東松島市鳴瀬第二中学校卒業生ありがとう講演会

公開日 2018年03月05日

場所:登別市総合福祉センターしんた21

 平成23年3月に発生した東日本大震災で被災された小山綾(おやまりょう)さんと齋藤茉弥乃(さいとうまやの)さんによる『東松島市鳴瀬第二中学校卒業生ありがとう講演会』に出席させていただきました。

 

 登別市から受けた災害支援の恩返しがしたいという想いとともに、平成25年3月に宮城県東松島市鳴瀬第二中学校2年生のときに修学旅行で登別にお越しになり、市民会館で『3.11を忘れない ありがとう交流会』と題し、約400人の登別市民との交流会にも参加いただいたお二人は、震災当時に小学校の同級生であった数名で「ツナグ・ティーンエージャー・ツアーガイド(TTT)」を組織し、震災を風化させないことなどを目的に活動する語り部グループの一員として、全国各地で講演を行っています。

 

 講演会では、大学生になったお二人から、小学校6年生の時に被災した当時の状況をはじめ、修学旅行で登別に来られたときの思い出、報道などでは分からない現地における震災からの7年間での出来事などについてお話しいただきました。

 若い二人が子どもの頃に遭遇した震災の経験を語るということは、心に大きな負担をかけてしまうと想像しますが、それよりもこの出来事を風化させてはならないという彼女達の強い情熱にとても感銘を受けました。

 

 また、講演会の終盤には、5年前に東松島市鳴瀬第二中学校の学校長として生徒を引率された高橋さんとも電話をつなぎ、当時の登別市民の歓迎に対し、感謝の言葉もいただきました。

 

 まもなく3月11日を迎えますが、私たちは、この日起きた出来事を決して風化させてはならないこと、また、この震災を教訓にいつ起こるか分からない災害にしっかり備えなければならないと感じました。

 

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