第5回まちづくり部会会議録(要約)

公開日 2013年03月15日

  • 開催日時  平成17年12月21日(水) 午後1時30分~午後」2時10分
  • 開催場所  市役所 第3委員会室
  • 出席者  委員10名 事務局5名
  • 欠席者  委員3名
  • 議題
    1. 第2期基本計画施策体系の検討結果報告について
    2. 第2期基本計画策定に係る市長提言について
    3. その他

〈会議録〉

◎議題1 第2期基本計画施策体系の検討結果報告について

(まちづくり部会長)

・議題について、各部会長から検討結果の報告を願う。

(やさしさ部会長)

・10月、11月に4回の部会を開催し、またほかの部会員の参加も得て検討した。

・第2期基本計画施策体系への検討は、資料1(194KBytes)の体系図にあるように、政策課題は大きく4点として捉え、考え方としては9つになった。

・主な意見は次のとおりである。

  1. 福祉に関わる各施策の基本は、「支えあい」、「絆」の精神である。
  2. ノーマライゼーションの理念に沿ったまちづくりは、重要な課題であるので、障害者の社会参画を計画に盛り込んでほしい。
  3. 地域ぐるみの、子育て支援(サポート)が大切である。
  4. 子育ては家庭における子育てを前提とするが、これからは社会が育てるという意識が必要である。
  5. 子育ての環境の整備が必要である。(男女の役割分担、放課後児童クラブ、育児休業等)
  6. 自らの健康づくりが必要であり、生活習慣病の予防が大切である。
  7. 福祉教育を学校だけでなく、地域住民をも含めて行うことが必要である。
  8. 障害者に対する「心のバリア」をなくすことの浸透が必要である。(障害者への思いやり)
  9. 「男女共同参画条例」を制定すべきである。

※自立支援法の内容が見えた段階で、施策体系の変更がありえる。

・自立支援法が施行されることを見込んで内容を入れることが重要である。

・女性が共同参画するために条例が必要だと考えた。

(環境生活部会長)

・最初の会合は、各委員の思いを語っていただいた。

・2回以降は検討に入り体系図にまとめた。

・主な意見はつぎのとおりです。

  1. 環境の施策を実行していくためには、有能な組織と人材の育成が必要である。
  2. 社会全体を対象とした環境教育が必要である。(幼児、学校、大人、企業)
  3. 公害の監視や指導を強化すべきである。
  4. ごみの減量化は市民総ぐるみの取り組みが必要である。
  5. 自然環境活動の拠点をつくりや人材育成が必要である。
  6. ネイチャーセンターを自然環境活動の拠点として利用すべきである。
  7. 「自然環境活動の拠点づくり」を「自然環境活動の拠点づくりと人づくり」として施策の基本方向に明記すべきである。
  8. 「自然とふれあいの場の整備」や「自然とふれあえる条件づくり」は、「自然環境活動の拠点づくりと人づくり」に含まれるので削除する。
  9. 「生態系の変化の把握」は生態系の変化が把握できる「生物多様性の確保(野生生物データベースの構築)」に組み込むべきである。
  10. 災害時における障害者を含む災害弱者対策が必要である。
  11. 子どもや老人を含む交通安全の意識啓発が必要である。
  12. 独居老人等相談相手のいない人に対する市民相談体制の充実が必要である。

・特に男性の環境への意識は低いという意見もあり、家庭や企業などを通じての環境教育は重要だと考える。

(クラスター部会副部会長)

・登別市の基幹産業は観光であり、その視点での議論が多くなった。

・主な意見は次のとおりである。

  1. 国際観光の視点を体系に明確にすべきである。
  2. 市内の観光資源を観光商品化する。(農業体験、海洋レジャー、森林浴、登山)
  3. アジア人の観光に対して地元ホスピタリティの向上を図るべきである。
  4. 目標「魅力ある観光地づくり」の施策の基本方向を「ときめきと感動のある観光地づくり」とすべきである。
  5. 目標「魅力ある観光地づくり」の施策の基本方向を「心と体を癒す観光のまちづくり」として方向性を明確にすべきである
  6. 目標「複合産業基盤の形成」の施策の基本方向として「多様な分野の交流・連携による新たな産業の創出」とすべきである。
  7. 施策の基本方向「食の安全、安心の推進」の主要施策として「地産地消」を入れるべきである。

(住みよさ部会副部会長)

・障害者に対する気配りがないという意見が多くあった。

・特に老人憩の家などの小規模集会施設などの公共施設のバリアフリー化が進んでいない。

・図書館をはじめトイレが身障者には利用しにくい。

・室蘭市は市外の人への移住に関するPRが多いが当市は少なく感じる。

・団塊の世代は魅力のある町に関心を持つのでそういうまちづくりが必要である。

・先の身障者の大会が市内の体育館で行われたが、せっかく設置したスロープが終了後に取り払われており、そういうところも配慮が少ないと思う。

・基本計画の文言にはカタカナを少なくしてほしい。わかりにくい言葉もある。

・主な意見は次のとおりです。

  1. 高齢者や障害者安心して居住できる公営住宅の施策は必要である。
  2. カタカナ文字が多いので必要最小限にすべきである。

(育み部会長)

・部会では体系における図書館の位置付けについて、意見が出されたが教育委員会職員から説明がされ現体系図となった。

・体系図の「ニーズ、シーズの徹底」という表現がなかなかわかりづらいため、修正することになっているが、今回の体系では変わっていないので確認してほしい。施策の考え方としては、会議録にもあるが、「各団体とのネットワーク化・情報の提供」ということである。

・主な意見と次のとおりです。

  1. 生涯学習施設として、図書館を位置付ける。
  2. 横文字(カタカナ)が多いので、わかりやすい言葉にすべきである。

(まちづくり部会長)

・体系への検討は、主に行政の採算性について行われた。またバリアフリーについても意見があった。

・主な意見は次のとおりです。

  1. 市民の声を反映させるための手段として「地域担当職員制度の導入」は必要である。
  2. 市民レベルでのネットワークづくりが必要であり、そのためには個々の活動を支援する情報発信や提供する場である「市民活動センター」が必要である。
  3. 「市民活動センター」は、市民ボランティアで運営すべきである。
  4. 施策の「まちづくりを担う各主体」を「まちづくりを担う個人または団体」と具体に記載すべきである
  5. 計画策定後も、計画の検証が必要である。
  6. 横文字(カタカナ)が多いので、わかりやすい言葉にすべきである。
  7. ソフトの施策においても目標を明確にすべきである。

◎議題2 第2期基本計画策定に係る市長提言について

(事務局)

提言書(案)(資料2)(88.4KBytes)を読み上げ説明を行う。(以下省略)

資料1(194KBytes)提言書(案)(資料2)(88.4KBytes)を12月27日に開催される全体の委員会で承認を得た後に、委員長、両副委員長により市長へ提言する。

(環境生活部会長)

・以前から話しているが、公文書を市民に公開するときには図書館もその場所としてほしい。

(事務局)

・公開場所としていくことを考える。

◎議題3 その他

○今後の日程について

(事務局)

・27日に開催される全体会議において、各部長から本日と同じように報告していただき、委員会で承認をいただいた後、28日に委員長、両副委員長により市長へ提言する。

(やさしさ部会長)

・私たちが提言する体系の完成形は、現体系図ということなのか。

(事務局)

・現在のものが提言となる。

・その後は、提言を受けて行政が最終的に整理して計画をまとめる。

・カタカナ文字については行政の責任において整理する。

(まちづくり部会長)

・勝手なことばかり言ってきたが、まとめは行政に任せることになる。

・今後について総務部長から一言いただきたい。

(総務部長)

・27日に全体会議で承認をいただき、その後に成案を作っていく。

・10年間の施策の基本方向を皆さんにまとめていただき、今後どのように具現化するかが問題になってくる。

・具現化するためには、実施計画が必要であり、最終的に3年後の検証時期には市民の参画の場が必要であり、そのシステム構築に向けて努力していく。

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