場所：鉄南ふれあいセンター

 

　１１月２７日の夜、登別市内で飲酒運転による死亡事故により、将来ある若い命が奪われました。

　

　この事故を受けて登別市及び登別市交通安全協会は、室蘭警察署や胆振総合振興局、町内会と連携して、１１月３０日（木）に市内商業施設で「飲酒運転根絶街頭啓発」、１２月５日（火）には事故現場付近で「人と旗の波街頭啓発」を実施し、本日、「交通事故撲滅緊急決起集会」を開催しました。

 

　この決起集会では、あらためて死亡交通事故の悲惨さ、命の大切さを考え直すとともに、市民が一体となった交通安全に取り組むため、参加者全員で次のとおり交通安全を誓いました。

 

交通安全宣言（全文）

　私たちは、車社会における交通事故防止の現状を踏まえ、交通ルールやマナーの向上などの交通安全意識の高揚を図り、交通安全教育の推進など、交通事故防止活動に取り組んできたところであります。

　しかしながら、去る１１月２７日に登別市内において、飲酒に伴う死亡交通事故で、尊い命が奪われるという大変憂慮すべき事態が発生しました。

　お亡くなりになった方は、大切な家族と二度と会うことも、言葉を交すこともできません。また、残された遺族の方々の無念さを思うと涙があふれるばかりです。

　私たち登別市民は、交通事故による犠牲者をこれ以上増やさないために、次のことに取り組みます。

一、私たちは、「飲酒運転をしない、させない、許さない」を合言葉に飲酒運転を根絶します。

一、私たちは登別市や交通関係団体等と密接な連携をとりながら、一人ひとりが積極的に交通事故防止活動及び交通安全教育の場に参加し、安全で住みやすい地域づくりを目指します。

一、私たちは、一人ひとりが交通安全に対する意識を強く持ち、交通ルールを守り、正しいマナーを実践します。

　今後、痛ましい交通事故が二度と起きないよう、市民が一体となった交通安全教育に取組み、交通事故死ゼロを目指すことを宣言します。

平成２９年１２月　８日

登別市長　小笠原　春一