第3章 大地に根ざしたたくましい産業が躍動するまち

公開日 2013年03月15日

第1節 地場産業の複合化を図り、豊かな資源を力に変える

・市内外で開催されるイベントでの物産展への参加など、新たなビジネスチャンスを生み出す機会づくりに努めた。
・低迷が続く雇用情勢に対処するため、国の「緊急地域雇用特別交付金」の有効な活用を図った。

1. 中小企業振興事業助成金 (7商工費 1商工費)
 市内商工業者の自主的な経営努力を助長し、経済的・社会的地位の向上を図るために設立する中小企業団体を財政的に支援する。
 平成16年度は中小企業団体の新規設立はなかった。

2. 物産展参加補助金 (7商工費 1商工費)
 地場産品の宣伝及び販路拡大を目的とし、各都市で開催されるイベント等の交流を促し、新たなビジネスチャンスを生み出す機会をつくった。
 東千歳駐屯地物産展(千歳市 5月23日)
 NHKほくほくテレビ出演(札幌市 8月6日)
 白石区ふるさとまつり(札幌市 8月7日)
 白石の観光と物産展(登別市 9月4日・5日)
 秋の食彩フェア(登別市 9月19日・20日)
 白石市農業祭・登別展(白石市 11月6日・7日)
 その他、市内外で行われた各種イベントにて物産の展示即売を行った。

3. 新産業創造活動事業補助金 (7商工費 1商工費)
 中小企業者等で組織する組合、団体等が、地域の特性や技術などを活用した新技術、新製品、新サービス等を創出するために行う研究・開発事業などを支援し、複合産業の基盤をつくるとともに、新産業の創造を促進し、市内経済の活性化を図る。
 補助金交付件数 1件

4. 札幌のぼりべつ交流プラザ開催経費 (7商工費 1商工費)
 登別市にゆかりのある札幌在住の経済関係者(札幌のぼりべつ会)との情報交換を通して、市内企業とのネットワークを構築し、札幌圏との経済交流を図った。
 平成16年度札幌のぼりべつ交流プラザ開催
 開催日 10月8日(登別市) 参加人数 56人

5. 事業所内職業訓練助成金 (5労働費 1労働諸費)
 事業所内職業訓練事業に対し支援し、技能労働者の育成を図った。
 平成16年度職業訓練センター生徒入卒状況 入校生28人 卒業生16人
 ・ 養成訓練の推進
 実施科目  2年間  木造建築科、建築板金科、建築塗装科、建築設計科、
         1年間  経理事務科、OAシステム科
 ・ 委託職業訓練の実施  医療事務科 介護福祉サービス科
 ・ 建設業経理事務
 ・ パソコン教室(初級・中級)の開催 市民パソコン講座

6. 中小企業相談事業補助金 (7商工費 1商工費)
 市内商工業者の金融・経営・労働・税務、さらにきめ細かい相談業務の充実強化を行い、経営の安定発展を図った。
 相談事業 702件(巡回指導 261件・窓口指導 441件)
 講演会・講習会開催 個別指導 1回(参加者 10人)
 集団指導 7回(参加者 103人)
 金融の斡旋 (斡旋件数 105件・斡旋総額 868,840千円)
 その他  珠算・簿記・ワープロ検定
 創造的産業活動育成事業
 地域特産品調査業務委託事業
 登別市・白老町広域雇用創出クラスター担い手育成事業

7. 商工会議所事業推進職員設置補助金 (7商工費 1商工費)
 登別商工会議所が行う各種事業の推進及び関係機関との連携強化のため商工会議所に派遣する市職員に係る経費の一部を補助した。

8. 起業化支援事業補助金 (7商工費 1商工費)
 市内において、地域の資源や技術を活用した新たな地場産品の創出や新たな技術の事業化及び新たなサービスの提供を行う起業家の事業を支援し、市内経済の活性化を図った。
 平成16年度は補助金の交付実績はなかった。

9. 高校生のための企業見学会経費 (5労働費1労働諸費)
 厳しい就職状況におかれている高校生の就職活動を支援するため、室蘭市・登別市・伊達市の3市が合同で管内の企業見学会を開催するとともに、市内3高校の生徒を対象にインターンシップ(就業体験)事業を実施した。
 企業見学会 参加者数 227人(生徒201人、関係者26人)
 事前セミナー 4回開催
 見学企業数 12社
 インターンシップ事業 参加者数 87人
 一般企業、官公庁 57人
 ふれあい看護体験 30人

10. 労働振興事業助成金 (5労働費 1労働諸費)
 労働者の生活向上・職場環境の改善・雇用の安定確保・市民的要求課題の実現などの運動を推進した。
 組合員総数 1,158人(平成16年10月末現在)

11. 雇用対策救援事業費 (5労働費 1労働諸費)
 季節移動労働者の通年雇用と冬期就労の場の確保に努め、季節移動労働者やその家族の福祉を増進し、季節移動労働者の安定就労と社会生活の向上を図った。
 公共施設清掃分 6,520人工 27,751,500円
 冬期除雪分 1,864人工 10,036,519円

12. 勤労者特別融資積立金 (5労働費 1労働諸費)
 市内に居住する勤労者に対し、生活に必要な資金の融資の斡旋を行い、勤労者の生活安定と福祉の向上を図った。
 利用状況
 生活資金 18件 13,910千円  教育資金 5件  5,180千円
 合計 23件 19,090千円

13. 失業者再就職・起業化促進事業費(緊急地域雇用対策事業) (5労働費 1労働諸費)
 長期失業者を雇用の対象に公共施設の景観美化に係る整備事業を行うとともに技能習得を図り、失業者の中から起業化を目指す人材を養成した。
 婦人センター、札内高原館、ネイチャーセンター、市営牧場、奥の湯展望台などの公共施設を整備

14. 若年未就職者スキルアップ事業費(緊急地域雇用対策事業) (5労働費 1労働諸費)
 若年未就職者を対象に学校図書館の蔵書データベース化入力事務を実施するとともに、キャリア・コンサルタントを活用したOJTを実施し、早期の就職を促進した。
 市内中学校5校の学校図書館蔵書のデータベース化
 職業意識の高揚に向けたOJTの実施

15. 創造的産業活動育成事業補助金 (7商工費 1商工費)
 登別商工会議所が実施する中小企業経営革新セミナー・起業家セミナー・PPP研究会を内容とする創造的産業活動育成事業に対して補助した。
 中小企業経営革新セミナー
 中小企業経営革新セミナーの開催(2回)
 セミナー参加者への個別指導(指導件数3社×4回)
 起業家セミナー
 起業家セミナーの開催(1回)
 起業用ソフトの作成
 PPP研究会
 研究会の開催(3グループ×6回)

16. ものづくり創出支援事業負担金 (7商工費 1商工費)
 (財)室蘭テクノセンターが行う「ものづくり創出支援事業」に対し、市内中小企業等が活用した経費を負担することにより、中小企業の振興と地域経済の発展を目指した。
 平成16年度実績
 活用された「ものづくり創出支援事業」メニュー
 新製品・新技術開発の芽育成事業 2社
 国際標準機構(ISO)認証取得事業 3社

17. 新生活産業創出調査事業費(緊急地域雇用対策事業) (7商工費 1商工費)
 観光分野における新生活産業創出を目的としたニーズ調査を行った。
 調査事業の内容
 観光客の観光に対するニーズとりわけグリーンツーリズムや温泉が持つリラクゼ―ション機能などの分野における新生活産業の創出及び新たな観光モデルの構築など、観光振興施策の基礎資料となる観光ニーズ調査を実施した。

第2節 世界が集い、世界が楽しむ北の観光拠点をつくる

・ 長引く不況により、観光客の入込数に大きな影響を受けたものの、観光協会との連携による道内外の誘客活動や様々な集客キャンペーンにより、入込数の回復を図った。
・ 中国広州市と交した「友好交流促進都市」の盟約に基づく事業や西胆振地区及び札幌市との広域的な取組みによる国外観光プロモーション活動を行った。
・ 白老町や西胆振地域と連携し、道内や道外の観光客の誘客促進を広域で行った。

1. 観光開発基金積立金 (7商工費 2観光費)
 観光開発や観光振興に必要な財源を確保するため、積立をした。
 平成16年度発生利子額 59,533 円
 平成16年度末現在積立額 54,477千円

2. 登別観光協会助成金 (7商工費 2観光費)
 観光の健全な発展と振興、地域の活性化・国際親善に寄与することを目的としている(社)登別観光協会の運営のために助成した。

3. 観光振興特別対策事業補助金 (7商工費 2観光費)
 基幹産業である観光産業を強化するため、国内外における誘客宣伝事業を積極的に行うとともに、受入体制・環境整備の促進によるリピーター対策や観光情報の提供など誘客促進事業を支援するため(社)登別観光協会に補助した。

4. 登別ファンタジーロード創出事業費(緊急地域雇用対策事業) (7商工費 2観光費)
 道道洞爺湖登別線の分離帯等に多年草を植え、地域の景観向上を図った。
 施工場所
 道道洞爺湖登別線道央自動車道登別東インターチェンジ~紅葉大橋交差点間分離帯及び桜植樹帯、一部歩道道端等
 対象面積 471.99平方メートル(17カ所)
 施工内容 植栽、除草、施肥
 植栽植物 宿根ビオラ 5,000株

5. カルルス・サン・スポーツランド運営管理経費 (7商工費 2観光費)
 市民や観光客のスポーツニーズに対応するため、同施設の適正な維持管理を行った。
 開園日 4月24日~11月3日(開園日数164日)

6. 温泉供給施設維持管理経費 (7商工費 2観光費)
 上登別地区への安定した温泉供給を目的として、施設の維持や補修等を行った。

7. 市営カルルス温泉スキー場運営管理経費 (7商工費 2観光費)
 市民のウインタースポーツレクリエーションの振興を図るとともに、冬期間における観光客の誘客に資するため、同スキー場の管理運営を行った。

8. 登別市・白老町観光連絡協議会負担金 (7商工費 2観光費)
 登別市及び白老町の行政と両市の観光関連事業者で組織され、観光に関連する産業の振興と誘客促進に資するため、両市町の観光資源や施設、産業の連関を深め、当該地域の個性を生かした多様な観光地づくりを推進するため、協議会の費用を負担した。
 事業
 ・ 修学旅行用パンフレット送付事業
 ・登別・白老体験型観光実証試験事業(コタンナイト)
 ・ 福岡・広島誘客共同キャンペーン事業
 ・ 登別・白老体験ガイドマップ作成事業
 ・ 登別・白老広域観光誘客宣伝DVD作成事業(4カ国語)
 ・ 北海道観光ビジネスフォーラム出展事業

9. 観光ホスピタリティ推進事業補助金 (7商工費 2観光費)
 地域ぐるみで、訪れた観光客を温かくもてなすホスピタリティ精神の地域への浸透を図り、登別観光のイメージアップと誘客促進など観光振興に努めた。
 主な事業
 ・ ボランティアガイド実践活動
 活動日数173日、活動人員49人、活動延人員646人
 ・ ボランティアガイド養成講座の開催
 講義6日、現地実習6日、受講者11人
 ・ ボランティアガイド研修
 5回
 ・ 2004観光ホスピタリティ全道大会
 函館市 参加23人

10. 観光客誘致促進事業費 (7商工費 2観光費)
 登別観光を振興、推進するため、観光協会と一体となって誘客宣伝事業に取り組んだ。
○ 国外や道内における主な観光宣伝、キャンペーン
 ・ 台湾観光プロモーション
 ・ リンケージ・アップ フェスティバル(札幌)
 ・西いぶりフェアin札幌
○ 各種観光宣伝用パンフレット等の作成
 ・ 蛇腹パンフレットの増刷
 11.5万部(うち日本語10万部 英語1万部 韓国語5千部)
 ・ポスター増刷 600枚(2種類 各300枚)

11. 友好交流促進都市推進経費 (7商工費 2観光費)
 中国広州市と友好交流を促進し、地域レベルでの友好親善を深め、併せて観光振興を図った。
 ・ 登別市・広州市友好交流促進都市盟約締結3周年記念訪問
 11月4日~8日 公式訪問団13人、市民訪問団24人、3周年記念事業(記念植樹)
 ・ 友好交流促進都市への北海道観光PR事業の参加(広州市ほか)
 11月7日~12日

第3節 海と大地の恵みを力に変える

・農道の整備や草地整備など農業生産基盤の整備を図るとともに、札内高原館の適切な利用を図り、特色ある地場産品の開発に努めた。
・ 畜産業者による家畜排泄物の適正な管理と利用の促進を図るため、これらに取り組む関係団体を支援した。
・ 漁港整備の促進を関係機関に働きかけるとともに、漁場改良事業の支援を行うなど水産業の振興に努めた。

1. 農業経営基盤強化促進対策事業費 (6農林水産業費 1農業費)
 効率的かつ安定的な農業経営の改善を計画的に進めようとする農業者に対する農用地の利用集積やこれらの農業者の経営管理の合理化など、農業経営基盤の強化を促進するための措置を総合的に講じた。
○ 経営対策体制整備推進事業
 地域農業マスタープラン作成等検討会の開催
○ 経営改善支援活動事業
 農業経営基盤強化促進基本構想推進会議の開催
 基本構想推進アクションプログラム作成
 認定志向農業者支援活動
 経営改善情報収集・提供活動
 経営実態情報収集・提供活動
 農地流動化の実績
 農業経営基盤強化促進法による利用権の認定実績 賃貸借認定 91.2ha

2. 農業用施設等管理経費 (6農林水産業費 1農業費)
 既設排水路の修繕
 海岸吐口閉鎖除去等

3. 中山間地域等直接支払交付金 (6農林水産業費 1農業費)
 平成12~16年度事業内容
 a. 基本方針の策定
 b. 集落協定の作成
 c. 共同取組活動(共同利用機械の購入)
 ・ 農用地維持管理活動
 ・農道維持管理活動
 ・ 林地周辺下草刈り
 ・ 肥料散布用トラクター導入
 ・ 植栽事業の実施

4. 伊達市農業協同組合女性部補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 農業従事者の高齢化が進む中で、次代を担う農業者を確保するため、農業青年をはぐくみ、家庭を守る女性の活動に対し補助した。
 事業内容
 ・ 各種講習会、研修会の開催と積極的参加
 ・市場や関係機関関連企業の視察
 ・支部単位による研修会の実施
 ・ 日胆地区、全道の女性部大会への参加
 ・ 先進地視察

5. 登別地区農事組合補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 登別市、農協、農業改良普及センター等関係機関との連絡体制の確立及び組合員の意見集約・要望のとりまとめなどを行う農事組合に対し補助した。

6. 特定農山村地域市町村活動支援事業費(担い手農業者等支援事業) (6農林水産業費1農業費)
 次代を担う農業者が、農業経営に希望と意欲をもって取り組むことができるよう、各種研修会や講習会への積極的な参加を促し、経営感覚に優れた視野の広い農業者の育成に努めた。
 事業内容
 農業大学校(短期研修)への新規就農者や若手農業者の派遣
 各種研修会・講習会への担い手農業者の派遣
 畜産に関する学識経験者等を招いての講習会等の開催
 平成16年度実績 乳質改善講習会(乳房炎防除対策)への派遣
 バーンミーティング(搾乳及び洗浄等の日常作業)への派遣

7. 特定農山村地域市町村活動支援事業費(地域特産品調査事業) (6農林水産業費1農業費)
 特産品の開発研究に向け、インターネットによる不特定多数者を対象とした調査を行った。
 調査内容
 登別温泉をイメージした望まれる特産品 生乳を素材とした特産品
 肉類(牛肉・豚肉)を素材とした特産品 水産物を素材とした特産品
 特産品の購入価格 等
 調査件数 500件(登別商工会議所に委託して実施)

8. 乳質改善事業補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 酪農家が生産する生乳の乳質改善のため、巡回指導や講習会を行い、乳質に対する意識向上を図った。

9. 胆振西部乳牛検定組合補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 乳牛の資質改善と経営の安定を図るため乳牛能力検定事業を行い、安定的な酪農経営の確立に取り組んでいる乳牛検定組合の活動を支援した。
 補助実績 16年度 7戸 339頭

10. 市営牧場管理経費 (6農林水産業費 1農業費)
 草地維持管理事業  
 家畜防疫事業    
 牧場管理運営事業
 入牧期間 5月25日~10月30日(159日間)
 牧場利用頭数 牛 49頭  馬 5頭
 利用延頭数 牛5,132頭  馬 423頭
 利用戸数  牛 4戸  馬 4戸
 増体重 牛 740g/日 117.7kg(入牧期間)

11. 受精卵移植推進協議会補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 酪農及び肉用牛経営の安定と向上を図るため、受精卵の移植技術者養成及び受精卵移植による固体改良を進める受精卵移植推進協議会の事業を補助した。
 受精卵移植研究(体内受精卵移植・体外受精卵移植)
 受精卵採卵
 研修費他(技術資格養成講習会・研修会・講演会等)
 採卵助成 乳用種 21頭  採卵数 294個
          肉用種 23頭  採卵数 258個
 ※繁殖雌牛に血統の優秀な種牛の精子を人工受精し、他の牛に移植するための採卵をする。
 体内受精卵移植助成 乳用種 137頭 受胎率 59%
 肉用種 280頭 受胎率 66%
 体外受精卵移植助成 肉用種   3頭 受胎率 33%    
 ※血統的に優秀な受精卵を繁殖雌牛へ移植する。

12. 酪農ヘルパー事業運営補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 酪農経営の安定的な発展と生活環境の改善向上を目指す酪農ヘルパー事業に対し支援した。
 酪農ヘルパー利用組合加入農家数 9戸 酪農ヘルパー利用延べ回数 56回
 事業主体 伊達市酪農ヘルパー利用組合

13. 農畜産物製造施設整備事業補助金 (6農林水産業費 1農業費)
 地域農業の構造改革を進めていくために必要な施設や機械、器具などの整備事業を行う者を支援した。

14. 札内高原館運営管理経費 (6農林水産業費 1農業費)
 体験学習を通して地域間の交流を深めるとともに、体育館等の開放により札内地区におけるコミュニティーセンターとしての役割を担った。(有)のぼりべつ酪農館に委託して、運営管理と事業を実施。
 ・ 体験学習の実施
 バターづくり 参加者数  160人
 ・ コミュニティ施設(交流室、体育館等)の開放
 交流室   利用者数   583人 ( 12回)
 体育館   利用者数 1、708人 (131回)
 その他   利用者数   672人 (  7回)

15. 大家畜経営維持緊急特別対策事業に係る利子補給金 (6農林水産業費 1農業費)
 牛海綿状脳症(BSE)の発生により出荷等の影響を受け経営の維持が困難となった大家畜経営体に融資した経営維持資金について、融資機関との契約により利子補給を行った。
 平成16年度事業内容
 融資金額  30,000千円
 融資利率    2.435%
 利子補給率   1.425%
 利子補給額 205,551円

16. 畜産環境施設等整備事業 (6農林水産業費 1農業費)
 家畜排泄物の適正な管理と利用の促進を図るため、これらに取り組む関係団体を支援した。
○ 資源リサイクル畜産環境整備事業負担金
 事業実施主体 北海道農業開発公社
 事業内容 基盤整備 草地造成整備改良 7.7ha
 施設整備 堆肥舎 6棟 尿溜 3基
○バイオマス利活用フロンティア推進事業補助金
 事業実施主体 登別市堆肥利用組合
 事業内容 簡易堆肥化施設(バンカー型) 1基 堆肥保管施堆肥舎 1基
○ 簡易堆肥化施設整備事業補助金
 事業実施主体 登別市堆肥利用組合
 事業内容 簡易堆肥化施設 2棟(D型畜舎改修1棟、既存倉庫改修1棟)
○ 堆肥利用組合指導調整事業負担金
 事業実施主体 登別市堆肥利用組合
 事業内容 家畜排せつ物処理施設の整備に係る連絡調整
 簡易堆肥舎等の整備に係る連絡調整
 堆肥の製造、運搬、散布等の共同作業に係る日報作成等指導

17. 登別救難所事業運営補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 登別市地先周辺での海難事故防止及び救難活動を行うための登別救難所に対し補助した。
 海難事故防止啓発活動、救急・救助体制整備、定期訓練等。

18. 漁場改良特別対策事業補助金(ヒトデ等駆除) (6農林水産業費 3水産業費)
 登別市地先浅海の定着性漁業資源である北寄貝、サラ貝やエゾバカ貝の保護と増殖を図るため、これらの害敵であるヒトデ等の底棲動物の駆除を行った。
 事業主体 いぶり中央漁業協同組合(青年部受託事業)
 事業内容 籠漁業によるヒトデ等の駆除
 事業量  ヒトデ駆除量  19トン

19. エゾバフンウニ種苗放流事業補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 エゾバフンウニの5ミリ種苗を購入し、登別漁港内において中間育成篭で15ミリ程度まで育て、鷲別岬及び蘭法華岬等転石海域に放流を行い、増殖を図った。  
 エゾバフンウニ(5ミリ種苗) 20万粒購入

20. 登別漁港維持管理事業補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 登別漁港の軽易な維持管理と港内照明灯電気料を補助した。

21. 鷲別漁港維持管理事業補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 鷲別漁港の軽易な維持管理と港内照明灯電気料を補助した。

22. 漁業近代化資金利子補給金 (6農林水産業費 3水産業費)
 漁業経営の近代化を図るため、漁業近代化資金助成法に基づき「漁業近代化資金」として、北海道と登別市の承認を受けた資金について、国や道が行う利子補給等の措置に上積み措置を講じた。
 平成16年度 上期利子補給額 401,883円 下期利子補給額 409,387円

23. 漁業協同組合組織緊急再編対策事業補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 登別・虎杖浜・白老漁業協同組合の合併に伴い、漁協電算システムを導入し、本所、支所、荷捌所間をオンラインで結び、事業の効率化を図るとともに、地域水産物の販路拡大や漁業経営の安定を図る漁業協同組合に対し補助した。

24. 水産業振興対策事業補助金 (6農林水産業費 3水産業費)
 水産加工残滓や漁業雑肥の有効活用を図り、水産加工業者及び漁業者の産業廃棄物処理費の負担軽減を図るため、登別漁業協同組合が(有)胆振共同ミールの設備改修に係る借入金について行う利子補給に対して助成した。

第5節 市民の生活文化を支え、にぎわいと楽しさに満ちた交流の場となる商業をつくる

・中小企業の円滑な活動を支援するため、「中小企業特別融資制度」及び「中小企業特別融資利子補給金制度」を継続した。 

1. 商店街近代化事業積立金 (7商工費 1商工費)
 市内の商店街の近代化を図るため、北海道中小企業高度化資金貸付制度の対象となる商店街近代化に関する事業に対し、低利の融資を行う。
 平成16年度融資実績はなかった。

2. 中小企業特別融資利子補給金 (7商工費 1商工費)
 次の登別市中小企業特別融資制度の事業資金の融資を受けた者に対し、利子補給を行い、中小企業者等の育成・助長を図る。
 平成16年度の実績はなかった。
 利子補給率  小口事業資金 年1.0%  団体事業資金 年1.5%

3. 中小企業特別融資積立金 (7商工費 1商工費)
 中小企業の経営の安定化を図るため、低利の融資を実施した。
 中小企業特別融資資金
 一般事業資金、団体事業資金、小口事業資金、事業所開設資金、小規模商工業近代化資金

4. 住宅改良促進特別融資積立金 (7商工費 1商工費)
 住宅のバリアフリー化等の改良のため、低利な資金の融資を行い、併せて市内企業を利用することにより、地場産業の振興育成・雇用促進を図った。
 融資実績
 住宅改良  2件 5,500千円
 バリアフリー改良 0件    0 円

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