平成27年事務始め挨拶

公開日 2015年01月06日

登別市長

新年のあいさつ

 

新年あけましておめでとうございます。

 

市民のみなさまにおかれましては、家族と共に天気の良い穏やかな正月を迎えられましたことに心からお慶びを申し上げます。

 

さて、東北の東日本大震災から4年目を迎える今日でも、未だ仮設住宅で正月を迎えた方々が多く、更には、海岸沿いの市町村の市役所や役場などではまだまだ人手不足の中で仕事始めを迎えていると推察します。私たちは、東北であった「でき事」や現在苦労をしている現実を直視し、風化させることなく応援をし続けなければいけない気持ちでおります。

 

そして、この登別市においても災害に対して常に当事者意識をもち、真剣に市の防災対策に取り組まなければいけません。今年は、登別地区において、東北で起きた想定外の災害と同等の規模を独自に設定した総合防災訓練を実施する予定をしております。市民のみなさまにも参加していただきいと考えております。

 

また、将来の登別市について、各々が自らの「責任」において考え行動をしていただくため、平成23年より3年かけて、11地区の地区懇談会等を経て「地域とともに描くまちづくり」について各地区連合町内会をはじめとする市民と様々な意見交換を行い、昨年(平成26年)から第三期基本計画策定に取り組むため、職員の皆さんには市民検討委員会・庁内検討委員会で多くの市民の皆様と、数多くの議論を進めていただいているところです。本年もより一層の皆さんのご協力をお願い申し上げます。

 

登別市は、本年で市制施行45周年であります。このような年に、トライアングル交流で培ってきた「交流の輪」をより一層開花させる為、海老名市との姉妹都市提携に向けた諸準備を進めているところであります。

 

結びに、今年は、未年であります。十二支でいうところの「未」ひつじは、未来の「み」の漢字を使っています。「未」(みと書くひつじ)の月は6月であり実が熟す月になるという由来から豊作への願いが伝わり、古来より果実が熟した、豊かな恵みを与えてくれる縁起の良い捉え方があります。これを登別市政にたとえますと、議論が熟し、市民の決意とともに、物事を決められる年でもあると関連付けました。

 

このことから平成27年は、市民自治や協働のまちづくりを推進するために大事な案件を決めようとする年として、

 

「私たち登別市民が自らの力で責任をもって未来を決める年。市制施行45周年の節目に決意を強く持ち続ける年」

 

となるよう、漢字の1文字で「決」(決める)年と位置付けて全力で行動してまいります。

今年1年が「決意」に満ちた1年になる様どうぞご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

                                                                                        平成27年1月6日   登別市長 小笠原 春一 

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