公開日 2022年09月07日
登別市の農業・林業・水産業のようす
農業のようす
登別市の農業は、気象条件や土壌条件などから酪農、畜産を主体として発展してきました。
農地面積1,095haの90%を超える約1,000ha余りが、牧草地(採草放牧地含む)となっています。近年は、農業者の高齢化と後継者の確保が難しく、農家戸数が年々減少している状況にあります。
このような厳しい情勢の中、従前の生産する農業から脱皮するべく、豊かな緑と広大な台地のもと、観光産業と結びついた体験型農業を推進します。
家畜飼養状況表(単位:頭羽数) | |||||||
乳牛 | 肉牛 | 馬 | 豚 | 採卵鶏 | |||
黒毛和牛 | 乳用種 | ||||||
令和4年 | 573 | 3,538 | 1,006 | 125 | 10,542 | 503,144 | |
令和3年 | 535 | 3,362 | 995 | 123 | 9,279 | 498,028 | |
令和2年 | 515 | 2,512 | 884 | 122 | 3,108 | 475,698 |
林業のようす
登別市の森林面積は、約15,500haで市総面積の73%を占めており、豊かな森林に恵まれています。民有林の面積は5,000haで全て一般民有林となっており、トドマツやカラマツが主体です。国有林では、貴重な高山植物が生育する高山帯、中・大径木の広葉樹が林立する天然生の樹林帯及び人工林帯と多様な林分構成となっています。
水産業のようす
登別市には、登別漁港(第3種)、鷲別漁港(鷲別地区・富浦地区)(第1種)があり、中でも登別漁港は、いぶり中央漁業協同組合所属船の利用ばかりでなく、全国各地からのいか釣り漁船が利用する漁港となっています。 主な漁業形態は刺網漁業で、その他、さけ定置網漁業、かご漁業、いか釣り漁業、ほっき桁曳網漁業となっており、主要な水揚げ魚種はスケトウダラ、秋サケ、タラ、ホッキ貝、カレイ、タコ、毛ガニ等で、全体水揚げの約90%を占めています。
市では、漁業経営の安定化を進めると共に、漁港整備を推進しています。
![]() |
![]() |
登別漁港 | 鷲別漁港 |
登別市の水産業の概要
【機種依存文字】-1登別地区漁業別漁獲量調書(H28~R2)[PDF:69KB]
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード