第1章 やさしさと共生するまち


第5節 安心して子どもを生み、健やかに育つ環境をつくる

[基本的な考え方]

 すべての子どもたちが心身とも健やかに生まれ、成長することは、市民すべての願いです。しかしながら、近年は、女性の社会参加環境の未整備や晩婚化、非婚化などによる出生率の低下に起因して子どもの数が減少するなど、地域や家庭において子どもの育つ環境に大きな変化が現れています。

 次代を担う子どもたちの健やかな成長を図り、子育てを社会全体で支援する環境づくりをすすめるとともに、安心して子どもを生み、健やかに育てる環境づくりをすすめるため、福祉や教育のみならず産業経済、労働、都市基盤の整備等総合的な対策を推進します。



[施策の基本方向]

1.子育て支援総合計画の策定と推進
 安心して子どもを生み、育てることができる環境づくりのため、子育て支援総合計画を策定し、その推進に努めます。


2.地域で担う子育て支援
 家庭が責任をもって子育てをまっとうできるよう男性と女性が共同して子育てを担う環境づくりをすすめるとともに社会が共同で子育てを支援する環境づくりをすすめます。



[主要施策]

1.子育て支援総合計画の策定と推進

・子育て支援のため、取り組むべき基本的な方針を示す子育て支援総合計画を策定し、その実現に努めます。


2.地域で担う子育て支援

◆男女共同型子育ての啓発

・子育てにおける親の責任は、男性も女性も平等であるという意識の啓発をすすめます。


◆仕事と子育ての両立支援

・乳児保育、障害児保育、夜間保育、長時間保育あるいは子どものショートステイ(短期育児支援)など、保護者のニーズに応じた多様な子育て支援サービスを推進します。
・事業所内保育や企業委託型保育など民間保育サービスの育成に努めます。
・放課後児童クラブの育成や児童館活動の充実など、放課後児童対策の充実に努めます。


◆家庭での子育て支援

・地域子育て支援センターを開設し、保育所や幼稚園での子育て教室の開催や総合的な子育て相談体制を整備するとともに、子育て経験者による子育てボランティアの育成や地域子育てグループの育成に努めます。
・女性の就労の多様化に対応した、一時的保育や在宅保育サービス(ベビーシッターの派遣)事業の推進に努めます。


◆文化・スポーツ活動の機会充実

・ボランティアによるチャイルドシッター(子守り)の育成やイベントにおける託児制の普及を図り、子育ての中にあっても、いきいきとした文化、スポーツ活動に参加できる環境づくりをすすめます。


◆子育てにやさしい社会活動基盤の整備
・公共施設や民間施設へのベビールームや授乳室の設置、ベビーカーの配置等子ども連れを前提にした施設整備の促進に努めます。
・社会教育、スポーツ、児童文化施設等の整備をすすめます。