令和元年第4回定例記者会見

公開日 2019年08月30日

場所:第2委員会室

令和元年第4回定例記者会見

 

1.副市長あいさつ

本日はお忙しい中、令和元年第4回定例記者会見にご出席いただき、ありがとうございます。

また、記者会の皆様には、日ごろからさまざまな機会に市政に関する報道など、ご協力賜り、誠にありがとうございます。

本来であれば、市長が出席して、ご挨拶そして令和元年第3回市議会定例会の提出議案等について、ご説明申し上げるところでございますけれども、8月26日に記者会の皆様に情報提供させていただきましたとおり、現在、札幌市内の病院に入院をしているところでございます。

本日は、市長から、メッセージを預かっておりますので、代読させていただきます。

 

市民の皆様 記者会の皆様

 8月24日、自宅庭での草刈り作業中に右目を負傷し、近隣の医療機関で受診をしたところ、思いのほか、対応が難しい状況であったため、他の病院を勧められ、札幌市内の医療機関に入院することとなりました。

登別市市制施行50周年や東京2020オリンピック・パラリンピックの開催などに向けた大切な『備え』の時期に、このような形で一時的に入院することとなり、市民の皆様をはじめ、多くの方々にお詫び申し上げます。

現在、市職員などと密接にやり取りするなど、これまでと変わらない水準で執務に当たり、切れ目のない市政運営に努めておりますが、一刻も早く市民の皆様と共にまちづくりに取り組むため、医師の指示のもと、療養しておりますので、もう少しだけお時間をいただきたいと思います。引き続き、お力添えを賜りますようお願いします。

登別市長 小笠原 春一

 

なお、市長におかれましては、一昨日の28日、異物の除去手術を行い、無事、摘出できたと聞いておりますので、ご報告いたします。通常公務への復帰などにつきましては、改めて情報提供させていただきますので、よろしくお願いします。

登別地獄まつりについて、申し上げたいと思います。8月23日から25日までの3日間につきまして、登別温泉街で『第56回登別地獄まつり』を開催いたしました。

記者会の皆様には、新聞紙面などで、事前報道を含め、大きく取り上げていただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。

昨年度に引き続き3日間の開催とした登別市最大のイベント。金曜日のオープニングは小雨でしたが、土曜日・日曜日と天候にも恵まれまして、全国、世界各地から約6万5千人もの観光客にお越しいただきました。日頃から地域で活躍する和太鼓チームによる演奏や『エンマ大王からくり山車』、『鬼みこし暴れ練りこみ』、多くの市民の皆様や観光で来られたお客さまが一緒になって舞い踊る『鬼踊り大群舞』など、登別の熱気を感じていただけたものと思います。

また、25日の『鬼踊り大群舞』に参加していただきました4百名を超える町内会の皆様のほか、数カ月にも及ぶ準備から片付けまでを担う多くの運営ボランティアスタッフなど、数多くの市民の皆様が携わっておりまして、市民の力を再確認した3日間でございました。

もう一つ、(仮称)登別市情報発信拠点施設について、若干述べさせていただきます。

7月29日から8月27日までの期間でパブリックコメントを実施いたしました『(仮称)登別市情報発信拠点施設のあり方』についてですが、これまで登別観光の玄関口である登別地区について、事業所開設費補助金の補助率と補助上限額の上乗せ措置を講じるなど、地域のにぎわい創出に努めてきたほか、JR登別駅へのエレベーター設置、駅前広場の整備など、さまざまな取り組みを進めているところであります。

この度、既存の公共施設の機能を集約し、登別市だけではなく、白老町を含めた近郊地域の周遊拠点となるような新たな情報発信拠点施設の建設を目指すこととしたところです。

財政状況の厳しい本市ではありますけれども、2020年4月の民族共生象徴空間ウポポイの開設に伴い国が創設した有利な交付金制度の活用のほか、集約化等により今後負担しなければならない財政負担の軽減に努めるなど、しっかりとこのまちの将来に向けた視点をもちながら、取り組んでまいります。

この施設が、登別の顔となり、登別市、ひいては胆振地域のさらなる活性化につなげていきたいと考えておりますので、引き続き、記者会の皆様にも報道等での情報発信にご協力賜りたいと思いますので、よろしくお願いします。

令和元年第3回登別市議会定例会の議案等でございますけれども、平成30年度健全化判断比率の報告、登別市手数料条例の一部改正、市道路線の認定についてなど、報告3件、議案19件を予定しています。

各議案等の詳細はお手元の資料をご覧いただければと思います。ご不明な点などがございましたら、後ほど担当から説明いたします。

 

2.質疑応答

(室蘭民報社):市長の入院について、公務への復帰は未定ということでいいのか。入院期間は2~3週間で変わりないか

 

(副市長):たまたま昨日、道庁に行かなければならない用事がございましたので、その帰りに市長の様子を見るということと、決裁が30本くらいありましたので、それを持って入院先に行きました。市長の体自体は非常に元気で、目の奥にあったかけらも無事取れ、そのかけらも細菌がいっぱいあるようなものではなかったと聞いております。一昨日ということで、手術した翌日だったせいか、胸から管のようなものを下げておりましたが、それも今日には取れるというお話を聞きました。1週間で抜糸の見込みだということで、仕事はそれからなのかなということを考えますと、だいたい2~3週間くらいかかるのかなという印象でありました。現在、テレビ会議のようなシステムを構築しようとしていますので、市長との連絡体制については大丈夫だと思います。ただ、具体的にいつまで入院するかということにつきましては、今の段階では、2~3週間で退院ということしかお話できません。

 

(室蘭民報社):議会に出席するのは難しいか。

 

(副市長):最初は難しいと思います。

 

(室蘭民報社):欠席する予定ということでよろしいか。

 

(副市長):体自体は元気なので、どの時点で出席できるようになるかということですが、本人もおそらく出席を望んでいると思います。徐々に明らかになっていくのかなと思います。今の段階では、まだわからないというしかありません。

 

(北海道新聞社):市長の入院について、徐々に明らかになるということでしたが、まだ全く目処が立たないということか。

 

(副市長):最初の段階で2~3週間くらいということで、現在は、奥の方の破片がとれたということで、術後の様子がどうなのかということも含めて、医師が判断していくものと思います。先ほど申し上げましたように、今日、管も取れるということですし、来週になると、徐々にわかってくるんじゃないかと思います。1週間くらいでの抜糸後、医師がどういう治療法をしていくのかを考えているかと思いますので、そういうところもお聞きしながら、なにかわかったことがあれば追加でご連絡させていただきたいと思います。

 

(北海道新聞社):登別地獄まつりについて、3日間で6万5千人が来場されたということですが、昨年の来場者数は。

 

(副市長):5万8,207人になります。

 

(北海道新聞社):昨年よりも7千人程度増えたということになるが、日韓関係の悪化が話題になっているなかで、韓国の観光客の減少というのは特段影響していないということか、それとも、そこまで分析していないか。

 

(副市長):正確な数字というのは、私の方では把握していませんけれども、業界の方の話を聞くと、やはり韓国の方は減っていると耳にします。ただどのくらい減っているかというのは、まだわかりません。

 

(室蘭民報社):教育長にお聞きします。補正予算の中で、幼児教育と小学校の接続の円滑化についてより詳細に教えていただきたい。

 

(教育長):北海道教育委員会が新しい施策として打ち出した事業なんですが、二つありまして、一つは年度当初に幼小連携という中で教員の配置を手厚くするという措置をとりました。登別市は手を挙げて、すでに登別小学校とコロポックルの森をモデルとして、そこに教員を1人配置していただいて連携に努めています。具体的な北海道の支援策として、6月に補正予算が組まれ、そこでは例えば、幼小連携のための事業、講師の謝礼や旅費、印刷物の支払いなどについて支援する制度ができましたので、その範囲内で補正を組んだところです。

 

(室蘭民報社):今後、幼少連携を進める上で、他の学校にも導入する予定は。

 

(教育長):それはありませんが、指定校、協力校として幌別東小学校などに幅を広げていくことになります。教員が巡回してつながりをもっていくという役割を担うことになります。

 

(北海道新聞社):登別地獄まつりの件で、昨年よりも来場者数が増えたということで、増加の要因は何か考えられますか。

 

(副市長):天候もあったかと思います。今回オープニングセレモニーでは少し雨が降りましたが、土・日曜日と天候に恵またのが大きかったと思います。また、色々、工夫した点もあったかと思います。

 

(教育長):2日目は地元の幼稚園や高校などの子どもたちが、ずっとイベントに出ていた点もあったかと思います。関係者も含めて、皆さんのおかげでないかと思います。

 

(北海道新聞社):韓国の方に若干影響が出ているという情報があるが、韓国の観光客が減っていることに対して、市として何か取り組む予定はあるか。

 

(副市長):特に現時点ではありません。ただし、私が話をお聞きした方は一部であり、全員の意見を聞いたわけではありません。私自身が、当日歩いていても、あまり韓国語は聞こえなかったように思います。

 

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