令和5年第3回定例記者会見

公開日 2023年07月04日

場所:議場

 

市長あいさつ

 

 本日はお忙しい中、令和5年第3回定例記者会見にお越しいただきましてありがとうございます。
 また、記者会の皆様方におかれましては、日頃から市民の皆様への市政情報の発信に加え、感染者対策の呼びかけなど、様々な面でご協力を賜っておりますこと、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 それでは少しの間、本市の状況についていくつかお伝えをさせていただきたいと思います。
まず全国市長会、北海道市長会の情報提供でございますが、5月17日水曜日に北海道市長会春季定期総会、一昨日になりますけれども、6月7日水曜日全国市長会の会議に出席をしてまいりました。全国市長会の方では昨年に引き続き相談役への再任、そして北海道市長会については副会長という役割を仰せつかり、再任を担うこととなりました。
 6月7日水曜日の全国市長会会議では総会において岸田内閣総理大臣、松本総務大臣もご出席され、冒頭の挨拶にて、物価高騰対策への給付金や少子化対策にスピード感をもって、若者の所得対策であったり構造意識を変えることであったり、また子ども子育て世帯を切れ目なく支援する旨の話をいただき、さらにはデジタル田園都市国家構想における地域活性化についてや、成長軌道に乗せる経済財政運営等も含め、さまざまなお話をしていただきました。
 また、松本総務大臣につきましては一般財源総額の確保や地域のDXなど、活力ある多様な地域の社会の実現に向けた総務省の取組などについて述べられていました。
 なお全国市長会においては、子ども子育て施策の充実強化やデジタル社会の推進と新たな地方創生の実現に関することなど、国への要望をまとめた7件について決議したところでございます。
 北海道市長会の要請につきましては6月7日水曜日の全国市長会と、同日に行われました政策懇談会において、北海道選出の衆議院議員、参議院議員の議員の方へ、少子化及びこども家庭庁の創設に伴い、子供の医療費の見直しや保育の環境の整備、庁舎建て替えの国の支援メニューの延長等について要望をさせていただきました。
 その折に、国会議員の皆様方からは子育てに関する医療費の支援、学校栄養教諭の加配について、また、ラピダスや再生可能エネルギー電力供給、さらには空き家対策そして医師の労働改革と、さまざまなお話をいただく機会を得ました。
 また登別市からも、今年度は新規に4件、北海道市長会並びに全国市長会へ単独で追加要望をさせていただいております。
 1点目は、技能者育成の基盤整備についてでございます。職業訓練校での授業内訓練は3名以上でなければなかなか国や道の方から補助がもらえないというところを、なるべく1名からでも補助対象となるように、独自に要望をさせていただいております。
 2点目は、学校部活動の地域移行についてであります。
 3点目は、子供医療費助成制度の拡充についてであります。こちらについては今般、高校生の入院費につきましては、我々単独で改革いたしましたけれども、今後室蘭市、伊達市と歩調を合わせながら、高校生の通院費を含めた医療費全般について議論を今後していかなければいけないと考えておりますので、この件については、なるべく国の方から、完全無償化を目指して医療保険制度の充実を図っていただきたい旨の要望をさせていただきました。
 4点目は、津波一時避難場所の整備についてであります。それぞれ特措法がありますけれどもその中でも、地方債制度の拡充を、なるべくいろいろな部分で適用できるよう、独自に要望させていただいたところでございます。
 また、全国市長会の中では、GIGAスクールについてです。
 本市は、GIGAスクールにかなり早く取り組んだ自治体ですから、大体5年ぐらいで端末等の更新時期を迎えるということで、あともう1年もすると一般的な更新時期を迎えます。
 このことからGIGAスクール端末の更新時期について、きちんと国の方で予算措置ができる準備を今からお願いしたいということで要望もしておりますし、各種国会議員の皆様方や全国市長会の各市長さん方も、同じような内容のことで多分今後困っていくだろうという共通の話題がございました。
 なお、全国青年市長会の自治体表彰の中で、大阪府の堺市が、上下水道のアプリ導入によって、管理支払そして周知等の職員の作業時間、そして通信費といった面も含め、数千万円の経費が浮いたということがありますので、我々も堺市さんのこの上下水道のアプリが、今どのようになっているのかを少し研究していきたいと思います。
 このように、全国青年市長会の場でも多くのヒントを得て帰ってまいりました。

 また昨日、東京の品川にあるJCHOの本部へ赴きまして、理事長をはじめ、理事とのお話をする機会を得ました。
 ご存知のとおり、昨年11月から今日まで、市内で関係団体並びに町内会の皆様方と、JCHO登別病院の今後の運営についてであったり、登別温泉の旧厚生年金病院跡地の今後の有効利用についてということで議論をさせていただき、その内容についてを取りまとめたものを昨日、JCHO本部の山本理事長へ地域からの意見として、次の3点をお伝えしました。
 1点目は、建物が廃屋にならないようにしてほしいということ。
 2点目は、跡地の有効利用については、慎重に配慮をしていただきたいということ。
 そして3点目は、土地建物の処分方針など様々な情報について、ぜひ迅速な情報提供を市もしくは地域住民にお願いしたい、ということでした。
 理事長も真摯に受け止めていただき、3点とも協力いたしますというお返事を頂戴いたしました。

 次に、常にお付き合いをさせていただいております、登別市に関係するふるさと会についてでございます。
 ふるさと会は現在、札幌のぼりべつ会、そして東京登別げんきかいがありますが、今般、新たに、関西・大阪において、関西のぼりべつ会という名のふるさと会が発足されました。
 また、6月2日金曜日には札幌のぼりべつ会の総会が行われ、その懇親会の場に出席をさせていただきました。同会は発足27年目に入るということで、30年目に向けて、今後、様々な動きを展開していきたいとのことでした。
 また5月13日に、担当職員が東京登別げんきかいの理事会役員会に出席をし、11月の初めに開催予定の総会開催などについて決定されたそうです。
 この三つのふるさと会ですが、今後どの会も会員の高齢化が進行していくということで、会員減少に間違いなく直面するということが見込まれます。このことから、若い世代を会員として取り込むために、三つの会と本市が協力していくというお約束をさせていただきました。
 もう一つ、本市に対するご協力という観点から、登別ブランド商品の紹介であったり、登別のふるさと納税に対する協力、この二点について、今後も三つのふるさと会と、真剣に向き合っていきたい、と思っております。

 次に、新しい市役所庁舎の整備に向けた取り組みについてでございます。
 本庁舎の建設基本設計書(案)につきましては、前回記者会見で説明をしておりましたパブリックコメントを終え、5名の方からいただいた18件のご意見を踏まえ、3月末、策定に至りました。6つの基本方針を柱とした、本基本設計書につきましては市公式ウェブサイトでも公開しておりますので、ご覧をいただきたいところです。
 また、現庁舎敷地の今後のの利活用については、中央地区のまち作りの根幹となるコンセプトを決めるため、早速ワーキンググループを中心に、学生委員会とも連携しながら協議を始めたところでございます。今のところ多くのご意見をいただいているというふうにお聞きしております。今後、しっかりとまとめてまいりますので、更に協議を展開していきたい、と思っております。

 次に新型コロナウイルス感染症の5類移行後の観光動向です。
 皆さんの方が多分ご存知だと思いますが、5月の観光の入り込みについては、外国人観光客も含めて、かなり戻ってきている感触があります。
 それに対する課題として、受け入れるホテル・旅館側の、従業員さんの人数がコロナ前と全然違っていまして、その中で対応しているということですので、どんなに頑張っても今やっぱり7割ぐらいしかなかなか受け入れられないというような状況下であるということでございます。
 今はだいぶ、働く方も増えたりはしているので、今後、8月の長期休暇に向けて様々な展開を押していきたいと思っております。
 その8月の末に、本市う最大のイベントである登別地獄まつりが毎年開催されていたのですが、コロナで開催できない年もあり、今年どうするかということで、登別国際観光コンベンション協会さんからお話いただいたところでは、今年は開催される予定であるという旨いただいておりますので、できるだけ多くの方が参加できるように、町内会をはじめとした市民のみなさん、そしてふるさと会や姉妹都市、さまざまな方々に声かけをして、この日に合わせていろいろ参画をしてもらえればなと思っております。
 その中には登別市と宮城県白石市が姉妹都市なのですが、姉妹都市になって40周年という節目を迎えますので、この40周年の記念事業についても式典も含め、いろいろな場面でその40周年というものを展開していきたいと思っているところでございます。
 次に、ヌプルのオープン後の関係と、ヌプルを取り巻く登別駅前整備の関係について少しお話をさせていただきます。
 今年3月1日に登別駅前にオープンをさせていただきました観光交流センターヌプルにつきましては、指定管理者が登別国際観光コンベンション協会になり、現在ご尽力いただいているところでございます。
 それに伴いまして、登別市としては、国、道、JR北海道などから様々な事業の協力をいただき、これからおよそ約六つの事業展開を図っていくところであります。この六つというのは、あくまでハード事業ということでご理解いただきたいのですが、一つ目として、ヌプル周辺の外構工事をします。主に駐車場をしっかりと作ることで、大型バス等の拠点としての停留所を作って、そこで発着ができるようなことを考えていきたいと思っております。
 二つ目は、その外構工事と同時に、隣接する市道の改良事業、主に歩道についての工事をしたいと思っております。歩道につきましては石山通りという市道なのですが、今までは駅からマリンパークの方へ、徒歩で外国人の旅行者方などが行くときは、メルヘン通りなどを通り入口の方に行っていただいておりましたけれども、今回はこのヌプルから最短でマリンパークに行ける、その選択肢を一つ作ろうと思っています。
 三つ目につきましては、登別駅前広場整備事業、これは駅前ロータリーのことなのですけども、ロータリーについては今の大きさから、2倍近く広くなります。
 その広くすることで、これは五つ目になるのですけれども、登別駅舎の増築も、JRさん主導で今検討していただいております。
 ヌプルの建物から今の駅舎までの間が全て通路のようにするということで、四つ目として、登別駅のプラットホームバリアフリーがあります。
 これはエレベーターと跨線橋になるのですが、JRさんと新たな動きがつい最近ありまして、いよいよ本格的に進める準備が整ってきました。具体的な日にちについてはこれからの協議によって決めていきますが、概ね最初にご提示をした日程で行くということでJRさんからいただいておりますので、なるべく遅延のないような形でエレベーターと跨線橋ができるように今後も力強く要望してまいりたいと思います。
 最後の六つ目になりますが、登別駅から国道まで約240 mの直線、4車線道路についてです。
 この4車線道路を使ってにぎわいのある直線にしたいということで、道道の登別停車場線の無電柱化事業に合わせた改良事業を検討しております。ただ、この事業につきましては、都市計画道路の変更が必要になりますので、北海道及び本市の都市計画審議会を経て決定することになります。
 現時点では、本市の都市計画審議会については概ね進行しておりますが、北海道の都市計画の審議会については、まだ北海道本庁の担当者との協議の段階で、これがかなり時間が掛かっています。このことから時期は申し上げられませんけれども、先々、北海道で決められ、そして告示された時点で、この改良について本格的に北海道主体で動いていただけると思いますので、我々の方も協力しながら、この六つ目を推進していきたいなと思っております。
 この六つ目の事業で、一番大きくなっていく話題としては、その240 mの両サイドのいわゆる商店街をどうしていくかということです。今後、官民で決めていかなければいけませんので、今日以降、地元の商店会、そして町内会、さらには商工会議所やコンベンション協会、全ての団体を織り交ぜながら一つの協議体を作りまして、にぎわいのある240 mの創出、区間に命を吹き込むような、そういう場にしていきたいなと思っておりますので、今日以降しっかり、各団体にこの件について報告を申し上げながら様々な展開を図っていきたいというふうに思っております。

 次にラピダスの千歳工場建設に伴う本市の動きについて少し情報提供させていただきます。
 ラピダスの情報があってから、本市といたしましては、日本工学院北海道専門学校さんと登別商工会議所さんと連携いたしまして、4月19日に北海道庁へ早速訪問をさせていただき、人材育成のビジョンについて売り込みをさせていただきました。これはあくまで北海道との協力連携体制ということで、直接ラピダスに行くということではございません。
 そして先日の6月2日、北海道が主体となり、10企業6団体12教育機関、そして4行政で構成された北海道半導体人材育成等推進協議会が札幌市内で開かれたと思います。この協議会の中に日本工学院さんが入るということで、少し進展したのかなというふうに思っております。
 今後はこの協議会を一つの情報の軸として、我々はその情報を元に、改めて商工会議所、そして日本工学院さんと次のステップ人材育成について、その姿勢の様々な政策もしくは施策展開を図っていかなければというふうに思っております。

 最後になりますけれども、統一地方選が終わりまして初めての定例会になっておりますが、無投票ではありますけれども、当選の栄誉に浴されましたその登別市議会19名の皆様にはこの場をお借りして、改めてお祝いを申し上げます。
 そして、今回の選挙によって新しく3名の議員さんが加わりました。
 やはり2期目以上の議員さんに関しましては今後もなるべく、専門的なことも含めて議論をさせていただくのですが、新しい議員さんにつきましてはしっかりと我々の方から、懇切丁寧に様々な事情や今後の展開について説明を申し上げながら、議会と行政が両軸になるように、しっかり私達からも支えてまいりたいと思いますので、今後、行く末を見守っていただければと思っております。
 私からは以上でございます。

 

 

質疑応答

【室蘭民報社】:旧JCHO登別病院の建物解体後の土地の売却や方針は。

【市長】:本部の方針としては、基本的に売却が最終目的になりますので、売却のために最初にすべきこととして更地にするという手法を選ばれたのだと思います。
このことから今回改めて、解体をまず行うということをお決めになり、その点について検討をし始めるという旨のご発言いただき、検討してる最中に様々なお話、オファーをいただいたときに、その様々なお話の中で、建物を残して買いたいという業者さんがいた場合については、適宜応じるようなこともお話をしていたと思います。

【室蘭民報社】:売却する場合は一般競争入札という形になるか。

【市長】:そうです。

【北海道新聞社】:JCHOから解体時期の日程の目処などの話は。

【市長】:私どもからも施行時期については尋ねたのですが、明確な回答はいただけませんでした。本市から、巨大な廃屋を残さないで欲しいという要望はしており、解体も検討し始めたという段階だと思うところで、例えば売却の手法も含めてどのようにしていくかを検討されていると思っています。

【北海道新聞社】:JCHO跡地は慎重に周辺に配慮してというのは具体的にどういうことを想定しているか。

【市長】:跡地の位置は、登別温泉のまさに玄関口でありますので、ホテルや病院のように、医療や福祉のようなものについては誰も反対はないと思うのですが、登別温泉にそぐわないものではないように配慮が必要ということです。
また、地元の方たちからは、例えばホテルや医療施設であっても、地元の人以外、つまり外資であれば、それも慎重材料になるというご意見をいただいております。

【北海道新聞社】:登別駅のエレベーター設置について、進捗は順調で夏に着工予定ということか。

【市長】:2030年の北海道新幹線の延伸に伴い、JRさんの方では、その時期になると手が全部そちらへ集中してしまうということで、札幌駅について動く3年ぐらい前までには、登別駅についての工事を終わらせたいというのが、前の社長さんの意向でした。
現時点でも、そのスケジュールで動いていると捉えています。

【北海道新聞社】:室蘭と登別で共同運用を目指しておられる学校給食センターの建設予定地は今定めようとしているところなのか、もう定めたのか。

【教育長】:一応12月を目処に今年度中ぐらいということで、検討している最中です。

【時事通信】:堺市の上下水道アプリを研究していきたいということだが、どのくらいの期間で研究してみて早ければどれぐらいで導入するイメージなのか。

【市長】:DXの推進はプライオリティを高くしていますので、研究については年内に庁内でまとめていきたいな、と思います。

【室蘭民報社】:JRの駅の工事は年月から始まるのか。

【総務部次長】:8月の下旬ぐらいから駅前で工事に入るにあたっての仮囲いをしたり、そういうところから始まるようです。

【室蘭民報社】:8月下旬頃から本格的な工事に入ると言って良いのか。

【市長】:はい。

【室蘭民報社】:令和5年度から令和8年度という期間の中で行う工事は6項目全て着手するのか。

【市長】:最後の六つ目は北海道の都市計画審議会で承認を得なければ、その先へ進捗は出来ませんが、現段階でそれ以外は全部着手できると考えています。

【朝日新聞社】:現庁舎の跡地利用について、現有の施設を更地に戻してそこから新たに作り上げていくものなのかあるいは現有の施設を使えるとこを使って生かしていくのか、どんなコンセプトなのか。
またどのような方向性で進んでいるのか。

【市長】:まずどういう設定かということなのですが、基本的にはこの場所を更地にするか、あるいは将来どんな建物が欲しいのかというような話が始まりました。ここのエリアというのは、現在市役所があるこの中に700~800人がいて、出入りの人数も含めると1000人ぐらいになります。その1000人の方が食べ物を食べに行くとか、買い物をするとかと拠点と考えると、ここがもしなくなったときに、地域経済に一番の影響があるだろうという話になりました。
居住区に関しても、近くに住まず違うところに住み始めたりするということもあるので、ここだけの土地利用を考えるのではなくて、中央地区全般の多面的な、点の協議ではなくて面の協議ということで始めましょう、と中央地区のまちづくり協議会でなりました。
その中で、まず更地にしたとすると、将来的に面的にはどのような可能性があるのかということを、これから未来を担っていただく若者を中心に、とにかく若い人の意見を大事にしようということで、若者の委員会をつくりました。
現時点で一番のターニングポイントは、令和8年に新庁舎が供用開始をされると、黙っていても現庁舎は、もぬけの空になります。その前までには跡地利用について方針ができていて、できるなら解体に対する予算が措置できるかどうかいうところまで検討しませんか、というのが現時点での方針です。
今からおよそ3年ぐらいお時間をいただけるということなので、本当は早ければ早いほどいいですが、1回答申をもらって、庁内の中で話をすることになっていきます。それがまとまるかどうかというのは、なかなか今現時点では難しいかもしれないと考えます。どちらの考え方に決まったとしても、その考え方に対しては、地区懇談会ですとか商工会議所や観光方面と協議したりしますので、多分そこでさらに延びる可能性もあります。
最終的には市民の皆さんに使っていただく土地として利用としたいと思っていますので、この幌別地区の関係と、先ほど申し上げた登別駅前の240 mの直線に係る登別地区の関係、両方の地区で、消費者の目線と売る方の目線の両方が協議会へ入って中心街を活性化するという方向へ進んでいただきたい、そして市としては、予算措置も含めてその推移を見ていきたいと思っていますので、ちょっと時間かかるのを覚悟しているのが現状です。

【朝日新聞社】:市庁舎と複合的に連携するような施設にしたいというような場合、その後新庁舎の設計変更みたいなことが生じる恐れはないのか。

【市長】:どちらかというと、現庁舎敷地は、民間がどう使うかということに徹底した方がいいかなと思うのです。公共施設として何かの機能を残すというよりも、民間で使うもの、例えばビジネスホテルを考えてみたり、宴会ができたりだとか、もしかしたら隣が小学校でこの小学校がずっと残るのだから、子供たちに必要な公園になるかもしれない。そういう考えから行くと、今の新庁舎の中に入っている機能が、途中で設計変更になることは、今の段階ではちょっとないかなというふうに思ってます。ただ、可能性はゼロではないので、今のお話は我々としては慎重に受け止めます。

【NHK社】:登別駅舎の増築の検討について具体的な部分は。

【市長】:我々の意思としては、令和8年度中にバリアフリー化に合わせて、庁舎の増築については終わる見込みだと考えていますが、この件についてはJR本社の方にもう一度、きちんと聞きたいなと思ってます。ただロータリーの工事とも結構隣接するため、土木工事と建築工事がどういうふうになるかという話し合いは、JRさんと北海道と間で行われるのかと思いますが、今のところはちょっと推測しかねるところではあります。
我々が今気にしているのはヌプルまで行く動線がまっすぐではなく、壁でヌプルそのものが見えなくなってしまうことです。前にちょっとお話したと思うのですけど、青森駅が今、荒瀬の方とか港の方に行くまでに、とても大きな工事看板が立っているのですが、そこにきちんと案内や芸術家の絵などをいろいろ書きながら、環境保全のようなことをされています。
工事を始めるJRさんがどのような安全対策もしくは間接工事費の方にその経費を入れてるかというのはわからないので、ちょっと聞いてみたいなと思っています。

【NHK社】:登別駅の増築は手狭になっていることや、老朽化していることが理由か。

【市長】:2点目の老朽化ということはあります。
手狭については、当時の島田社長のときに、ヌプルができることで、ヌプルも一緒に活用した駅舎ということ、つまり、全天候型な建物でお客様が雨などに濡れたりせずに直接ヌプルへ行けるように作りましょう、というふうに考えていただきました。
ただその中で、バリアフリーのエレベーターの位置と跨線橋の位置が今よりずっと苫小牧側の方になります。苫小牧側になるということは、ほぼヌプル前なのです。そうすると、ヌプルの前に増築された建物が、将来は改札口になるのじゃないか、と勝手に期待をしております。また、今の改札口を含む駅舎は、明治時代からの非常に歴史的な建造物なので、いわゆる博物館として残す、そうあって欲しいなという思いもあります。

【朝日新聞社】:JR登別駅のデザインをシンボリックにして欲しいというような要望はしているのか。

【市長】:そのように要望しました。当時の島田社長には、駅舎は絶対に今の原風景というか、何とか残らないでしょうかね、という話をしました。

【朝日新聞社】:ヌプルの方に増設予定の施設については、JR側からのコンセプトの提示はないのか。

【市長】:詳しい設計図はもらってないのですが、コンセプトは、ヌプルの方に合わせるのではなく、今の駅舎の雰囲気を合わせて延長するような話になってます。シックな感じになるのかな、と思いますね。

【北海道新聞社】:新型コロナウイルス感染症の5類移行後、外国人観光客が戻ってきており、さらに7月には北京と新千歳を結ぶ定期便が再開するが、それの期待感はどうか。

【市長】:期待感はすごくありますが、同時に、日中友好の関係がどういうふうになるかが気になります。
本市は、北京と上海ではなく、ずっと南の方の広州が友好都市なものですから、意外と中央部のいわゆる政治系の強い北京の方とのやりとりが最近無いのですね。北京・上海・広州この三つの大都市が同じ歩調で、国として日本に対して動いていただけることも期待しています。

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