平成28年事務始め挨拶

公開日 2016年01月06日

場所:登別市役所

市長新年挨拶

新年あけましておめでとうございます。

市民のみなさまにおかれましては、家族と共に穏やかな平成28年の正月を迎えられましたことと心からお慶びを申し上げます。

昨年は、市制施行45周年を迎えた年であり、市内諸団体のみなさまにおかれましては、各行事に45周年事業の冠をつけていただくなど、未来に繋がる45年目という節目を市民のみなさまと共有することができ、改めて感謝を申し上げます。

まちの歴史は、人の歴史でもあります。人がいて「まち」が形成されるうえでは、地域住民の活動の広さが今後のまちづくりの深さに比例してくるのものと考えます。この作用を上手に活用し、2020年の市制施行50周年の半世紀に向けて、みなさまと共に第3期基本計画や市史編纂等、過去から現在・未来へと繋ぎ実行してまいります。

本年は、北海道にも新幹線時代の幕開けが3月26日にやってきます。また、2020年東京オリンピックに向けて多くの道内自治体の関与が見込まれます。これらのチャンスを活かし登別市の観光振興や経済の活性化に役立てていきたいと考えております。

さらに、登別市の人口減少に真摯に向き合い、市政に見合う「子育て施策」や「特色ある地域創造」を構築するとともに、明るい社会の構築には、市民全体で「市民憲章」に書かれている心構えを再認識する必要があり、私たち市民が一丸となって次代に継承できる「道徳心」豊かな登別市を育んでいかなければならないと考えております。

今年は、申年であります。十二支でいうところの「申」は、もの申すの「申」(しん)の漢字を使っています。昨年の「未」(みと書くひつじ)の月は6月であり、実が熟す月になるという由来から「議論」が熟す年としてがんばってきました。

そして、1年でいう7月の「申」は熟した実が固まるという由来から、熟した議論が「固まる」という年として縁起の良い捉え方があります。これを登別市政に例え、議論が熟し案が固まり、いよいよ第3期基本計画10年のスタートできる年でもあると関連付けました。

このことから平成28年は、市民自治や協働のまちづくりを新たに実行する年として、

私たち登別市民は、「真心」を尽くし「協働」の「こころ」で新たに実行する年

「道徳心」豊かな人財を育み始める年

となるよう、申(さる)の「しん」と同じ音読みで、漢字1文字で「心」(しん・こころ)という文字を使い、「真心」をこめて全力で行動してまいります。

結びに、今年1年が「心」穏やかに「真心」のこもった市政が進められる1年でありますよう、どうぞご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成28年1月6日 登別市長 小笠原 春一

問い合わせ

総務部 秘書広報グループ
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FAX:0143-85-1108
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