平成29年事務始め挨拶

公開日 2017年01月06日

場所:登別市役所

市長年始挨拶

新年 おめでとうございます。

元旦からの天候も穏やかで、市民のみなさまにおかれましては、ご家族と共に大切な時間を過ごされたことと心からお慶びを申し上げます。

昨年は北海道新幹線開業によって新たな可能性が到来し、私たちのまちにおいても観光振興の面で大きな期待が寄せられています。また、リオオリンピック・パラリンピックが閉会して東京オリンピック・パラリンピックの準備の4年間が始まり、東京都では様々な議論が進んでいる中、同年には登別市においても市制施行50周年の半世紀を迎えます。

こういった目標を念頭に、これらのレガシーをどのように将来に紡ぐことができるのか、2017年は将来の可能性に満ちた出来事などを予測し、私たちは何をすべきなのかを考えることができる最初の年となります。

3年後の2020年の市制施行50周年を大きな目標の一つとして、具体的に職員と議論を深めていき、そして職員は今後この議論で話し合われる様々な目標や課題に対して、市民のみなさまとより一層「情報共有に努めていくこと」が何よりも大切となることから、職員が直接「市民と触れ合うことに力を尽くす」3年間の初年にしてまいります。しかし、これまでの市民のみなさまとの関わり方ではまだまだ足りません。まずはそこから職員に悩んでほしいと考えております。

この「悩む」という言葉は、今年の干支は酉年ですので「鶏は卵を産む」の意味から「産む苦しみ」の1年として、また、今年の丁酉(ひのととり)は「安定」などの意味もあることから、産む苦しみから安定させる1年になるよう、議論によって真剣に悩み、悩んだ末に納得のいく市勢が産み出されることを期待し、2020年に向けて安定した50周年を迎えられるよう、私たち49,400人の市民が共に未来に向けてすばらしいレガシーを構築する意味が込められています。

このことから、本年は2020年に向けた市政半世紀の市民自治や協働のまちづくりを推進するために素晴らしいレガシーを産む都市(まち)として、

「私たち登別市民は登別独自のシティーレガシー(都市遺産)を

自らの力で責任をもって産む年。

この強固な連携の風を市制施行50周年の節目に向け心を一つに吹かせる年」

となるように、「風」~吹かせる~年と位置付けて全力で行動してまいりますので、本日より今年1年が「笑顔」に満ちた1年になりますよう、どうぞご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成29年1月6日 登別市長 小笠原 春一

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総務部 秘書広報グループ
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