平成30年事務始め挨拶

公開日 2018年01月09日

場所:登別市役所議場

 

 新年おめでとうございます。

 

 市民の皆様におかれましては、ご家族と共に大切な正月を過ごされたこととお喜び申し上げます。

 

 元旦には、温泉地区連合町内会の新年交礼会が開催され、今月は本日より新年会等が多数開催予定となっております。また、一昨日の成人祭には教育委員会が所管となり実行委員会が主体的に運営され、見事感動的な成人祭が執り行われました。運営に携わった全ての皆様に感謝申し上げます。

 

 さて、昨年は公共施設整備における優先順位を議会や市民の皆様に発表することができました。具体的な議論に関しては、昨年においては各地区連の代表する方々から参考意見や、議会からのご提言を頂戴しました。

 これら様々なご意見を再確認し本年3月末までには行政としての具体的な考え方を発表し、これらを題材に平成30年度において、具体的な議論へと発展させ、それらの行程を丁寧に進めながら短中長期の目標を設定してまいります。

 

 また、今年は市民憲章が制定されて50年目となります。5つの章に関して今の時代に適応した解釈を持って、登別市民としてまちづくりの「心構え」を市民の皆様と共に共有し合い、2年後、2020年の登別市市制施行50周年という節目の年を迎えるため機運を醸成させる大切な1年にしたいと考えています。

 

 さらに今年は、明治元年から150年目を迎え、私たち道民にとっての節目の1年となります。さらには、登別温泉開湯160年を迎えます。このような節目を一つのチャンスと捉え日本人としての道徳心を高め、北海道そして登別市がさらに発展できるよう、観光振興や教育・福祉などを軸に、私たち市民一人ひとりの資質が高まり、良い結果が着実に一つ一つ感じられる1年になればと考えます。

 

 昨年は「風」を吹かせる年と位置付けて市政を進めてまいりました。

   本年は、さまざまな行政課題に真摯に向き合い解決の糸口を必ず見つけ出し、その経緯と結果が見える形で市民の皆様と共有できますよう、~形~(かたち・けい) いう漢字を掲げ、この一文字が様々な場面で活かされる様、皆様と共に邁進してまいりたいと考えます。

 

 この~形~(かたち・けい)を調べますと、「中身」や「働き」に対し外に現れたものとしての形。特に、姿勢や態度も形(かたち)として意味されます。

 

 私たち行政の資質や姿勢・態度等の中身や働き方が、市民の皆様からより感謝されるよう形を成すべきと考えます。是非、私たちなりの形というものを大切にし、誇りに感じながら、市民憲章50年・開湯160年を祝える年になりますよう、職員一同取り組んでまいりましょう。

平成30年1月9日 登別市長 小笠原 春一

 

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    (事務始め式後の定例記者会見の様子)

 

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