友好都市の紹介

公開日 2014年03月31日

登別市の友好都市をご紹介します。

 

デンマーク王国ファボー・ミッドフュン市(Faaborg-Midfyn, Denmark)

 ファボー・ミッドフュン市リンゲの街の風景は、デンマークの首都コペンハーゲンから電車で約1時間半のデンマーク南部フュン島の中央に位置しています。2007年の自治体制度改革に伴い5つの自治体が統合し、その中で一番大きなファボー市と「フュン島の真ん中」の意味をもつデンマーク語「ミッドフュン」を組み合わせて、ファボー・ミッドフュン市となりました。

 面積は、638平方キロメートル。人口は、約5万2千人。

 デンマークは、沿岸を流れているメキシコ湾流のおかげで、緯度のわりに比較的温暖な気候です。湿度が低い爽やかな夏の季節には、白夜を楽しむこともできます。

 デンマークでは農業、漁業、北海油田に由来する有機鉱物資源を中核とする鉱業が盛んで、さらには環境エネルギー産業の先進国として注目を浴びています。また高負担高福祉やQOL(クオリティ・オブ・ライフ)重視の政策をとることでも知られています。「必要な人に、必要な時、必要なだけ」の精神に基づいた教育・福祉システムを確立し、誰もが安心して暮らせる国と言われています。所得格差の少なさもデンマーク経済の特長の一つです。

交流のきっかけなったイーエスコウ城

 登別市の友好都市であるファボー・ミッドフュン市は、農業、漁業が主要産業ですが、人気の観光地でもあります。その中でも代表的な観光スポットであるイーエスコウ城は、登別マリンパークのニクス城のモデルとなった古城で、登別市との交流の架け橋となった人気のお城です。

 

 

交流のあゆみ

現地校での交流風景 平成2年(1990年)7月に開園した登別マリンパークのニクス城が、デンマークのファボー・ミッドフュン市内にある「イーエスコウ城」をモデルに建設されたことから、開園式にはイーエスコウ城主夫妻をはじめミッドフュンズ高校の合唱団総勢52名が登別市を訪問し、市民宅でのホームステイやコンサートの開催などを通した交流がきっかけとなり、ファボー・ミッドフュン市と登別市との相互の訪問がはじまり、平成9年(1997年)には、「友好の絆(Bond of Friendship)」を取り交わし、その後、平成19年(2007年)には友好都市提携を結びました。

現地校での交流 平成4年(1992年)からは、登別市中学生派遣団のデンマーク交流も開始し、新型インフルエンザのため事業を中止した平成21年(2009年)を除く毎年実施している事業です。中学生派遣団はファボー・ミッドフュン市を訪問し、現地ファミリーの元でホームステイをしながら、市内学校での授業体験や施設訪問などを通して、現地の中学生や地元の方々と交流し貴重な体験をしています。 

 また、登別市ではデンマーク青年研修員の定期的な受け入れ事業も実施しており、平成8年に設立された登別デンマーク協会の会員宅でホームステイしながら日本の家庭生活を体験するとともに、市役所や市内小中学校、民間文化施設で、デンマークの紹介をしたり日本文化に触れる体験を通して、多くの登別市民と交流しています。このデンマーク青年受入事業の他、ファボー・ミッドフュン市職員や医療福祉など多種分野で活躍している多くの方々が、医療・福祉施設などの視察、市民との交流のために登別市を訪れています。

 ● 平成23年(2011) ファボー・ミッドフュン市訪問団の高齢者福祉施設視察の様子はこちらをご覧ください。

 

デンマーク王国の渡航情報は、外務省の「海外安全ホームページ」をご参考ください。

北マリアナ連邦サイパン島(Saipan, Commonwealth of the Northern Mariana Islands, United Stated of America)

自然に溢れたサイパンの風景 サイパン島は、アメリカ合衆国の自治領である北マリアナ諸島の政治・経済の中心的な島で、主都ススペ、最大都市ガラパンも同島にあります。北マリアナ諸島は、小笠原諸島の南方、世界で最も深いマリアナ海溝の近くに位置します。透き通った海水とサンゴ礁の美しいリゾート地で、日本から直行便で3時間程度と近距離にある英語圏です。

 面積は122平方キロメートル。人口は約5万8千人。

 サイパン島は、一年を通じて変化の少ない熱帯海洋性気候であり、平均気温は27℃と1年中海水浴が楽しむことができます。「年間平均気温がほとんど変わらない島」として、ギネスブックにも認定されています。

サイパンの学校風景

  観光産業が最も盛んで、スクーバダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツをはじめ、ゴルフや乗馬などのアウトドアスポーツが人気の観光地です。また、シンボルとして国旗のデザインにもなっている古代チャモロ民族最古の遺跡である「ラッテストーン」、保護地区である秘境「禁断の島」など魅力のある数々の名所も点在しています。 

 またサイパンは、ミクロネシア系先住民のチャモロ人とカロリン人の文化に始まり、統治国であったスペインや日本、本土アメリカ、周辺地域などの文化がうまく融合し、異国文化も味わえる人気リゾート地となっています。

交流のあゆみ

サイパン中学生習字体験  平成18年(2006年)11月、登別市長を団長とする30名の公式訪問団がアメリカ合衆国自治領サイパン市を訪問し、「友好都市」を締結しました。

   翌年には当時のサイパン市長が登別市を訪れ、同年度の2月(平成20年)にはサイパンのホップウッド中学校の訪問団が来登し、友好都市間の交流が具体化され、それ以来、サイパン中学生訪問団の来登が定例の事業として毎年実施しています。

  サイパン市中学生派遣団は、例年、登別市の冬を体感するため2月に来登しています。登別市民の一般家庭でホームステイをしながら、日本の生活体験や、市内中学校での生徒間交流、雪体験をするなどサイパンでは実現できない貴重な体験をしています。

サイパン中学生初めての雪 また、登別市の子供たちにとっても大変貴重な経験ができる機会となっています。ホストファミリーとしてサイパン市中学生を受け入れ、寝食を共にしながら一緒に過ごしたり、学校活動で交流することで、生きた英語でコミュニケーションを図りながら、異文化に触れることで、視野を広げて外の世界への興味が増したり、英語学習へ意欲を高めるきっかけとなる交流の場になっています。

 

 

北マリアナ諸島の渡航情報は、外務省の「海外安全ホームページ」をご参考ください。

 

 

中華人民共和国広東省広州市

広州市のナイトビュー 広州は、香港、マカオに隣接する華南地域の広東省に位置する副省級市で、広東省人民政府が置かれる省都です。広東省のみならず華南地域全体の経済、文化、教育、交通などの中心都市のひとつです。中国国内では、北京市、上海市に次いで三番目に大きい都市です。

 面積は7,400平方キロメートル。人口は、約1,270万人。

 広州市の気候は、中国の気候区分による南亜熱帯海洋性季風気候であり、年間平均気温は22.8℃、年間降水量は約1900ミリメートルです。最高気温は30℃を超え、最低気温は11℃と、比較的温暖ながらも四季の移り変わりを楽しむことができます。

太極拳で健康づくりの広州市民

 上海市、北京市に次ぐ第3の経済と金融の中心である広州市では、自動車製造業、電子通信、石油化工の三つの基幹産業を持ち、近年では情報産業を急速に促進しています。また、香港、米国、欧州連合(EU)、日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)など世界全域に対して、自動車、バイオテクノロジー、航空航天技術など多岐に渡る産業製品の輸出をしています。

 また、国際航空、南北鉄道、市内交通のバス、地下鉄など公共交通機関が整備され、商業拠点も多い近代的な国際都市であると同時に、2000年以上の歴史を探訪できる観光スポットや広州の豊かな食文化を楽しむことができる観光地としても人気の高い都市です。

交流のあゆみ

 広州市登別市友好交流締結三周年記念植樹 平成12年(2000年)3月、登別観光協会が中国広東省広東市を訪れ「国際旅遊展」に参加し、ビザ解禁間近の中国からの観光客誘致プロモーション活動を行いました。それがきっかけとなり、登別市と広州市の交流が始まりました。

  同年5月には、広州市政府代表団が登別市を表敬訪問。翌年2月には登別市から登別観光プロモーション訪問団が再び広州市を訪問し、上海市、広州市のホテルにて観光プロモーションを実施。平成13年(2001年)には、広州テレビ局が登別温泉の温泉街を中心に観光取材に訪れるなど、双方の交流活動が積極的に行われるようになりました。

   その後、観光のみではなく広範囲の分野での交流活動を促進するため、平成14年(2002年)には「友好交流促進都市」の盟約調印をしました。

研修員登別で餃子づくり

   両市長が双方の市を表敬訪問するなど、大変密接な友好関係を築いてきた登別市と広州市。平成15年(2003年)には、広州市政府一行120名が登別市を訪問、平成16年(2004年)の登別市・広州市友好交流都市盟約締結3周年記念事業には、公式訪問団13名と市民訪問団25名が登別市より広州市・桂林市を訪問し、その後もフォーラム参加や観光プロモーション活動などで頻繁に互いの市を訪問し、継続的に友好関係を深めています。

 「友好交流促進都市」の盟約から10年を経過した平成24年(2012年)には、正式に「友好都市」協定を締結しました。

   さらに同年には、広州市より林善花氏を協力交流研修員として招へいし、約6か月間登別市に滞在し、一般行政と観光行政について研修する傍ら、登別市民へ中国語講座や中華料理講座を開催するなど市民との交流も積極的に行いました。

 

中華人民共和国の渡航情報は、外務省の「海外安全ホームページ」をご参考ください。

 

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