第4章 調和の中でふるさとを演出するまち

公開日 2013年03月15日

第1節 機能的な交通・情報ネットワークで活力とふれあいを運ぶ

・登別温泉バイパスなど道道の整備促進を図るとともに、都市計画道路や市内幹線道路網の整備推進に努めた。
・ 広報紙の発行など市政情報を積極的に提供するとともに、市民の声を市政に反映させるため各種懇談会などを開催し、広報広聴活動の充実に努めた。
・ 電子市役所の構築を目指して、北海道電子自治体共同運営協議会に加わり、電子申請システムなどの開発委託に取組むとともに、地域情報センターの運営、パソコン講習会の実施など、地域情報化の推進に努めた。

1. 道道倶多楽湖公園線登別温泉通改良受託事業費 (8土木費 2道路橋梁費)
 道道倶多楽湖公園線の一部をバイパスとして計画決定し、安全かつ円滑な交通体系の確立と温泉街の活性化を図るため街路事業として整備を進めているもので、事業主体である北海道から民有地に係る用地補償業務について委託を受け実施している。
 第1工区が平成12年度完了し、引き続き第2工区(まほろば~第一滝本館)に着手。
 平成16年度事業概要(繰越明許費分を含む)
 用地買収 11件(A=1,476.98平方メートル)
 移転補償 19件(建物等、借家・貸間、その他)

2. 道道上登別室蘭線柏木通改良受託事業費 (8土木費 2道路橋梁費)
 柏木地区の安全で円滑な交通の確保を図るため、柏木通(大英寺交差点から柏葉団地付近交差点までの区間)の拡幅改良整備を進めているもので、事業主体である北海道から用地補償業務について委託を受け実施している。
 平成16年度事業概要
 用地買収 21件(A=2,246.72平方メートル)
 移転補償 34件(建物等、借家・貸間、その他)

3. 広域幹線、市内幹線道路網の整備  (8土木費 2道路橋梁費・4都市計画費)
○ 市道用地確定測量委託
 道路用地買収に伴う調査、道路管理上必要となる現況調査を継続的に実施した。
○カルルス路線改良事業
 橋梁工(上部工)   L= 30m
 改良工事 排水施設 一式
○ 富岸西路線改良事業
 改良工事 L=223m  W=7.5m+2.5m
 改良工事その2 L= 20m  W=7.5m+2.5m+3.5m
 舗装工事  L=411m W=7.5m+2@2.5m
 実施設計委託(2工区) 一式
 用地確定測量委託(1工区)一式
 用地確定測量委託(2工区)一式
○ 東札内線改良事業
 改良工事 L= 40m  W=7.5m
 舗装工事 L= 78m  W=7.5m
 工事調査委託 一式
○ 中央通り改良事業
 改良工事 L=130m  W=9.0m+2@3.5m
 舗装工事 L=130m  W=9.0m+3.5m
 用地買収 A=1,710.47平方メートル(1件)
 移転補償 一式(立木、フェンス)
○ 市道舗装排水整備事業
 市道整備に伴う測量、調査及び設計 新生53号線外21件
 市道の改良、舗装及び排水路工事
 改良工事   21本 L=1,877m
 舗装工事   26本 L=2,773m
 排水路工事  3本 L=  130m
 市道整備に伴う用地買収  8件 A= 904.67平方メートル
 カルルス東雲線外1改良事業
 改良工事 L=584m W=5.5m
○カルルス路線外1改良事業
 改良工事  L= 17m W=7.5m
 路線測量委託一式
 実施設計委託 一式
 用地確定測量委託一式
 移転補償 簡易水道導水管
○登別温泉中央通り改良事業
 改良舗装工事 L= 28m W=7.5m+1.5m
 工事調査委託費 一式
 用地買収 A= 85.14平方メートル(1件)
 用地買収移転補償(建物等)一式
○ 温泉7号線改良事業
 用地確定測量 一式
 負担金(下部工)一式
 用地買収 A= 139.31平方メートル(1件)
 残地補償 A= 63.58平方メートル
○ 登別27号線改良事業
 改良工事 L=  80m(法面工1,511平方メートル)
 予備設計委託 一式
 詳細設計委託 一式
 用地確定測量委託 一式
 用地買収 A= 63.51平方メートル(1件)
○ 富岸2号線外1改良事業
 改良事業 L=112m W=5.0m
 舗装工事 L=109m W=5.0m
 改良工事その2 L= 58m W=5.0m
 実施設計委託 一式
 用地確定測量委託 一式
 支障物件調査委託 一式
 実施設計(排水工)調査委託 一式
 移転補償(立木) 一式

4. 地方生活バス路線維持費補助金 (3民生費 1社会福祉費)
 乗合バス事業者を支援することにより、市民生活に必要なバス路線の維持に努めた。
 補助路線数10路線

5. 鉱山地域住民タクシー経費 (3民生費 1社会福祉費)
 鉱山地域住民の交通の便を確保するためタクシー利用費用の一部について助成した。
 利用世帯数 4月まで3世帯 5月から2世帯

6. 地域情報化推進経費 (2総務費 1総務管理費)
○ OA化推進事業費
 従来からの事務処理の効率化を目標とした「OA化」に止まることなく、住民の視点に立った行政サービスの質的向上と情報ニーズへの的確な対応を図った。
 パソコンを各課へ配備 20台
○ 地域イントラネット維持管理経費
 ネットワーク機器の保守・修理
 光ファイバーの保守・支障移転等
 ウイルス対策ソフトの更新
 電柱・管路の賃借
○ 地域情報センター維持管理経費
 登別市地域情報センターの維持管理
 利用者数 18,871人
○地域情報センター事業費
 市民を対象とした各種パソコン講習会やパソコン相談会を行い、市民へのIT(情報通信技術)普及を図った。
 講習会受講者数 73人  相談会相談者数 88人

7. 広報等経費 (2総務費 1総務管理費)
 市民や地域の声・ニーズを的確にとらえ、市政に反映させるよう努めるとともに、市政情報を総合的に提供することにより、市民参加のまちづくりを推進した。
 広報紙の発行
 「広報のぼりべつ」 毎月1回発行(計342ページ)
 市民リポーター 市民 3人委嘱
 広報モニター 市民11人依頼
 広報ビデオの制作
 お知らせ版「ときめきのまち のぼりべつ 2004」
 製作本数 春・夏・秋・冬版 各14本 計56本
 収録時間 15分~20分程度(各版は行事と市民活動の6項目を紹介)
 特集版「きらり登別」
 製作本数 14本
 収録時間 20分程度
 広報ビデオ設置公共施設等
 貸し出し用ビデオテープ 4本
 ビデオ設置施設 市役所、市民会館、鷲別公民館、婦人センター、しんた21、老人福祉センター、若草つどいセンター、登別郵便局、アーニス、地域情報センター
 ふるさと通信の発行
 湯かげん(年1回発行 カラー8ページ、1,000部)
 各種懇談会の開催
 地区懇談会 9地区 出席者数 252人
 地区課題の把握 34町内会等 要望件数 96件
 市長室フリータイム 2回 来訪者 6組
 市職員出前フリートーク 12回 参加者 350人
 市民見学会の開催
 市民見学会 年2回 参加者 110人
 三市合同施設見学会 室蘭市で開催 参加者 16人
 まちづくりカタログの発行
 発行月 平成16年6月 ページ数 92ページ
 発行部数 21,650部(広報紙折り込み)

8. まち紹介パンフレット作成経費 (2総務費1総務管理費)
 登別市の市政や歴史、観光、自然などをコンパクトかつビジュアルにまとめ、気軽に楽しく読むことができるまち紹介パンフレットを作成した。
 まち紹介パンフレット「NOBORIBETSU GUIDEBOOK きらり登別」
 発行月 平成17年3月 ページ数 20ページ(カラー)
 発行部数 2,000部

9. 広報紙取材業務一部委託経費 (2総務費1総務管理費)
 市広報紙の民間委託の可能性を検討するため、市広報紙の一部について取材(写真と記事の提供)等のノウハウを有する個人に依頼した。
 依頼記事数 26記事(コーナー「東奔西走」の一部)

10. 北海道電子自治体プラットフォーム共同構築事業費 (2総務費 1総務管理費)
 電子自治体の実現にあたって必要となる各種システムの共通基盤及び市町村電子申請システムを北海道と道内市町村が共同で構築し、運用する北海道電子自治体共同運営協議会に参加した。
 北海道電子自治体共同システム基本設計を完了した。

11. 電子計算機運用処理委託費 (2総務費 1総務管理費)
 現在運用している行政系のホストコンピューターの管理及び操作処理について、人材確保(電算事務従事者)の困難性を解消するため、業務の一部を民間に委託した。
 民間からの派遣人員 1人 委託月数 10カ月

12. コミュニティバス実証運行事業費 (2総務費1総務管理費)
 交通の利便性を確保するとともに新たなバス利用客の需要を喚起するため、各公共施設などを巡るコミュニティバスを実証運行し、輸送実績・利用者実態調査を行った。
 運行ルート 幌別西口~桜木町~新川町~市民会館~富士会館~市立図書館~幌別西口~新市民プール(往復)
 走行距離 (1日当たり) 17.8km(6往復) 運行日数 279日
 利用者数 10,407人

第2節 快適さとやすらぎと自然に満ちた空間で暮らしを包む

・ 住宅地景観の形成及び住環境の整備を図るため、幌別東団地にある老朽化の著しい平屋住宅を高齢者や身体に障害のある方にも優しい良質な住宅とするための建替え事業に着手した。
・ 安全で安定した給水を確保するため、上水道施設整備の推進に努めた。
・ 公園機能を充実を図るため、亀田記念公園の整備に着工した。

1. 市営住宅改善事業費(高齢者・障害者施策) (8土木費 5住宅費)
 高齢者・身体に障害のある方が居住する公営住宅の住戸について、段差解消や玄関、トイレ、浴室の手摺り取付け、浴室のスノコの設置、和式から洋式への便座の交換等を行うことによって、日常生活の利便性を図り、安全で快適に過ごすことができるよう改善した。
 平成16年度 20件

2. 市営住宅(幌別東団地)建替事業費 (8土木費 5住宅費)
 登別市営住宅ストック総合活用計画に沿って、耐用年数を超え老朽化の著しい住宅の建替事業を年次的に行い、高齢者や身体に障害のある方にも優しい良質な住宅の確保を図った。
 事業内容 既存住宅平屋建4棟16戸除去、1棟20戸4階建エレベーター付住宅建設
 (平成16年度・17年度の2カ年継続事業)

3. 上水道施設の整備 (水道事業会計)
 配水管の新設及び改良、移設と富士町地区の配水区域のブロック化を実施するとともに、老朽化した減圧施設の取替えと電動弁の新設を行い、水道水の安定供給、生活環境の改善を進めた。

4.簡易水道事業 (簡易水道事業特別会計)

 使用状況 (単位:戸、栓)

事業内容 口径 事業延長
送配水管新設事業 φ50~φ250  1,679.4m
送配水管改良事業 φ50~φ250 2,003.1m
配水管移設事業 φ50~φ200 120.7m
配水ブロック化事業 φ50~φ200  1,794.7m
その他  温泉地区減圧弁取替え 1基
栄町地区配水制御弁設置 1基

5. 簡易水道事業 (簡易水道事業特別会計)

 使用状況 (単位:戸、栓)

使用者
事業所
給水戸数 給水栓数
家事用 営農用 併用 事業用 合計
農業 54 27 18 29 2 76
一般 13 13 0 0 0 13
事業 20 0 0 0 23 23
合計 87 40 18 29 25 112

  給水量 (単位:m3)

給水量
 
家事用 営農用 併用 事業用 合計
6,851 11,885 29,970 19,098 67,804

6. 亀田記念公園整備事業費 (土木費 4都市計画費)
 公園機能の充実を図るため、亀田記念公園の整備を進めた。
 園路工事  照明工事 便所新設工事(増築)
 ・園路 L=380m ・照明灯 10基 ・身障者用トイレ 1基
 下水道工事  移植工事 便所改修工事(水洗化)
 ・ L=157.35m ・移植工 一式 ・男(大1、小3)
 ・1号マンホール 6カ所 外構工事 ・女(3)
 ・ 塩ビマンホール 2カ所 ・路盤工 320平方メートル

7. 街区公園等清掃交付金 (8土木費 4都市計画費)
 公園は、その地域の身近な憩の場として利用されることから、その維持管理の一部を町内会等に協力していただき、その協力に対して交付金を交付した。
 実施町内会等 45町内会等
 公園数 60カ所

8. 公園・街路樹維持管理経費(川上公園・登別ビーチパーク・亀田記念公園等) (8土木費4都市計画費)
 公園や街路樹の維持管理に努めた。
 直営による維持管理
 シルバー人材センター委託による維持管理
 登別市街区公園等清掃交付金による維持管理
 登別勤労者企業組合委託による維持管理
 管理許可による維持管理
 業者委託による維持管理

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