公開日 2025年05月29日
金成マツは登別市出身のアイヌ女性で、金田一京助、知里真志保のためにアイヌ口承文学を筆録し、知里幸恵の養母として知られています。その功績に比べマツについての研究は多くありません。
本講座では、金成マツが知里真志保のために筆録したアイヌ口承文学のうち、アイヌと和人の関係を描いた物語に注目します。真志保宛ノートには150以上の物語があり、その約2割に和人に関するモチーフが登場します。マツ筆録の物語をもとにこれらのモチーフがアイヌ口承文学において持つ意義を考えます。
※詳しい概要はこちらをご覧ください 概要(詳細)[PDF:56.6KB]
日 時
令和7年8月2日(土) 10時00分~12時00分 ※受付開始9時30分
会 場
登別市民会館 大会議室 (登別市富士町7丁目33)
タイトル
金成マツが筆録したアイヌ口承文学のなかのアイヌと和人
お話し
坂田 美奈子 さん
帝京大学外国語学部国際日本学科/教授
先住民研究、移住植民地研究の立場からアイヌや北海道の歴史、アイヌ口承文学の研究をされています。
定 員
60人 ※先着順とさせていただきます。
申込開始日
令和7年7月1日(火)9:00から 令和7年8月1日(金)17:30まで
申込方法
お申込みは1グループにつき4人までとさせていただきます。
電子申請:こちらから
電話:0143-88-1129 平日の9時00分~17時30分
※電話の際は、「お名前」「住所」「電話番号」をお伝えください。
関連サイト
登別市郷土資料館:むかしの生活道具、明治時代に登別市へ移住した仙台藩士片倉家主従に関する資料、アイヌ文化に関する資料などを展示しています。
地図
会場≪登別市民会館≫の位置
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