容　古式舞踊、アイヌ語劇、民族資料展示 等

34. 幌別25号線改良事業費（地方改善施設整備）　（8土木費　2道路橋梁費）

当該路線周辺はウタリ住民が多数居住しており、生活環境向上のため道路を整備した。
道路改良・舗装工　Ｌ＝204ｍ　Ｗ＝6ｍ

35. 身体障害者施設支援費関係経費　（3民生費1社会福祉費）

身体障害者の施設入所（通所）者の支援及び更生医療に係る医療費の給付を行うことにより、心身の健康保持を図り、生活安定のための援護を講じることにより、身体障害者の更生及び福祉の増進を図った。
身体障害者施設入所（通所）者数　37人
身体障害者更生医療給付延件数　28件

36. 身体障害者居宅支援関係経費　（3民生費1社会福祉費）

身体障害者の居宅の支援を行うことにより、健康の保持増進、生活の安定を図った。
身体障害者ホームヘルプサービス利用者数　49人
身体障害者デイサービス利用者数　75人

37. 知的障害者施設支援費関係経費　（3民生費1社会福祉費）

知的障害者の施設入所（通所）者の支援を行うことにより、心身の健康保持を図り、生活安定のための援護を講じることにより、知的障害者の更生及び福祉の増進を図った。
知的障害者施設入所（通所）者数　99人

38. 知的障害者居宅支援関係経費　（3民生費1社会福祉費）

知的障害者の居宅の支援を行うことにより、健康の保持増進、生活の安定を図った。

知的障害者デイサービス利用者数　1人
知的障害者ショートステイ利用日数　30日
知的障害者グループホーム入所者数　22人

39. 障害児居宅支援費経費　（3民生費1社会福祉費）

障害児の居宅の支援を行うことにより、健康の保持増進、生活の安定を図った。

障害児ショートステイ利用日数　141日
障害児ホームヘルプサービス利用者数　3人
障害児デイサービス利用者数（のぞみ園他分）　34人

40. のぞみ園運営管理経費　（3民生費3児童福祉費）

心身に障害のある児童が通園し、日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練等を行う児童デイサービスセンターの運営管理経費。

利用児童数
　肢体不自由児　14人
　知的障害児　17人
　延利用人員　1,345人　開設日数　223日

41. 特別障害者手当等支給経費 （3民生費 1社会福祉費）

重度の障害者で特別の介護を必要とする者（児）に対して、経済的負担を軽減するため手当を支給した。

特別障害者手当　延 834人
障害児福祉手当　延 491人
福祉手当　延 247人

合計　延 1,572人

42. ウタリ住宅新築資金等貸付事業　（3民生費 1社会福祉費）

市内に住所を有するウタリの人達に、住宅の新築・改築等について、必要な資金を貸付けることにより、当該住民の居住環境の整備改善を図り、福祉の増進を図った。
貸付件数１件（改修）　貸付金額　4,000千円

43. 生活保護の動向 （3民生費 4生活保護費）

　生活保護相談件数並びに申請受理件数

区分	相談件数	申請件数	却下件数	取下件数
平成15年度	221	94	1	2
平成14年度	285	103	0	3

開始世帯状況

区分	総数	世帯類型				開始理由
		高齢	母子	傷病障害	その他	世帯主の傷病	世帯主の障害	死別離別	収入の減	その他
平成15年度	91	34	17	32	8	40	1	4	3	43
平成14年度	100	27	17	38	18	48	5	12	14	21

廃止世帯状況

区分	総数	世帯類型				廃止理由
		高齢	母子	傷病障害	その他	傷病治癒	死亡失踪	就労収入増	不就労収入増	その他
平成15年度	57	22	13	12	10	0	17	17	5	18
平成14年度	58	30	11	12	5	2	25	11	2	18

世帯数及び人員　（単位：人）

区分	平成15年度	平成14年度	増減
被保護世帯数	7,793	7,279	514
被保護人員	11,991	11,020	971

扶助別延人員　（単位：人）

区分	平成15年度	平成14年度	増減
生活扶助	10,277	9,271	1,006
住宅扶助	9,552	8,687	865
教育扶助	1,267	978	289
介護扶助	690	576	114
医療扶助	10,205	9,494	711
生業扶助	6	1	5
出産扶助	2	1	1
葬祭扶助	9	18	△9
施設事務費	24	22	2
冬季薪炭費	2,041	1,896	145
計	34,073	30,944	3,129

44. 生活保護適正実施推進事業　（3民生費 4生活保護費）

生活保護業務の安定的な運営を助長するため、必要な調査研修等を通じ資質の向上を図った。

事業内容

・扶養能力調査徹底事業
・レセプト点検事業
・所内研修充実事業
・事務処理効率化事業
・生活保護制度周知徹底事業
・その他医療扶助適正化事業

第5節 安心して子どもを生み、健やかに育つ環境をつくる

・　乳児保育、障害児保育、延長保育、保育所の広域入所など保育所機能の拡充に努めるとともに、登別保育所の建替事業、幌別東・栄町保育所の整備など保育体制の整備を図った。 ・　子育て支援センターによる育児不安等への相談指導等の実施、さらには、放課後児童クラブの充実を図るなど、次代を担う子供たちの健やかな成長を支援する環境づくりに努めた。

1. へき地保育所運営管理経費 （3民生費 3児童福祉費）

共働き世帯や病人の介護などにより、家庭での保育が困難な世帯の児童に対して適切な保育サービスを提供し、保育に欠ける児童の健やかな育成を図った。
措置児童数の状況（平成16年3月1日現在）　富浦保育所　12人

2. 保育所特別保育事業実施経費（あそびの広場） （3民生費 3児童福祉費）

地域の乳幼児を持つ保護者等を対象に子どもとの関わりや遊び方を指導し、育児不安の解消を図るとともに、親子のふれあいや親同士の交流を深めた。
開催回数　7回
実施内容　親と子のあそび、手あそび、運動あそび、砂あそび、シャボン玉遊び等

3. 保育所特別保育事業実施経費（交流事業） （3民生費 3児童福祉費）

保育所の児童が、地域のお年寄りや異年齢児との交流を深めた。
事業実施状況
・老人福祉施設訪問等世代間交流事業　4保育所（富士、鷲別、栄町、登別）
　参加者　2,304人
・異年齢児交流事業　1保育所（幌別東）参加者　594人
　事業内容　ミニ運動会、ゲーム大会、老人福祉施設訪問、伝承あそび、クリスマス会等

4. 障害児保育経費 （3民生費 3児童福祉費）

心身に障害を持つ児童や発達発育に心配のある児童を受け入れ、児童の健全な成長発達を促すため全保育所で実施。
保育児童数　6人

5. 保育所特別保育事業実施経費（延長保育） （3民生費 3児童福祉費）

共働き世帯等の増加により延長保育を希望する保護者も増加してきており、これらのニーズに対応するため延長保育を推進し児童の健全な発達に寄与した。
延長保育実施状況　82人（富士保育所30人・鷲別保育所　15人・栄町保育所9人・幌別東保育所28人）

6. 保育所の広域入所経費 （3民生費 3児童福祉費）

市町村の境界に住んでいる場合や通勤途中に保育所がある場合等において、居住地以外の保育所についても選択できるよう配慮し、児童及び保護者の負担軽減を図った。
広域入所委託児童数　19人（室蘭市内15人、白老町内4人）

7. 学校給食指導事業費　（3民生費　3児童福祉費）

小学校入学前の5歳児を対象に学校給食指導を行い、小学校入学後に戸惑うことのないよう体験させた。
対象児童数　110人

8. 保育所施設整備事業費　（3民生費　3児童福祉費）

年々老朽化している保育所を整備することにより、児童の安全確保と健全育成を図った。
栄町保育所　屋上防水改修
幌別東保育所　暖房設備改修

9. 登別保育所建替事業費　（3民生費3児童福祉費）

登別温泉保育所及び登別保育所、富浦保育所を統廃合し、効率的な保育の実施に加えて、新たに0歳児・1歳児・2歳児保育を実施するとともに、一時保育や子育て支援センターなどの機能を備えた保育所に建替える。更に、幼保一元化に係る用地の取得等。

事業概要
保育所建替用地の取得　3,531. 33平方メートル
保育所実施設計　1式
保育所給水管敷設工事　
水道施設管理負担金

10. 病院内等保育事業補助金 （3民生費 1社会福祉費）

職員を確保するため、病院内等で保育を実施している団体に対して補助した。
実施事業所　恵愛病院、登別厚生年金病院、三愛病院、登別中央病院、室蘭ヤクルト販売株式会社

11. 仕事と育児両立支援事業費　（3民生費 3児童福祉費）

ファミリーサポートセンターは会員制で運営しており、援助を必要とする会員と提供できる会員の調整を行い適切な育児援助を行った。

依頼会員352人、提供会員125人、両方会員82人　合計559人
活動状況　2,728件／6,100時間／預かり人数303人（ファミリーサポートセンター事業）

12. 放課後児童クラブ運営経費 （3民生費 3児童福祉費）

昼間保護者不在の家庭における小学校低学年児童等に適切な遊び及び生活の場を与え、児童の健全な育成を図った。

在籍児童数
　富岸児童クラブ　36人
　常盤児童クラブ　12人

13. 普通保育所運営管理経費 （3民生費 3児童福祉費）

共働き世帯や病人の介護などにより、家庭での保育が困難な世帯の児童に対して適切な保育サービスを提供し、保育に欠ける児童の健やかな育成を図った。

措置児童数の状況（平成16年3月1日現在）
富士保育所　112人　鷲別保育所　106人
栄町保育所　104人　幌別東保育所　100人
登別保育所　31人　登別温泉保育所　9人

14. 放課後児童等衛生・安全対策事業費補助金　（3民生費1社会福祉費）

病院内及び事業所内保育事業に従事する職員の健康診断に要する経費の一部を補助し、職員の福祉向上を図るとともに、保育児童の健全な育成に努めた。

補助対象病院及び事業所
医療法人　社団友愛会　医療法人　三樹園会登別中央病院
室蘭ヤクルト販売株式会社　医療法人　千寿会　三愛病院　登別厚生年金病院

15. 乳幼児医療費助成経費 （3民生費 1社会福祉費）

医療費の一部を助成し、乳幼児の健康増進と健やかな育成に努めた。

受診件数　18,999　件
月平均受給者数　2,311　人
医療助成費　51,349千円
１人当り医療助成費　22,219　円

16. 子育て支援センター運営経費 （3民生費 3児童福祉費）

育児に不安を持つ保護者が増加しており、育児相談やあそびの広場などを通して育児不安の解消を図るとともに親子のふれあいや交流を促した。

事業実施状況
育児相談　98人
あそびの広場　98人
センター開放　1,877人
子育て講座　99人
育児サークルの育成　404人
あそびの紹介　358人
保育所開放事業　432人
　合計　3,366人

17. 日胆はまなす里親会補助金 （3民生費 1社会福祉費）

里親制度の周知を図り、児童福祉の向上に寄与した。

18. 家庭児童相談室・母子自立支援員経費 （3民生費 3児童福祉費）

児童の躾や環境、施設への入所など、家庭の一般的な相談に応じ、福祉の増進を図った。

事業内容
母子・家庭相談員の配置　1人
相談件数　母子・家庭相談員　38件　母子自立支援員　405件

19. こどもショートステイ事業費 （3民生費 3児童福祉費）

疾病などにより児童の養育が一時的に困難になった場合に、児童を養護施設で養育し児童の健全な育成を図った。
2歳未満児　延72日間　2歳以上児　延48日間

20. 災害遺児手当支給経費 （3民生費 3児童福祉費）

災害により、児童の父母又は父母のいずれかが死亡若しくは障害の状態となったとき、その児童を養育している保護者に対し、手当を支給し児童の健全育成を図った。
支給件数 2件

21. 児童館・児童センター運営管理経費 （3民生費 3児童福祉費）

遊びを通して、児童の健康増進と情操を豊にすることを目的とし、児童福祉の向上に努めた。
利用者数合計　59,267人

児童館名	利用者数	児童館名	利用者数	児童館名	利用者数
登別	9,663	常盤	7,256	若草	7,319
富浦	2,809	富士	7,635	鷲別	4,621
幌別	6,344	富浜	4,614	美園	9,006

22. 次世代育成支援行動計画策定事業　（3民生費 3児童福祉費）

次世代育成支援対策推進法に基づき、行動計画実態調査を実施。

行動計画策定委員会　2回開催　ニーズ調査分析及び人口推計・事業量調査
行動計画策定委員　17名

第6節 女性も共に参画する地域社会をつくる

・　女性の社会参画及び自主的な活動を促進するため、女性活動団体への支援や女性リーダーの育成に努めた。 ・　男女共同参画社会づくりを推進するため、「登別男女共同参画基本計画（のぼりべつはぁもにぃプラン２１）」の第１次実施計画を策定。男女共同参画講演会や学習会を開催し、男女平等の意識づくりに努めた。

1. 男女共同参画社会づくり推進経費　（2総務費 1総務管理費）

男女がお互いの人権を尊重し合い、それぞれの個性と能力を発揮しながらあらゆる分野に対等に参画できる男女共同参画社会を形成するため、男女平等に向けての意識づくりや女性の社会参画の充実に努めた。

事業実績
・登別市男女共同参画基本計画第1次実施計画策定
・情報提供
　情報コーナー（パンフレット棚）各支所、市民会館、本庁市民ホールに設置
　情報紙「アンダンテ」の発行（2,300部印刷、各町内会を通じて配布）
・市内巡回パネル展開催　各支所、市民会館、図書館等
・講演会の開催（男女共同参画講演会）
　期日・場所　10月30日　市民会館
　参加人数　20人
　講師　宝井琴桜氏　（講談師）
　テーマ　山下さんちの物語「男女共同参画社会編」
・学習会の開催（第1回女性学セミナー）
　期日・場所　11月22日　市民会館
　参加人数　40人
　講師　林美枝子氏（札幌国際大学助教授）
　テーマ　「男女共同参画を築くために必要なこと」
・研修会の開催（ＤＶに関する相談業務等職員研修会）
　期日・場所　2月10日　第３委員会室
　参加人数　22人
　講師　藤本紀子氏（ネット・マッカーネいぶり代表）
　テーマ　「ＤＶとは」
・のぼりべつ男女平等参画懇話会などの市民団体の事業支援
・民間シェルター運営費補助金
家庭内暴力による被害者（女性・子供）を一時的な保護を行ったり、相談を受け、再出発のための様々な支援を行う民間シェルターの運営を補助する。
助成団体名　ネット・マサカーネ・いぶり
総相談件数　2,450件（うち暴力、離婚に関する相談1,023件）
シェルター利用人数　32人（うち登別市民6人）

2. 婦人活動振興助成金 （10教育費 5社会教育費）

女性の社会参画及び自主的な活動を促進するため、登別市婦人団体連絡協議会へ助成した。
地区単位会　4町内会婦人部・地区2婦人会、1婦人団体 会員数　780人

かあちゃんオリンピックの開催
市内婦人大会の開催
各種研修会の実施及び参加、各種行事への参加

3. 三市合同女性国内派遣研修負担金　（10教育費　5社会教育費）

女性の社会参画及び自主的な活動に向けて中核となる女性リーダーを育成するため、室蘭・登別・伊達の三市が合同で女性の国内派遣研修を実施した。

実施時期　平成15年11月6日～11月9日 3泊4日
研修先　国立女性教育会館及び東京都内施設視察
派遣人員　団員4人、引率者1人

4. 婦人センター講座経費　（5労働費1労働諸費）

男性料理教室及び再就職準備講座を実施。

男性料理教室（7月、10月）参加人員　69人
再就職準備講座（9月）　参加人員　91人

5. 女性の健康づくり推進経費 （4衛生費 1保健衛生費）

健診機会の少ない女性の疾病予防を図るため、健診を実施し女性の健康づくりに努めた。

事業実績

（1）骨粗しょう症検査＋血液検査等　（　112人受診）
（2）骨粗しょう症検査　（　98人受診）